びわの葉治療院は痛みや症状の改善といった効果の特化した鍼灸院です
「年末年始の辛いぎっくり腰に、中国針とびわ葉温灸」
体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 謹賀新年。 今年も宜しくお願い致します。 今年も良い出会いが沢山ありそうです。 さて、 新年いきなり 腰痛患者さんの登場。 何でも、昨年の暮れの大掃除の際に、 バケツをヒョイと持ち上げようとしてやってしまったとか。 片足を引きずり、 歩くのもやっとな状態で、 座っているのも辛いとか。 問題は、仰向けで眠れない。 うつ伏せか横向きでしか横に慣れない。 これは、何とかしなければなりません。 というわけで、 早速治療開始。 痛い場所は限定しているが、 派生痛もチラホラ。 幸い、痺れ(神経様痛)は無いそうなので、 痛みをとるという方法を選択。 今回はコントロールしやすい中国針で・・・ よくある典型的な場所に刺します・・・ 数度の運針・・・ すぐに反応が来ました 皮膚表面に赤みがさしていますね。 かなり、反応が良く、血流が巡り始めている事が見受けられます。 打った瞬間、「ウオッ」と一声。 腰から足にドーンと響いたらしく、 足がビクッっとなっていました。 因みに、 刺鍼後に筋肉がブクッと締まるのを、 中国医学では、 「得気」 と称します。 これは、気の停滞が改善しつつある現象。 針と術者の気でもって、 この停滞を解き、導くという治療。 東洋医学は、 イメージの治療。 何処にどの様な流れを持っていくか。 患者と術者の気を通し合う治療であります。 病的な部分は、 気の流れが悪い。 これを専門的には、 「不通即痛」 といいます。 流れが悪くなると、 患部にエネルギーが巡らずに、 痛みや痺れが起こるのです。 逆に、痛みや痺れは、 危機的状態である事を知らせるサインでもあるのです。 この状況を軽く見て、 やたら滅多に、 鎮痛剤を投与しては良くありません。 この痛みが何かを考えて治療していかなければなりません。 次にパルス(電気通電) 筋性防御による筋の過緊張が働いているので、 少し、和らげてあげないといけません。 派生痛の影響もあったので、 ここいらにも・・・ パルスは初めてだという事でしたが、 かなり、お気に入りのご様子でした(⌒∇⌒) 次に仕上げのびわ葉温灸・・・ もぎたての葉っぱ・・・ 活きが良いモノを使います。 初めに、びわ葉をもってこうか迷ったのですが、 手が勝手に中国針を求めてしまった・・・ でも、結果的にはこれが正解でした。 患部~周囲にまんべんなく・・・ びわ葉は本当に温まりますよ~ やっぱり、間接灸の王様~ やっていると、 自分が受けたくなってしまう位、最高です。 当に、至極の時でしょうね。 しっかり温めたので、 これで終了です。 痛みもほぼ改善されたようです。 試しの起き上がりもスムーズでしたが、 ゆっくり動かされるようご指導させて頂きました。 「今日は痛みをとる事に集中したので、 治療は完全ではないので気をつけて下さい」 とお伝えして終了。 ご本人も、又来られるとの事でした。 真っすぐ歩いて帰られました。 急性腰痛の再発を防ぐには ギックリは慢性腰痛に多い疾患です。 昔、腰を痛めたとかという事が多く、 多くの場合、 痛みが治まったから、 自己判断で治療を中断した というケースが多いのが実情。 経験上、 特殊な状況を除いて、 いわゆる、ぎっくり腰という、 この手の急性腰痛の鎮痛は、 大概、上手くいく事が多いです。 しかし、 治療は痛みが治まったから終了ではなく、 治まってからの治療が最重要 だと言えます。 以下に、気をつける項目を書いときました。 ✔ 自己判断で治療を中断しない ✔ 寒暖に関係なく、中腰で物は持たない ✔ 季節変わりや多忙を極める時期は要注意 ✔ 少しでも、調子が悪いと感じたら、 すぐに治療をする癖をつける ✔ 適切な指導による筋力強化 ✔ 朝起きがけのくしゃみは、要注意!! 座るか、かがむべし 勿論これらを守っても、 起こる時は起こってしまうのがギックリです。 しかし、 気をつけておくのとないのでは大分違います。 前回のブログはコチラから http://bwnh.jp/risk/1682/#detail 完全個室空間でのじっくり治療。 冷えは万病の元!! びわ葉温熱と鍼のプロフェッショナル!! 当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。
今年も開催させて頂きます!!~ありがとう感謝治療~
!!今年も開催させて頂きます!! びわの葉治療院 ~ありがとう感謝治療~ 体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 今年もあとわずか・・・ 平成も最後・・・ 今年も、多くの出会いがあり、 お世話になりました。 その感謝を込めまして、 29・30・31日 の3日間だけですが、 今年も開催いたします。 この期間、 何と施術費が 約50%引き!! つまり、 90分(実質120分)9800円 が、 !!!5000円!!! ちょっと安い(*´Д`*)・・・ しかし、 今年も、感謝で終わりたい!! これで、やらせて頂きます!! あまりに低額なので、 プランはこれ一本に限定させて頂きます。 尚、当プランは 予約限定 とさせて頂きます 施術内容 【総合コース・選択可】 ・びわの葉温熱療法 ・鍼療法 ・指圧療法 ・温熱ドーム療法 ・耳針療法 価格 90分(実質120分) 9800円 ↓↓ 5000円 開催期間 29日 8:00~21:00(当日予約19:00まで) 30日 8:00~19:00(当日予約17:00まで) 31日 8:00~14:00(当日予約12:00まで) ご予約番号 070-6978-8351 又は bwnh.jp(予約フォーム) からお願い致します。 ご予約はお早めに!! 前回のブログはコチラから 完全個室空間でのじっくり治療。 冷えは万病の元!!びわ葉温熱と鍼のプロフェッショナル!! 当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。
「鍼と自律神経の関わり part④」
体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 めりい、くりすます 師走とはよく言ったもので、 サンタも走っている。 当方も、 毎日東西奔走の毎日です。 本当にありがたい事です。 そんなこんなで、 大分更新が伸びてしまいました(;´∀`) 今日はちょっと長いので、 ご容赦下さい。 鍼は刺激のプロ よく、鍼は即効性があるという事を言われます。 この即効性はどうして生じるのか? ちょっと、マニアックですが・・・ 治療の要となるのは、 やはり、 深部感覚 という部分が大きく関わっていると思います。 鍼やマッサージを受けた方は、 「ズーンと重い」 様な感覚を感じた事は無いでしょうか? 痛みとも、痺れとも異なる感覚・・・ 「効いた~」という感覚・・・ それが、「深部感覚」 というものであり、即効性を生む一因です。 そして、 次に 「刺激速度」 回復の速度に繋がります。 指圧などの治療でも、同様な効果がある場合がありますが、 一番の違いは、 直接的な刺激か、そうでないか。 ではないでしょうか。 鍼は、ツボに到達した瞬間から効果が生じます。 ツボにはまった瞬間、 「ビクッ」 と筋肉が動く・・・ この瞬間、気の詰まりを捉えて、流れが変わっている・・・ ちょっと、東洋医学的ですが、 いわゆる、「得気」 という状態です。 鍼で気の流れをコントロールしていると考えて下さい。 話を戻しますが、 これをより生理学的に見てみると・・・ 鍼刺激→深部感覚→脳→脳内ホルモン分泌↴ ↳自律神経系→筋・血管・内臓等弛緩 という経路を辿ります。 一方、 指圧やマッサージ、 圧刺激→皮膚感覚→深部感覚・・・・ とまず、皮膚からいかなければならない。 一級品の腕を持つ指圧師を除き、 一般的な技術では、 鍼と比べて、 どうしても、 時間がかかってしまいます。 しかし、 刺激が苦手な方や恐れが強い方にとっては、 こちらから始めても良いかもしれません。 話は戻りますが、 鍼は、 他の刺激よりも、 早く、深く 脳・自律神経系にアプローチでき、 交感神経(自律神経)の興奮を鎮める事ができる という点が特徴です。 鍼による精神疾患治療とは? 科学的にみた鍼刺激は、 交感神経の興奮を制御する という事です。 精神疾患に限らずほとんどの病気は、 交感神経が過度に興奮している状態が続いている と言われています。 外見的にみれば、 常に筋緊張が高まり、 頭頚部や背中が強ばっていたりします。 内面では、 常に交感神経がONの状態が続くという事で、 莫大なエネルギーを消費し続けているという事でもあるのです。 思考は乱れ、疲れやすく、よく眠れない、落ち着かない・・・ それ故、精神がより不安定となり、 余計症状が悪化してしまう。 倦怠感もあり、この状態を改善する手立てが見つからない、 負のスパイラルに巻き込まれてしまっている状態です。 更に、不安感や恐怖感などにより、 様々な外的な感覚に敏感に反応しやすい という特徴があります。 もし、この興奮を上手く抑えられれば、 体内は非常に喜ばしい事でしょう。 それが、 「心地よい」 刺激だとすればどうでしょう。 脳がその良い感覚を覚え、 比較的容易にリラックスしやすい状態に導く という事になります。 しかも、薬物と異なり、 強迫的・突発的な 依存性がないのも特徴です。 勿論、全てこの様に簡単に収まるわけではありませんが、 体が受け入れやすい刺激 更に言えば、 心地よい持続性がある刺激 というものは、 回復には非常に有効です。 施術者の技量も問われる部分ではありますが、 鍼にはこの様な可能性がたくさん含まれているのです。 前回のブログはコチラから http://bwnh.jp/risk/1694/#detail 完全個室空間でのじっくり治療。 冷えは万病の元!!びわ葉温熱と鍼のプロフェッショナル!! 当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。
「鍼と自律神経の関わりpart③」
体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 11月もそろそろ終わりです。 年末という雰囲気にもなってきました。 心なしか忙しくなってきました。 疲れを溜めない様に過ごしていきましょう。 過度の感情は、病の元 人間が生きていく上で、必要な自律神経。 自律神経が上手くかみ合っていないと元気に活動できません。 怒り・・・ 不満・・・ 喜び・・・ 落胆・・・ 悲しみ・・・ など・・・ これらの感情変化は、心身に緊張感をもたらす為、 ほんの少しであれば日常生活において必要です。 しかし、絶え間ない感情の積み重なりは、 過剰なストレス として自律神経系を狂わし、心身を蝕みます。 過剰なストレスは、 日を追うごとに心身にダメージをもたらし、 脳がその状態を記憶してしまう。 いつしか、 そのストレスが、 「恐怖」となり、 常に体に緊張感をもたらしてしまいます。 例えば、この様な症状・・・ 肩やお腹・背中が張って仕方が無い・・・ 揉んでも、すぐ硬くなる・・・ 胃腸が調子悪い・・・ 便秘がち・・・ 緊張すると便が緩くなる・・・ 気分が落ち込みがちになる・・・ 気力が出ない・・・ 疲れが取れない・・・ 風邪を引き易くなった・・・ ちょっと驚いたり・焦るだけで、手や脇に汗をかいてしまう・・・ 熟睡感が無い・・・ 早寝ができない・・・ 睡眠導入が上手くいかない・・・ 小食なのに体重が減りにくい・・・ ちょっとした事で、イライラする・・・ など、日常生活を送っていれば、 当たり前の事かも知れません。 たまたま・・・ 最近増えた・・・ と程度の感覚かもしれません。 しかし、 今までは、少し経てば、良くなっていたけど・・・ よく考えてみたら、何年も変わっていない・・・ その様な事はありませんか? 実際に7つ以上、あれば・・・ 上記の変化を感じ始めたら、 自律神経も疲れ気味かもしれません。 そろそろ真剣に、 体の声に耳を傾ける事が必要です。 これらは ストレス→(脳・内臓・免疫系) と影響を及ぼし、 少しづつ、気力・体力を削っていきます。 体の各器官を調整しているのは全て自律神経です。 どんなストレスも自律神経系を介して、各器官に情報伝達されます。 この自律神経も、ストレスに晒される事で、疲弊していきます。 つまり、調節不具合が発生する。 悪化すると、 「自律神経系の失調」 という状態になってしまうのです。 もう少し、 東洋医学的にも説明したいのですが・・・ 今回はこれにて・・・ 前回のブログはコチラから http://bwnh.jp/risk/1696/#detail 完全個室空間でのじっくり治療。 冷え体質と精神の回復!!びわ葉温熱と鍼のプロフェッショナル!! 当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。
「鍼と自律神経の関わり part②」
体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 今日は、 鍼の大嫌いな方が、 ようやく、観念 ( ノД`) あまりに調子が悪いと、 藁にもすがる思いにもなるのか・・・ 説得したわけではないのですが、 ついに、本人から鍼治療を求めてきました。 ギャーギャー喚くかと思いきや、 意外にもアッサリ。 本人が心底受けたいと思う時は、 治療者側としても、 本当に治療しやすいし、 効果も素直に出ると感じました。 終了後、 「足が軽くなり、へその下が温かくなった」とか 「気分が楽になったようだ」とか かなり不思議がっていました。 鍼ってそんなものなのです。 当たり前に思われている医療の問題 「精神疾患なら薬でしょ」 と思う方がほとんど。 最近では、カウンセリングや認知行動療法なども治療技術も発達していますが、 やはり、投薬が主体。 症状が激しい場合や進行を止めるなら仕方ありませんが、 実際、巷の医療機関では症状の大小に関わらず投薬が盛んなのも事実です。 当院でも、 鬱などの精神症状をお持ちの方が来院されます。 そして、ほとんどの方が、 「何年も病院で薬を処方されて飲んでいるが、 症状が未だ回復せず」 中には、 「以前より症状が進行している」 という事実があるのです。 無論、私の立場では、 診断や処方は、その道の専門医がおられるので意見は言えません。 しかしながら、 「どうしてそんなに長引くのだろうか?」 「そんなに薬漬けで良いのか?」 「こんなに薬が必要なのか?」 純粋な疑問と同時に、 将来における、薬の弊害に対する恐怖も持ち合わせています。 そして実際、 患者様の多くが、 「本当は薬は飲みたくはない」 「減薬して治す方法は本当にないのか?」 という声も多いのも実情なのです。 多様な治療の可能性を求める声 実は、上記の様な声こそ、 重要なテーマ であると思っております。 薬をあまり使わないで回復する 薬と様々な治療をマッチングして回復する これが可能なら、多くの方にとってどんなに有益だろうか。 そして、 これこそ多くの方が求められている答えだと思うのです。 東洋医学的見地からしても、 鍼灸が果たせる役割があるのか? 鍼灸がどこに注目しているのか? これらの疑問に応えていく必要があります。 次回に続く・・・・ 前回のブログはコチラから http://bwnh.jp/risk/1678/#detail 完全個室空間でのじっくり治療。 冷え体質の改善!!びわ葉温熱と鍼のプロフェッショナル!! 当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。
「鍼と自律神経の関わり part①」
体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 久しぶりの投稿です(;・∀・) 最近、精神関係の仕事が多く、 鬱や依存という症状に鍼を用いた治療をしています。 今回は、それに因んだテーマです。 自律神経の興奮を抑えると人はハッピーになれる 自律神経を整えると健康に良いとか聞いた事はないでしょうか? 自律神経失調症だとか色々病名がありますが、 そもそも、 自律神経って一体何なのか? という事があります。 究極な所を言うと、 自分の身体や精神が 快適か不快か? という事に尽きます。 心や体の調子が良い状態は、自律神経が正常な状態。 悪ければ、どこかに異常があるという事と言えます。 もうちょっと詳しく説明すると、 自律神経とは、大きく分けて2つに分類されております。 それは、 交感神経と副交感神経。 色々な所で目にされる事があるのではないでしょうか? 交感神経は興奮を司る。 副交感神経は安定を司る。 という働きをします。 お互いで調整しあっているのですが、 実際は交感神経だけが上がったり下がったりして調節します。 「か~っ」と怒りや興奮という状態、交感神経が興奮している時になります。 焦り、苛立ち、運動時などこの様な状況下では、常に交感神経が活発に働いています。 少しの興奮は健康には必要ですが、 長引くと・・・・ 血管や心臓をバクバクさせ、内臓機能は低下させてしまいます。 慢性的な便秘や下痢という状態の要因の一つにもなってしまいます。 更に、冷え性もそう。 交感神経は一気に興奮状態にもっていきますが、長続きしません。 体温も一気に上昇し、交感神経の興奮が治まると一気にダウンしてしまいます。 この体温の落差が慢性化する事で、 体温中枢に影響を及ぼし慢性的な体温低下を招くのです。 一方、副交感神経はどうしているのかと言えば、 副交感神経は、上がったり下がったり、ほとんど変動しないのです。 昔、勉強していた時に、これが中々納得いかなかったのを覚えています(;・∀・) どうして、副交感神経は変化しないのか? この答えは、治療に携わって初めて納得しました。 副交感神経まで、上がったり下がったりしたら人間生きてはいけません( ノД`) しかも、そうなったら治療ができない・・・ どこが、正常だか判断できない状態になってしまいます。 生き物ってよくできております。 一定の位置に固定され、 交感神経の興奮が治まった時だけ効果を発揮します。 睡眠時や深呼吸してリラックスしている時、 自然と交感神経の興奮は緩やかに低下し、 副交感神経の安定機能が働いているのです。 体の平安を維持するには、 交感神経を如何にコントロールできるか が重要となってきます。 だから、あらゆる治療においても、交感神経のコントロールが肝心なのです。 今回はこの辺で・・・ 前回のブログはコチラから http://bwnh.jp/risk/1660/#detail 完全個室空間でのじっくり治療。 冷え体質の改善!!びわ葉温熱と鍼のプロフェッショナル!! 当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。
「これからの季節、冷えやすい場所にお灸を ②」
体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 まだ、暑く成ったり寒くなったりと気候が安定していません。 こういう時の人間の身体というものは、 衛気(体表面を守る気)が損耗しやすいので、 すぐに、外邪(西洋医学で言う感染)の侵入を許してしまいます。 特に、今の時期の邪気は色々気候が混ざっていて不安定なので、 鼻、喉、熱などの風邪に加え、胃腸に直中など種類が豊富です。 風邪になる前に、まずは予防。 ツボなら風呂にでも入って大椎を良く温め、 生薬ならハチミツ・桂枝・生姜などを取り入れのがベスト。 ちょくちょくやって予防に役立てましょう。 灸の王者、びわの葉灸 さて、前回の続き。 灸療法は、当院でも状況に応じて使い分けますが、 個人的な好みは、やはり間接灸。 火傷による火傷痕や感染なども危険を回避する意味でも良い。 その間接灸の中でも、びわの葉温灸。 灸の効能は、 熱 匂い もぐさ です。 間接灸は、 熱 匂い もぐさの下に当てる物質 です。 このもぐさの下に当てる物質によって、効能が違ってくるのが特徴。 ニンニク・塩・味噌など色々あり、どれも良い効果を期待できますが、 びわ葉は別格な存在。 びわ葉は、古代から鎮痛・腫物の類の薬としてインドでも重宝されていたそうです。 時を経て日本に伝来し、日本人のとある坊さんが、びわ葉の上に灸を乗せて治療されたとか言われております。 はるか昔は、お坊さんは博学でエリートでした。 医学なども身に着けていたので、治療もできたのだとか。 初めて、この治療に出会った時、 びわ葉に対して、何だかとてもすごい力を感じたのを覚えております。 私が弟子入りした治療院では、 青森や北海道など日本各地からたくさんの患者さんが来院されていたのを覚えています。 その方々の多くがガンや悪性腫瘍などで、びわ葉温灸に頼って来られていたのには驚愕しました。 びわ灸の底力 独立開業したての時、まだまだ未熟な技量の中、治療せねばならなかった時、 びわの葉灸のおかげで、患者様の悩みに対してびわの力に助けられたのを思い起こします。 自家製の太く硬い棒灸から出る強烈な熱が、葉を通じて体をよく温めます。 そして、びわの葉が熱された時に出るアミグダリンという物質。 鎮痛・抗酸化・抗ガン・抗腫瘍作用などをもたらします。 アミグダリンの効果・効能に関しては、色々と論じられていますが、 個人的には、臨床を通じて結論から、 多くの方の様々な疾患の痛みに対して貢献してきた事から、 非常に有効な治療法と考えております。 特に、冬場に傷めた筋肉や内臓等の疾患やリンパ系に起こる問題に本当に助けられました。 急性腰痛などでは鍼で、お決まりの場所に刺して、一晩寝れば大抵回復するのですが、 慢性痛や内臓痛・神経痛などでは、中々思うようにはいきません。 その様な時、びわ葉温灸は本当に役に立ちます。 あと、鍼の刺激に耐えられない体力の方や刺激に敏感で苦手な方は、 お灸の中でも、刺激と熱量調節が容易なびわの葉温灸が良いのではないかと思います。 前回のブログはコチラから 「これからの季節、冷えやすい場所にお灸 ①」 完全個室空間でのじっくり治療。 冷え体質の改善!!びわ葉温熱と鍼のプロフェッショナル!! 当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。
「これからの季節、冷えやすい場所にお灸 ①」
体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 ようやく秋らしい気候になってきました。 この時期、夏と違って温かい物が気になる季節。 夏のお灸と言えば、暑苦しいイメージしかないので、 灸より鍼の方が目に行きがち。 しかし、急に寒くなったりしてきたので灸への関心も増えてきます。 今回は、お灸です。 灸にも種類がある 灸というと鍼灸の世界では、マイナーです。 煙がでたり、匂いが付くなど少し使いづらい印象がありますが、 様々な温熱機器の中で一番効果がある療法なのです。 灸の方法は2つあり、 1つ目は、体にもぐさをに直接のせる直接灸。 2つ目は、せんねん灸などが有名ですが、もぐさを葉、塩、ニンニクの薄切りなどの上に載せる間接灸。 があります。 両方、それぞれ特徴があり、 前者は、もぐさが燃えた時に生じる成分が鎮痛効果をもたらし、 皮膚に火傷を起こった際の回復力を疾患そのものに転用します。 一方、後者は、もぐさが皮膚に直接当たらない分、もぐさの効能が期待できませんが、 熱さが苦手な方にとっては利用しやすいお灸です。 繰り返し温める事で患部の深部まで火傷せずに熱を到達させる事ができます。 更に、熱によりびわ葉などの成分が流れ出て、 体内に浸透していく事で独自の薬効が期待できます。 養生法としての灸 養生法は、食事・呼吸・運動など様々な方法がありますが、 灸は昔から、養生法として非常に効果的な方法でした。 その方法として、「足の三里に灸をする」というものあります。 足の三里とは、足の膝の皿の少し下にあるツボ。 昔から、「医食同源、健康の要は脾胃が丈夫である」と言われています。 その脾胃を健康に保つのが「足の三里」のツボ。 昔の人は、灸を三里に据える事で、消化吸収を促進させ健康維持に役立てたというものです。 前回のブログはコチラから 「東洋医学で診る:ガンと免疫の考え方」 完全個室空間でのじっくり治療。 冷え体質の改善!!びわ葉温熱と鍼のプロフェッショナル!! 当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。
東洋医学で診る:ガンと免疫の考え方
体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 おはようございます、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 台風が去り、台風が又来るような・・・ その様な予報です。 涼秋にて、風邪の方がチラホラ見えてきました。 変化に気をつけていきたいところです。 さて、この間ノーベル医学賞に本庶先生が選ばれました。 素晴らしい事です。 しかも、本庶先生は以前このブログの「ガンと免疫の話」で紹介したオプジーボの開発に関わった方。 オプジーボは、「免疫チェック阻害薬」の商品名ですが、第三のガンの薬として注目されてきました。 「ガンである事を示す特定の蛋白質を暴く薬」 ガンは自分がガンであるという事を示すたんぱく質を隠してしまう事で、T細胞からの攻撃を免れる術を知っています。 この隠した蛋白質を解除する事で、体内の防御機構である免疫細胞がガンを明確に区別し、攻撃できるようになる。 その様な事を紹介したかと思います。 メラノーマに対して認可されたのを皮切りに、現在は様々なガンに対して認可され始めているとか・・・ ノーベル医学賞が確定したとなれば、よりこの薬は認知され広まっていくでしょう。 ガンは倒した後が重要 如何なる方法にせよ、 手っ取り早く、正確にガンをとる事ができたらそれに越した事はありません。 しかし、 問題はその後にあります。 体力の問題。 言い換えれば、自己治癒能力と自己強化。 忘れてはいけないのが、 標的を攻撃しても、 実際の身体はガンの時と同じ体質だという事。 ガンが除去されただけで、状況は安心ではないのです。 相談に来られる方に、よくお話するのが、 言うなれば、 再発を防ぐには、どの様な体作りが必要になのか? という事に関心をもってほしいという事です。 人によっては、ヨガ・運動・サプリを始めるとか色々あるとは思います。 しかし、ここで考えなくてはならない事は、 自分の体質がどの様なものなのか? という事を見つめなおし、それに良い方法を探す事。 以前と同じ生活習慣を繰り返せば、又同じ事になりかねません。 しかし、多くの人は、病気は一過性な物だと考えがちです。 再発は、病威・体力などの面において、以前に比べてより強敵になっていきます。 病気は終わった後をどう生きていくかが重要なのです。 前回のブログはコチラから 「鍼灸という選択肢」 完全個室空間でのじっくり治療。 冷え体質の改善!!びわ葉温熱と鍼のプロフェッショナル!! 当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。
「鍼灸という選択肢」
体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 秋の長雨・・・ 台風が繰り返しきて、やがて秋が深まっていく。 その様な季節がやってきました。 鍼灸は肩こり・腰痛だけのモノなのか? 鍼灸と言えば、 「腰が痛くって・・・」 「肩こりが・・・」 というのが定番です。 それは、鍼の即効性による所が多いからだと思われます。 痛い所に、「ドスンッ」と決まる鍼の刺激は、 鍼の感覚を知った方なら、 あの心地よさを思い起こす事でしょう。 小一時間前まで、痛くてどうしようもなかったあの痛みが、 鍼の一刺しで改善していく・・・ 薬も使わないで、どうして痛みが改善するのか? と思った方もおられるはずです。 勿論、これも鍼の真骨頂ですが、 本来の鍼はこの様な物だけのものではないのです。 体質という問題を改善していく 鍼灸はその昔、古代中国で行われてきた経験医学の賜物です。 何億の民の身体から得られたデータをまとめ、体型化して今に伝わった医学です。 人体とは自然環境そのもの。 世に山谷があり、時に気象変動により、流れが阻害され膨れ上がり壊れたりする様に 人も又、食事・生活・気象の影響を受け体の流れが被害を受けます。 その思想から、体を治す。 究極の自然医学でもあるのです。 肩凝り、腰痛などは疾患の一部分に過ぎません。 勿論、器質的な体の異常は難しいですが、 日常生活が原因で体の異常が生じた疾患であれば、 内臓や精神に関しても整える事ができる医学なのです。 それは、現代においても通用しています。 人間のエネルギーの流れを診る医学 鍼灸とはその流れを阻害する物を整える事を目的とした医学です。 人体は気象同様、流れが停滞すると問題が生じます。 健康であるという事は、気が正常に流れているという事。 何かの原因で気の流れが異常になり、症状として現れます。 気が病んでいる状態、即ち「病気」と言います。 その様に考えると、 その原因を整えれば、気の流れが元に戻る。 これが「元気」です。 「元気」とは、気の本来の姿。正常な気の流れを示しているのです。 日本では、戦後の医学統制で鍼灸のみで定着していますが、 本来は、方剤(漢方)・手技(指圧など)・鍼・灸の4つで構成されています。 それらを上手く混合させて効果を上げるのが一番良いのですが・・・。 その中でも、鍼灸は直に問題となっている箇所に直接刺激を送り込めるという事ができるのが特徴。 言い換えれば、問題となっている気の乱れに直接アプローチできる技術でもある事から、 比較的早く、停滞又は過剰な流れを調節する事ができるのです。 前回のブログはコチラから 「冷え性が運動しても改善しない理由とは」 完全個室空間でのじっくり治療。 冷え体質の改善!!びわ葉温熱と鍼のプロフェッショナル!! 当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。
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