びわの葉治療院は痛みや症状の改善といった効果の特化した鍼灸院です

「挫滅症候群による手指麻痺の治療経過 part1」

体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 最近、当院で治療を受けられる患者さんは精神障害を併発している方が多く見られます。 精神疾患は難治性のものが多く、症状を抑える為に薬物治療はかかせません。 しかしながら、その弊害も多く、 特に精神薬を常用する方の運動麻痺が目立ちます。 脳の興奮を薬で調節するという事は、 何かしらの弊害(副作用)も出るという事です。 双極性障害や統合失調症など、 主症状が強い場合は、現症状に対応すべく薬物治療が重要です。 それ故、多少の副作用は仕方ない部分ではあります。 しかしながら、治療者側にとっても副作用との折り合いは非常に難しい課題です。 今回は、珍しい症例で「挫滅症候群」にまつわる症例報告です。 左手指麻痺のT様(34歳)の治療 患者情報 T様(34歳)男性 主訴:左手指挫滅症候群による運動障害及び感覚異常 所見 障害部位:左母指の母指外転筋・母指対立筋麻痺      運動神経麻痺(橈骨神経・正中神経) 運動障害:母指の橈側外転・伸展障害      掌側外内転障害   この仕事を初めて、今まで色々な症状に出会ってきました。 内科的・整形外科的な内容を含め、 教科書で見る様な症状から、こんなのがあるのかという様な驚くべき症状まで。 今回の症状も初めて目にした時は驚きでした。 「挫滅症候群」という症状は、別名「クラッシュ症候群」と言い、 ある一定時間を越えて、体の一部分を持続的に圧迫する事により、 患部の血流が停滞し細胞が壊死してしまい、 その圧迫から開放された後に起こる様々な症状を言います。 最近の例では、地震などで崩れた瓦礫により身体の一部が長時間圧迫された事によるものが有名です。 圧迫状態が長期化し多岐に渡るものでは、 最悪なケースでは、ショック死もある事例もある程です。 今回は、睡眠導入剤による長時間睡眠により圧迫が起こった事例です。 当初は以下の様な症状でした。 これは、長時間の圧迫により血流が阻害され、 毛細血管外に水分が漏出し、皮下に貯留した状態だと思われます。 当患者さんは、睡眠導入剤を常用しておりました。 その日もいつもの様に飲んでいたそうです。 しかしこの日は体調が悪く、突然睡魔に襲われ、 正しい睡眠姿勢がとれぬ状態のまま床に崩れ落ちるように眠り落ちてしまい、 その時、胸部肋骨に左手を挟むようにしてうつ伏せになってしまったそうです。 ご本人の報告では20時間程寝ていたとの事。 その長時間の体の重みで長時間手指を圧迫してしまったのではないでしょうか。 この状態だと感染の危険性もあるので、 自分ではむやみに水を抜いてはいけません。 医療機関にて適切な処置を受けなければなりません。 その後、医療機関での処置で水分が無くなりましたが、 手指には運動マヒが残ってしまったという事です。 そして、現在の状態。 罹患後の通常の状態 正常な手 正常な手と比較するとどうでしょう。 母指の腹の部分に違和感がみられます。 ググっと内側に引き込まれて、 母指の根元の骨が浮き上がっています。 これは麻痺の特徴です。 これは圧迫を受けた母指の筋肉が神経麻痺により、 拘縮する事で骨を引き上げている為にこの様に変形しているのです。 感覚的には、新品の野球グローブをはめた親指の状態です。 新品のグローブをはめると、 母指(親指)の根元から、手の中心に引き込まれるような感じがします。 この時の状態は、 親指の根元が立っている状態。 いわば怪我をしない様に固定されている状態となります。 話は戻りますが、 母指の開きが悪く、 母指の筋肉が拘縮してしまっている状態のままです。 中指も麻痺が残り、 示指側に筋拘縮が起こっています。 運動検査をした結果、 手関節は正常ですが、 母指・中指に運動障害があり、 更に痺れと疼痛を伴う感覚異常が診られます。 このままだと、物がつかめず生活の質が低下してしまいます。 早急な治療が求められます。 今回はこの辺にて・・・・   前回のブログはコチラから http://bwnh.jp/risk/2022/#detail 完全個室空間でのじっくり治療。 冷え体質の改善!!びわ葉温熱と鍼のプロフェッショナル!! 当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。

「脊柱管狭窄症術後後遺症の痺れ・疼痛改善:T・A様(55歳)part2」

体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 秋になってきました。 あのジメッとした感覚が朝はない。 サラリとした風がサーッと抜ける感じが秋を感じさせます。 季節に応じ継続的な治療は重要 針で一発で回復できたら、 針灸師冥利に尽きます。 藤枝梅安の様な針師を目指すところですが、 実際は、 一発で回復できる事もあれば、そうでない事もある。 慢性疾患になれば、継続的にやらねばよくなりません。 現在、T・A氏は週に二回のペースで進めています。 治療当初に比べ、どうしても痛いという感覚は無くなったご様子。 しかしながら、 雨の日など、 湿気が体に影響を及ぼしやすい日は重だるさはあるようです。 脊柱管狭窄症等は、 その構造上、 脊髄神経の通路である故に密閉状態。 脊髄内部は、髄液で満たされており、 その内圧は一定に保たれ、外部とは遮断されているとはいえ、 湿度によっては、内圧に変化をもたらす可能性があります。 梅雨、台風、秋雨、春前など気候変動に応じて、 痛みの感覚が変化する時期です。 更に、 精神状態もダウンしがちで、 当然不安にもなりがちです。 不安が痛みを増幅する・・・ モノは治っているのに「イタイ、イタイ」という方・・・ 現場でもとてもよく見かけます。 痛くない事も痛いと思ってしまうのか? はたまた、実際に痛いのか? この感覚は本当に判断しがたいものがあります。 お守りの如く、湿布を貼りまくっている方をお見受けします。 貼る事で多少の変化があるのでしょうが、 それで本当に改善できるのでしょうか・・・ 多くの調査から、 この様な痛みは、 実際の痛みとは異なるという話。 本当に痛いのとは別で、 記憶で痛がっている・・・ 記憶での痛みという感覚というものがあるのです。 実は、脳が痛みを決めている 子供の頃入院していた時の経験で、 骨肉腫で脚を切断した方が、 切断した脚を痛がっていた光景を覚えています。 切断した傷口を痛がるのではなく、 その先の無いはずの脚が痛い。 これは、幻肢痛という症状で、 記憶の中の痛み。 「記憶が痛みを再現している」 「記憶の痛みが痛さの不安を煽る」 多くの場合は、 痛みに対する「恐れ」。 「恐れ」が痛みを増幅させている。 痛みの再現を記憶で引き起こしているケースがあります。 自分で痛みの感覚をコントロールする 今回の患者様も痛いからと言って、 鎮痛剤の投与や湿布を良く使っておりました。 実際、それを行っても痛みが消えなかった・・・ 何故か? それは、記憶からの痛みだった可能性があるからではないでしょうか。 記憶での痛み・・・ 先に述べた、「痛みという恐れによる痛み」です。 では、「恐れ」をどの様にしてとればよいか? ここも回復には重要なポイントという事になります。 プラシーボ効果という言葉があります。 所謂、偽薬を「特効薬」と称し患者に飲ませる。 すると、不思議と治ってしまったというケースです。 ウソでも信じれば真実になる。 というのもありますが、 これは、薬効ではなく体内の自己回復力によるものです。 薬を飲む行為による安心感によって痛みを改善に導く。 精神的な感覚で、痛みをコントロールできるというもの。 「病は気から」 という言葉もあるように、 過度な不安や恐怖は、 交感神経を興奮状態にし、 体の緊張状態を高めてしまいます。 これを針灸でどうするのか? 薬ではない針灸がどの様にして、 痛みそのものの改善に役立つのだろうか? 針にオプジーボ効果を持たせる? 今回はこの辺にて・・・・ 前回のブログはコチラから http://bwnh.jp/risk/1996/#detail 完全個室空間でのじっくり治療。 冷え体質の改善!!びわ葉温熱と鍼のプロフェッショナル!! 当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。

「東洋医学の現場から:たまには自分治療:足底腱膜症」

体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 最近、天気も良いので、運動日和。 週末にいつもキャッチボールをするので、 ココの所、時間を見つけては投げていました。 身体の調子が良い時はバンバン投げるので、 つい調子に乗りがち。 そうしたら、やはり痛みが・・・。 毎日、トレーニングは積んでいるので、イケると思ったのですが。 しかも、痛いのが肩ではなく、別の場所。 なんと、足の裏 踵(かかと)に近い場所。 いわゆる、 足底腱膜症になってしまったのです( ノД`) 自分としては珍しい。 朝起きがけが特に痛い(>_<) 最近段々痛みが増している様な・・・ 中々収まる気配がない・・・ 今思い起こせば、 左投げの際に、 左の踵に重心をかかり気味だった様な・・・ 何か変な違和感があった様な・・・ 右投げの時はそうでもないので、 恐らく、フォームが正しくなかったからではないかと思います。 フォームって大事。 どんなスポーツするにせよ。 正しい姿勢が怪我のリスクを下げる。 分かっちゃいたのに、 今更ながら・・・ 身をもって知ってしまった。   自分のケアを開始 患者さんの事だと、 外から見る分、分かりやすいのですが、 いざ自分となると、中々どうして。 適当にやってしまう。 悪い癖です。 というわけで、治療せねば。 このような足底腱膜周囲の炎症は、 股関節や足に負担がかかり過ぎる人に起こりやすい疾患。 ストレッチや固定及びインソールなどをまめにして、 しばらく、安静にするのが鉄則。 でも、そうも言ってられない・・・ 炎症も慢性化しているので、 今回は、鍼か・・・ でも、足裏って非常に痛い。 しかも、足の裏に直刺しはできないので、 足の側面から踵骨に沿わして入れていくので、 めんどくさい。 どう考えても痛いのでやめておきます。 でも、どうしよう・・・ 待てよ、 炎症には最適な武器がある事を忘れていました。 「びわ葉温熱!!」 そうです、 これ売りにしているのに、 自分に使わないとは何とマヌ~な。 という事で、温熱開始。 [caption id="attachment_1548" align="alignnone" width="150"] びわ葉用意して・・・[/caption] [caption id="attachment_1549" align="alignnone" width="150"] 自家製棒灸に点火!![/caption] [caption id="attachment_1550" align="alignnone" width="150"] 熱が大分いい感じダ[/caption] [caption id="attachment_1551" align="alignnone" width="150"] いざ、温熱開始!![/caption] [caption id="attachment_1552" align="alignnone" width="150"] 何度も繰り返し注熱~[/caption] 足の裏だったのに、意外に熱かった (´;ω;`) 効かせるために、何度もジリジリと限界までやりました。 このジリジリがたまらない(*´Д`*) このジリジリが痛い所に届くまで・・・・ 30分はやったかな・・・ やった直後は、まだ痛みが残っていたのですが、 やはり、効果ってすぐには出ない。 数時間後でないと回復って来ないんだな~ と改めて実感。 今朝は大分良い感じ。 「びわ葉」ってスゴイ!! 思わず小躍り (ノ・ω・)ノ(ノ・ω・)ノ(ノ・ω・)ノ しばらくは、隠忍自重するかな・・・ と思いました。 そんな事、すぐ忘れてしまう。 今日もちょいと投げてしまった・・・ 痛みが緩和されたので「ちょっと試しに・・・」 なんて甘かった・・・ (>_<)(>_<)(>_<) 又痛くなってしまいました ( ノД`)( ノД`)( ノД`) 又治療する羽目に・・・     前回のブログ   「東洋医学の現場から:現代医学のガン治療と東洋医学との接点 part2 ちょいと寄り道、ガンと免疫のお話」はコチラから   完全個室空間でのじっくり治療。びわ葉温熱と鍼のプロフェッショナル!! 当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。

治療体験談 「十二指腸潰瘍の痛みが楽になりました。」 M・S様48歳

体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。   今回は、現在当院にて治療中の十二指腸潰瘍(48歳女性)の体験談です。 [caption id="attachment_1110" align="alignnone" width="169"] Jpeg[/caption] 本文 「仕事の疲労・ストレスが溜まりがちで便秘でした。 元々、胃下垂気味で時々下っ腹が痛みがあり、 先月病院で診察した所、十二指腸潰瘍だという事でした。 以前、友人が胃炎でびわ灸を受けて良くなっていたので、私も受けてみようと思いました。 今回4回目の治療です。 前回辺りから、大分痛みも軽くなり、食欲も戻ってきました。 痛みのない気持ちの良い治療です。 受けた後、しばらくするとスーッとした気分が良いです。 以前あった重い感じは無くなりました。 今後は便秘改善にも挑戦していきたいと思います。」 M・S様当院のご感想ありがとうございました。 痛みも大分落ち着き、食欲も出てこられたのは何よりです。 まだ回復途中なので今後はゆっくり食生活には注意していくと良いですね。 これからも生活改善と共に治療して参りましょう。 胃腸は早期に対応を 胃や十二指腸は消化吸収においても非常に重要。 胃腸は繊細なので、精神的な影響が反映されやすいのが特徴です。 治療では、胃腸、そして肝周囲にもケアが必要です。 潰瘍が治りきらない状態や少し調子が良くなったからといって、治療を中断してはいけません。 放って置くと、再発を重ね、重病のリスクを高めてしまいます。 改善に努めましょう。 痛みに対して、びわ葉温熱療法は非常に効果的 びわの葉は鎮痛効果が非常に高いと言われております。 強調すべきは、「びわ葉+温熱(灸)」の組み合わせ。 ✔ 温める事で末梢血流を促進させ、痛んだ組織を回復させる。 ✔ 熱により変化した葉成分による鎮痛効果が更に患部を和らげる。 慢性痛に対しては、末梢血管を拡張させる事が非常に重要です。 特に、内臓痛・関節炎・術後の後遺症などの症状を放って置くと、慢性痛の原因にもなります。 回復した後のケアにも注意して再発を防ぎましょう。   本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。

「筋肉のコリにも違いがある。3つのタイプ 後編① なかなかとれない背中のコリからの解放。RT様の体験談」

体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 普段何気ない日常で、ふとした瞬間に痛みや張りを感じる。 特に激しい運動やどこかにぶつけた覚えもないのに・・・。 その様な経験をされた事はございませんか? 何気ない日常に突如発生する痛みは、実は体の中から発しているのかもしれません。 今回は、前回の体験談を元にもう少し詳しく、痛みや筋肉の張りにおける原因をご紹介したいと思います。   筋肉の痛み・緊張は何らかの病的信号を発している!! 筋肉など体の表面に異変を感じる場合があります。 それは、常に何らかの情報を体が教えてくれているのです。 体はセンサーの塊。 内臓なども常に体の様々な部位に情報を発しています。 何か調子が悪いと思えば感覚として感じる事ができる。 ですから、内臓の状態に何か異変があるとすぐに救難信号が現れる。 例えば、皮膚の状態など。 肌荒れがあれば、内臓のどこかが疲弊している証拠。 十分な栄養を肌に供給できない原因があるといえます。   「3種類の過緊張」 筋肉においても上記の様な現象が起こります。 痛みとして感じる事や激しい緊張を伴うものもあります。 ここでは経験上よくみられる筋肉の緊張について3つご紹介致します。 1 運動機能障害 2 自律神経 3 内臓体性反射   1 運動障害による筋肉の張りとは? 運動をし過ぎたり、運動時に怪我をしてしまった経験があると思います。 その時、筋肉の状態はどうなっているのでしょうか。 椎間板ヘルニアや関節障害を経験をされた方ならおわかりでしょう。 ・痛くて動けない。 ・力が入らない。 症状の程度に差はありますがこの様な状態ではないでしょうか。   例えば、肩関節を痛めてしまった場合。 肩が上がりません。 何故か? 痛いからでしょうか? もう少し掘り下げて考えてみましょう。 痛みは優れた防御システムに必要 具体的には以下の様なメカニズムが働いております。 [caption id="attachment_784" align="alignnone" width="1024"] Jpeg[/caption] 損傷付近の神経が、「これ以上負担をかけると危ないよ」という情報を脳に伝えます。 脳ではその情報を痛みとして理解し、体の動きに制限をかけるよう命令します。 つまり、運動制限がかかるのです。 運動制限をかけないともっと悪くなってしまいますからね。 逆に痛みがなければとんでもない事になってしまいます。 神経は別のルートを使って損傷した付近の筋肉を自動的に緊張状態にさせます。 患部周辺の筋肉が硬くなっているのは、こうした機序により起こる現象なのです。   痛みの変化に応じて治療も変えていく。   痛みが激しい急性期に来院される患者様は、患部が硬い。 逆に、痛みのピークを越えて来院される患者様は大抵患部の緊張が緩和しています。 当前ですが治療においても、その症状の度合いに応じて、刺激量も変えていかねばなりません。   急性期の激しい痛みでは適切な処置を施し患部は温存すべきです。 でも、急性期を脱して、痛みが緩和してきた慢性期では逆に動かしていかねばなりません。 いわゆる、リハビリ期。 状態によりますが、多くの場合、この期間に適切な治療や運動療法を導入する事が必要です。 逆に痛いから動かさないと患部の血流が滞りがちになるので、悪循環になってしまいます。 この期間で不安があるなら、積極的に治療者に質問をしてみると良いと思います。   痛みや張りというのは嫌なもの。 でも、体の不調を教えてくれている重要な信号なのです。 それをよく考えずに鎮痛をすればとりあえず安心というのはあまり良いとはいえません。   次回は自律神経による筋緊張をご紹介していきたいと思います。   本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。

「精神的ストレスからの背中の痛みにご注意!!前編 しつこい頭痛と背中の張りからの解放。RT様の体験談」

体調不良予防対策について_墨田区鍼灸院 こんばんは、墨田区の鍼灸びわの葉治療院の諏訪です。   今回は、頭痛と背中の張りで悩むRT様の体験談です。 [caption id="attachment_779" align="alignnone" width="150"] Jpeg[/caption] RT様 「長年頭痛に悩まされていましたが、ハリにマッサー ジにとていねいな治療を頂き、久しぶりに夜ゆっくり と眠る事が出来ました。 普段不安に思っていた背中の痛みなどについても 相談にのって頂き、感謝しております。」 RT様 当院のご感想ありがとうございます。   RT様は、頸から背中一帯にかけて、筋肉がゴムの様な連続的な緊張状態でした。 カウンセリングを通じて、長時間労働・ストレス・睡眠不足などが原因と分かりました。 日常生活全般を通じて、自律神経の過緊張がずっと続いておられたようです。 触診では、緊張状態がひどく、刺激に対し非常に敏感でした。 今回は温熱療法を中心に頭部への鍼治療を行わせて頂きました。 汗をかき過ぎないように温度調節をし、リラックスする状態に導く事が必要です。 今後は、今までの治療を継続しつつ、更なる緊張緩和に努めていきたいと思います。   「精神ストレスに有効的な温熱と頭部への刺鍼」   精神ストレスでは、後頭部や背中の筋肉群に強い緊張が見られます。 交感神経が高まり筋肉が常に緊張しています。 それ故、刺激には敏感に反応してしまいがちです。 過度な緊張は、一度高まると中々収まらないので、刺激量には注意が必要です。 当院では、温熱療法と頭部刺鍼を積極的に導入しております。 全身を温熱ドームで温め、軽く発汗を促します。 又それと併用して、頭部への刺鍼を行います。 「えっ、頭に鍼を刺すの・・( ゚Д゚)!」 ちょっと驚かれるかもしれませんね。 しかし、かなり効果があるのです。 交感神経が興奮状態の時、脳も興奮しています。 頭に血が上るという言葉もある様に、脳はヒートアップしています。 特に頭皮や後頭部辺りはパンパンに張っている事が多いのです。 鍼をする事で、頭に血液が正常に流れ、頭皮の硬さがとれていきます。 「脳がリラックスする事で、交感神経が鎮まり、副交感神経が優位になる。」 脳の興奮が鎮まれば、全身の筋が弛緩し、リラックスできるのです。 「筋肉のコリの原因を分析する」 筋肉が緊張するという事は、何らかの原因があります。 原因を知らず、筋肉のコリを闇雲に揉んだりすると余計緊張させてしまう事があります。 どの様な原因が根本にあるのか?   次回は「筋肉のコリにも3つのタイプ。 後編 なかなかとれない背中のコリからの解放。RT様の体験談」です。 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。

「冷え性は病の始まり。冷え性改善に真剣に取り組むTY様の体験談

体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。   今朝は雨でした。 でも、そんなに寒くなく、春らしさ感じる日でした。   今回は、冷え性改善に取り組むTY様(30代女性)の体験談です。     [caption id="attachment_765" align="alignnone" width="150"] Jpeg[/caption] TY様 本文 「足のむくみがひどくて来院しました。 元々冷え性を自覚していたのですが、温熱ドームとても気持ちよかったです。 あまりに気持ちが良いので入っている内に眠ってしまいます。 冷え性の人には絶対オススメです!! 治療後のカウンセリングで運動療法と食事内容を指導して頂き、 重だるいお腹の張りはなくなりました。 これからも宜しくお願い致します。」 TY様 当院のご感想ありがとうございました。 来院当初は、お腹の冷え、足首まわりにもむくみがありましたね。 今は、運動療法も自宅で行って頂いている為、大分むくみはない様で安心致しました。 今後は問題の「冷え症」ですね。 TY様の「冷え性」は慢性冷え性です。 食生活改善と運動療法でこれからも一緒に頑張りましょう(⌒∇⌒)。   「食生活の重要性」 当院ではカウンセリングにて、食生活の見直しをお願いしております。 当ブログでも食事の事を度々触れております。 来院される冷え性の患者様の半数以上が食生活に問題があります。 例えば、10~20代の時、食生活で朝食を十分摂っていない方など。 ダイエットブームもありファスティングなどありますね。 ダイエット自体、手法的には間違ってはいないと思います。 しかし、その方の体質にあったダイエットを心がけるべきです。 そうしないと後々、体に影響を起こしかねません。 特に、サプリメントの摂り方は気をつけるべきです。 その方に本当に必要かどうか考える必要があります。 まずは食生活を見直す事から始めましょう。 「病気は過去からやって来る」 自律神経の乱れや体調不良など。 過去の乱れた生活の繰り返しによるものが大半です。 例えば、乳ガン。 発症に至るまで10年位の年月がかかると言われています。 生活の乱れが、免疫力を弱め、体温を下げてしまいます。 結果として、ガン増殖の下地を作っしまう・・・。 勿論、遺伝的要因など様々あります。 遺伝で病気になったとしても、どうでしょうか? 普段の免疫力が強化されているかいないかで予後は異なります。 日々の生活様式が反映されている事は疑いのない事実です。 今から改善できる事を見直していく事が重要だと考えております。  

「何をやっても肩が張ってしょうがない。本当に肩こり?深部に潜む別の病気かも」

首肩治療対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 ようやく三月に入りましたが、まだまだ寒い日が続いております。 春が近づいてきてつい気が緩みがち。 この様な時期だから要注意!! 色々な疾患が発症しやすい時期でもあります。 いつもの肩こりだと決めつけず、よく診てみたら意外な事実が。 今回は、首肩痛で来院され、別の病気が判明したY様の体験談です。 [caption id="attachment_755" align="alignnone" width="150"] Jpeg[/caption] 本文 Y様 50代 「肩こりがひどく来院したのですが、まさか、心臓に問題があったとは思いもよりませんでした。 すぐに、専門医を勧められ検査したところ狭心症でした。 今は病院で適切な処置を受けて状態は安定しております。 本当に助かりました。 ありがとうございました。 腰痛もあるので、これからも宜しくお願い致します。」 Y様、当院のご感想ありがとうございました。 肩が痛いという事で来院され、お話を伺いました。 以前、別の整体や接骨院でも治療されていたそうです。 カウンセリングの中で「もしや」と思い舌診と脈診をさせて頂きました。 特に、脈に異常があったのを思い出します。 左肩の異常と相まって、専門医にかかるようご提案させて頂きました。 何よりも早期発見に繋がったのは、非常にうれしい限りです。 引き続き体調管理で当院でもできる限りサポートさせて頂きます。 「カウンセリングの重要性」 施術前カウンセリングは症状の把握にとって重要です。 お話を進める中で、意外な情報を得る事もございます。 今回はたまたま、疾患に繋がるキーワードがあてはまったケースでした。 患者様の既往歴や家族歴などをお聞きしますが、治療の際に重要な情報となります。 病気を未然に防ぎ、早期対処のお手伝いができた事を感謝しております。 「内臓痛は表面に出る」 これは、臨床ではよく見かける内臓体性反射といわれるものです。 内臓の異常状態があると、神経を通じ表面に痛み(放散痛)として発するというものです。 Y様の様に左肩に違和感を覚えたりする場合です。 でも、肩こり程度なら本人も気づく事なく日常を送ってしまいがちです。 放散痛は片方だけ起こる様な特定の条件があります。 例えば、胃が荒れていたりする場合。 反応は足の前脛骨筋(足三里)付近や胃の左後ろ(胃兪・脾兪)辺りに出現する事が良く知られております。 感覚としては張った様な感じもしくは痛み。 更に、疲労感・ゲップ・胸やけ・口角のひび割れなどもあります。 体はこの様なサインを発する事が多く、非常に重要な手がかりです。 この様なサインを無視して、市販薬に頼りきってしまうのは危険です。 サインは無視しない事!! 更に悪化してしまう可能性もあり得ます。 異常を感じたら、軽視せず適切なアドバイスを受ける事も重要です。 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。

「寒い今こそ、本気で冷え症を改善してみませんか?」ー冷えを克服し、長年の便秘から解放された40代のW様の体験談ー

体調不良予防対策について_墨田区鍼灸院 こんばんは、墨田区の鍼灸びわの葉治療院の諏訪です。   冷えを克服し、長年の便秘から解放された40代のW様のご感想 [caption id="attachment_683" align="alignnone" width="150"] Jpeg[/caption] 文面 「便秘が改善しました!! 初めて温熱ドームとびわ灸をを試した時は、正直どの程度効果があるのか不安でした。 変化を感じたのが前回です。 ドームで寝ていた時に「ググッと」腸が動いたのには驚きでした。 又、日々の入浴法など細かく説明して頂いたのが良かったと思います。 今度は「冷え性」もなおしていきたいです。 これからもお願いいたします。」 W様、当院のご感想ありがとうございました。 今回で4回目のご来院という事になりますね。 初めて、お会いした時は、顔色も優れず、お腹の触診でも硬さを感じ、辛い状態でしたね。 当院のメソッドに耳を傾けて頂き、素直に努力されて便秘が改善された事に喜びを感じております。 正直、3度目での結果には少々驚いております(⌒∇⌒)。 冬はまだ続きますが、この状態を維持し更に改善できるよう当院もサポートをさせて頂きます。   「本当に必要な事は治療を受けた後の自己ケア!!」 当院では、自己治癒能力を如何に引き出していくかが重要と考えております。 その場でいくら痛みや症状を改善させても、それが長く続きません。 治療効果を生かすも殺すも治療後の自己ケアが大切だからです。 「楽しく改善していきましょう!!」 患者様の個々の状態に従って、必要な食事や運動法などをご紹介しております。 日常生活で取り入れやすい方法を詳しくお伝えし、実践して頂く事で、治療は完成すると言えるからです。 お伝えする中で「こんな事知らなかった」「面白そう」などの声を頂く事があります。 「楽しく、改善していく」これが当院の目指すところです。 自分の状態が日々改善する事は大きな楽しみにもなっていきますね。   本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。
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