びわの葉治療院は痛みや症状の改善といった効果の特化した鍼灸院です

「変形性股関節症 骨頭置換術後後遺症緩和例:55歳 K様 part1」

体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 日本を蹂躙した大型台風。 大きな傷跡を残した形になりました。 台風の影響で低気圧が残り、体調を崩す方が続出しております。 注意したい所です。 季節変わりや、大気圧の変動は関節や筋骨格に大きな影響を与える事が知られています。 これらの変動は、血圧・神経・筋・結合組織に大きな変化をもたらし、 その環境に順応するまでに時間がかかります。 正常な人間でも、体調の変化を感じ、「重だるさ」「気鬱」な状態を持ちます。 手術後や古傷を持つ方によっては長く続く事もあり、 関節痛なども長くだるさやジワジワと痛みが増すという事もあります。 今回は、先天性股関節疾患による症状で、 「股関節臼蓋形成不全による骨頭置換術後後遺症の疼痛」 鍼治療による疼痛緩和をご紹介致します。 股関節の問題 股関節は、非常に堅固に守られた関節です。 骨盤の臼蓋に大腿骨の骨頭がはまり、その周囲を靭帯や筋肉が幾重にも覆う関節です。 関節窩は深い為、大腿骨頭がスッポリと埋まり、バレイや運動選手など特殊な人を除き、肩甲上腕関節の様に広い可動域はありませんが、脱臼が起こりにくい構造をしております。 しかしながら、生まれながらにして臼蓋が未発達な場合があり、完全にはまらない場合もあります。 その場合、関節の可動域は狭まり、開脚が困難となり、運動制限が生じ、体重を十分に支える事が難しくなります。 その為、体重の分散を図る為に、周囲の筋肉は硬化し、骨盤や腰椎のバランスが正常な場合よりも変化します。 それにより、少しの運動や過重によっては、股関節部、腰部、仙腸関節などに負担が加わり、運動障害や痛みを生じる事があるのです。 その痛みが強くなったり、炎症度合いによっては、手術をしなければならない事もあります。   手術後の体内変化 股関節の手術も非常に発達し、短期間の入院で済むようになってきました。 とは言え、置換手術ですので身体への影響は、年齢や体質など個々の状態により大きく異なります。 股関節部分は、上半身の体重を維持し、歩行時にかかるエネルギーは莫大なものです。 筋と筋の繋がる部分でもあり、同じ長さで置換したと言えども、微妙な所では感覚が異なるもの。 大体は日が経つごとに筋肉も弛緩し、回復するのですが、年齢や環境によっては回復が上手くいかない事もあります。 多くはリハビリでの回復です。 稀にリハビリを行っても、違和感や痛みにに悩まされている方をお見受けします。 この、ちょっとした違和感。 微妙な痛みと違和感の解消。 整形では中々言葉にできない違和感です。 というよりも、どの様に説明したら良いのか分からないというのが本音ではないでしょうか。 自分でしか理解できない痛みとも不快とも言えぬ違和感。 これをどうにかしたい。 針に来られるケースは、その様な場合が多いのです。 これらは、実質的な痛み、体内環境変化、精神的感覚が混在している事があるのです。 針の鎮静効果は、物理的精神的不快感の緩和に役立ちます。   今回はこの辺で・・・       前回のブログはコチラから http://bwnh.jp/risk/2004/#detail 完全個室空間でのじっくり治療。 冷え体質の改善!!びわ葉温熱と鍼のプロフェッショナル!! 当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。

「朝起きたら、激痛だった首が回復」ー S様男性の体験談 ー

体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 おはようございます、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 ここの所、天候が良くありません。 つい最近まで夏の余熱を感じていた為、いきなり寒くなっていささか体もこの変化に驚いております。 さて、今回は体験談。 急激な季節変化、特に寒くなり始めの季節にはありがちな疾患についての体験談です。 「朝起きたら首が・・・」 S様 男性 本文 何度かびわの葉にお世話になっております。 今朝起きたら、突然左首に激痛と痺れが・・・。 痛いのと動かないのとで、どうにもならず、会社を休んでこちらにお世話になりました。 腰痛以来の治療でしたが、いつもながらびわ葉はよく効きます。 頭や首と背中までじっくり温めて頂き、今は随分楽になりました。 一日ゆっくりすれば楽になるだろうという事で、おすすめの銭湯にこれから行ってきます。 ありがとうございました。 S様、ご感想ありがとうございます。 冷え込みが強くなったり、暖かくなったりと秋口は変化の激しい時。 体調もその変化についていけず、油断すると感冒や筋骨格系の痛みを起こしやすい時期です。 秋は大きく分けて2種類の季節がある 「燥」と「寒」 前者は夏の終わりから秋の中盤まで。 後者は秋の中盤から冬の初旬まで。 今回は、特に「寒」そして、連日の雨で「湿気」もあり、首肩の筋・骨に影響を与えたものだと推測されます。 疾患が起こりやすい所は、自分の弱い部分。 「古傷が痛む」という言葉があります。 過去に怪我や痛めた部分は体全体から診ると、気血の流れが弱い部分です。 外見上は回復しても、完全には元に戻らない。 特に、良く動かす部分は損耗もあるので、完治とはいかないもの。 「風燥暑湿寒熱」はその様な場所を犯しやすいのが特徴です。 季節変わりの時期は特に注意しましょう。   今回のケースでは、元来S氏には、頚椎を傷めた経験がおありでした。 そして、「寒湿」が上半身を襲った事で症状が悪化してしまいました。 患部及び周辺が冷え込む事で血流が阻害され、激痛と可動できない状態に陥っていました。 治療方法としては、「寒に対しては熱療法」という治療法を選択いたしました。 という事で「びわの葉温熱療法」の登場。 びわ葉による「鎮痛効果」と熱療法による「血流促進効果」をする事で患部の気血の鬱滞を解消し「寒湿」を排除する。 マッサージやアジャストメントでも改善しますが、その時は施術前に患部を十分に温める事が重要です。 いきなり、「バキバキッ」は禁忌です。(自分でできるからといっても止めましょう。) 特に患部に激痛がある時は自分では対処しないようにしましょう。 前回のブログ「女性必見!!40代から行う抗酸化対策!!part1」はコチラから 当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。

治療体験談 「十二指腸潰瘍の痛みが楽になりました。」 M・S様48歳

体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。   今回は、現在当院にて治療中の十二指腸潰瘍(48歳女性)の体験談です。 [caption id="attachment_1110" align="alignnone" width="169"] Jpeg[/caption] 本文 「仕事の疲労・ストレスが溜まりがちで便秘でした。 元々、胃下垂気味で時々下っ腹が痛みがあり、 先月病院で診察した所、十二指腸潰瘍だという事でした。 以前、友人が胃炎でびわ灸を受けて良くなっていたので、私も受けてみようと思いました。 今回4回目の治療です。 前回辺りから、大分痛みも軽くなり、食欲も戻ってきました。 痛みのない気持ちの良い治療です。 受けた後、しばらくするとスーッとした気分が良いです。 以前あった重い感じは無くなりました。 今後は便秘改善にも挑戦していきたいと思います。」 M・S様当院のご感想ありがとうございました。 痛みも大分落ち着き、食欲も出てこられたのは何よりです。 まだ回復途中なので今後はゆっくり食生活には注意していくと良いですね。 これからも生活改善と共に治療して参りましょう。 胃腸は早期に対応を 胃や十二指腸は消化吸収においても非常に重要。 胃腸は繊細なので、精神的な影響が反映されやすいのが特徴です。 治療では、胃腸、そして肝周囲にもケアが必要です。 潰瘍が治りきらない状態や少し調子が良くなったからといって、治療を中断してはいけません。 放って置くと、再発を重ね、重病のリスクを高めてしまいます。 改善に努めましょう。 痛みに対して、びわ葉温熱療法は非常に効果的 びわの葉は鎮痛効果が非常に高いと言われております。 強調すべきは、「びわ葉+温熱(灸)」の組み合わせ。 ✔ 温める事で末梢血流を促進させ、痛んだ組織を回復させる。 ✔ 熱により変化した葉成分による鎮痛効果が更に患部を和らげる。 慢性痛に対しては、末梢血管を拡張させる事が非常に重要です。 特に、内臓痛・関節炎・術後の後遺症などの症状を放って置くと、慢性痛の原因にもなります。 回復した後のケアにも注意して再発を防ぎましょう。   本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。

「腸のポリープが小さくなった。」M・T様45歳(女性)の体験談。

体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 暑くなったかと思えば、夜は冷え込んだりで体調管理が難しい季節です。 往療でも体調を崩されるケースが増えております。 油断すると風邪をひきやすいので注意しましょう。 さて、今回は体験談です。   [caption id="attachment_1083" align="alignnone" width="169"] Jpeg[/caption] 本文 「腸にポリープができて、悪性との境界線と診断されました。 経過観察中に自分でも何かしたいと思い、びわの葉温熱治療を受診させて頂きました。 以前、痔をこの療法で治して頂いているので、今回もお願い致しました。 週2のペースで3か月行い、この間の検査でポリープが小さくなっているとの結果でした。 これも、びわの葉のおかげだと思っております。 これからも通わせて頂きます。 先生、いつもありがとうございます。」 M・Y様 当院のご感想ありがとうございました。 腫瘍が小さくなっていたのには、本当に良かったです。 施術者側から言うのも変なのですが、びわ葉の力にはいつも驚かさせて頂いております。 いつも何かの力を貸して頂いているそんな力を感じてなりません。 びわ葉には抗酸化作用や抗腫瘍作用が備わっている。 びわ葉の効能については、 当コラムにて何度も触れていますが、抗酸化作用・抗腫瘍作用。 これらの作用が強く働きます。 この効能により、腫瘍を縮小させ、細胞の酸化を防ぐ。 腫瘍は、末梢での栄養分を吸収します。 ガン細胞などでも、自分に必要な栄養分を確保させる為に血管を作成します。 非常に狡猾で他の細胞の栄養を横取りするこのガン細胞は、少しずつ支配領域を拡げていく非常に厄介な存在です。 腫瘍も悪性に変化すれば、ガン組織同様、他の正常な組織を阻害し人体に悪影響を及ぼします。 私たちが日々できる事は、栄養をきちんと摂り、日常生活を送る事。 そして、必要なら原因である患部組織に対しびわ葉温熱治療を日々習慣づける事が重要です。 熱とアミグダリンを末梢にまで行き渡らせる事で、彼らの生命線である血流環境を破壊します。 正常な細胞を酸化から救い、免疫細胞を産生する。 活性化された免疫細胞が腫瘍組織を攻撃する。 この様にして、腫瘍組織の活性が阻害され、壊死が始まります。 重要な事は治療の手を緩めない事。 一度、始めたら継続的な治療が大切です。 耐性ができる前にある程度治療を継続し、腫瘍を押し込めるのも治療には必要です。 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。

「頸が痛くてどうしようもない。I様の体験談 」

首コリ不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 5月になって気温がグングン上がってきました。 ゴールデンウイーク位から気温変化が激しくなります。 水分補給をしつつ体調管理に気をつけたい所です。   さて、本日はお客様の声。 首の痛みから解放され、予定していた登山ができるようになった I様の体験談です。   [caption id="attachment_967" align="alignnone" width="169"] Jpeg[/caption]   本文 首が曲がる様になりました。 ハリ治療が初めてだったので緊張しました。 初めて刺された時、すごく「ドーン」ときて 思わず叫んでしまいました。 あれには驚きでした。 でも、翌日には痛みが消え曲がる様になったのはうれしかったです。 おかげで登山も行く事が出来ました。 教えて頂いた首の運動もやっております。 ありがとうございます。 I 様当院のご感想ありがとうございます。   初めての鍼でしたので、ちょいと驚かせてしまいました。 今回のケースはいわゆる「ストレートネックによる頚部痛」というものです。 急性ですと就寝中の枕の位置や体勢、気温変化などが頚椎に影響及ぼす場合発症します。 又、肩痛疾患や悪い姿勢などの生活習慣がある場合でも起こりえます。 今回は発症して速やかに受診されたので、比較的症状も軽度に落ち着いたのは良かったです。 幾度が頚部痛を発症をされているので、運動療法を推奨させて頂きました。 肩こりからの首痛に注意!! 頸・肩疾患に多いのが、いわゆる肩こり症。 多くの方がお悩みかと思われます。 肩と脊骨は筋肉で吊られています。 肩の疲労が蓄積すると、脊椎も引っ張られ周囲の筋肉も反発します。 特に連なる頚椎はその影響を受けやすい。 肩周辺から脊柱に大きな負担がかかってしまいます。 注意しなければならないのが、ストレートネック。 ストレートネックとは頚椎が真っすぐになってしまう状態。 [caption id="attachment_432" align="alignnone" width="300"] Jpeg[/caption] 本来頚椎とは前弯しているのが正しい状態。 それが、真っすぐになってしまう。 図のようにうつむき加減の状態になってしまう事が多い。 スマホやPCのある生活ではよくある症状となっています。 しかし、よくあるとは言え、適切な対処をしないと危険。 というのも、脊椎は中枢神経の通り道。 この歪みは脳ー中枢神経系にも大きな影響を与えるからです。 症状は、頚椎の角度・気温湿度・筋肉の状態・疲労度などによって様々。 症状が非常に幅広く、生活に大きな影響を及ぼします。 例えば、 視力低下・思考低下・頭痛・めまい・吐き気・けだるさなど精神状態にも悪影響を与えてしまいます。 さらに、 うつ病を始め精神疾患を併発しやすい事も挙げられます。 今後、梅雨の時期などでは症状も悪くなる事も多いので注意が必要。 一度、ストレートネックになってしまうと中々その形状を戻す事は難しくなってしまいます。 特に自力での回復は危険です。 そして、首の治療に長けた治療師に相談する事をお勧めします。 間違った方法で行うと更に悪化させてしまいます。 首の筋肉自体が繊細ですので要注意です。 ご自身がストレートネックかどうか分からない場合は信頼できる施術院でのご相談を推奨致します。 早期発見、早期対処で首を守りましょう!! 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。

「一日のリセットをきちんとしよう!!過労により、汗がかけなくなってしまった。R・Y様の体験談」

体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 桜も満開で、見頃を迎えたというのにこの雨・・・。 雨で桜も落ちてしまうそんな天気でした。 今週末には、遅まきながら花見でも思っているのですが・・・。 桜、もってくれるでしょうか?   さて、今回は、患者様の体験談「過労で体調が変わってしまった」というお悩みです。 [caption id="attachment_912" align="alignnone" width="1440"] Jpeg[/caption] 本文 過労気味で睡眠が浅い状態が続いていたので定期的にお世話になっております。 最近ようやく体調が上向きになってきたので実感しております。 お風呂に入っても汗が全くでなかったのも、少しづつですが汗もかけるようになってきております。 体調に変化が現れた事で、気持ちも前向きになってきました。 以前より眠りやすくなっています。 これからもよろしくお願いします。 R・Y様当院のご感想ありがとうございます。 ここのところ、大分調子が落ち着いてこられたようですので安心しております。 以前は疲れが表情に表れ、落ち着きが無かった感じでした。 問題は「汗がかけない・・」という事でした。 以前は、熱いお風呂でも汗が出ない・・・ そんな事がありました( ノД`)。 でも、当院の温熱療法を繰り返され、自宅で行う自己トレーニング法をご提案させて頂きました。 熱心に実践して頂けたのは良かったです。 お風呂でも「汗が出てくる」ようになったのは非常に良い兆候です。 新陳代謝が悪いと、精神にも大きな影響が出てしまいます。 今後、運動なども取り入れて、少しずつ体調を戻していきましょう。     汗をかく事の重要性 当院では、自律神経過敏な方にはお風呂に十分浸かるようお勧めしております。 以前、効果的なお風呂の入り方についてご紹介しましたが、やはり治療以外でもリラックスする事が大切です。 湯船でゆっくり浸かり、汗をかく。 リラックスと共にデトックスをする。 心も体も、一日のリセットを必ず行う事が重要です。   次回は、体験者からの質問「活性酸素とは?」です。 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です

「筋肉のコリにも違いがある。3つのタイプ 後編① なかなかとれない背中のコリからの解放。RT様の体験談」

体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 普段何気ない日常で、ふとした瞬間に痛みや張りを感じる。 特に激しい運動やどこかにぶつけた覚えもないのに・・・。 その様な経験をされた事はございませんか? 何気ない日常に突如発生する痛みは、実は体の中から発しているのかもしれません。 今回は、前回の体験談を元にもう少し詳しく、痛みや筋肉の張りにおける原因をご紹介したいと思います。   筋肉の痛み・緊張は何らかの病的信号を発している!! 筋肉など体の表面に異変を感じる場合があります。 それは、常に何らかの情報を体が教えてくれているのです。 体はセンサーの塊。 内臓なども常に体の様々な部位に情報を発しています。 何か調子が悪いと思えば感覚として感じる事ができる。 ですから、内臓の状態に何か異変があるとすぐに救難信号が現れる。 例えば、皮膚の状態など。 肌荒れがあれば、内臓のどこかが疲弊している証拠。 十分な栄養を肌に供給できない原因があるといえます。   「3種類の過緊張」 筋肉においても上記の様な現象が起こります。 痛みとして感じる事や激しい緊張を伴うものもあります。 ここでは経験上よくみられる筋肉の緊張について3つご紹介致します。 1 運動機能障害 2 自律神経 3 内臓体性反射   1 運動障害による筋肉の張りとは? 運動をし過ぎたり、運動時に怪我をしてしまった経験があると思います。 その時、筋肉の状態はどうなっているのでしょうか。 椎間板ヘルニアや関節障害を経験をされた方ならおわかりでしょう。 ・痛くて動けない。 ・力が入らない。 症状の程度に差はありますがこの様な状態ではないでしょうか。   例えば、肩関節を痛めてしまった場合。 肩が上がりません。 何故か? 痛いからでしょうか? もう少し掘り下げて考えてみましょう。 痛みは優れた防御システムに必要 具体的には以下の様なメカニズムが働いております。 [caption id="attachment_784" align="alignnone" width="1024"] Jpeg[/caption] 損傷付近の神経が、「これ以上負担をかけると危ないよ」という情報を脳に伝えます。 脳ではその情報を痛みとして理解し、体の動きに制限をかけるよう命令します。 つまり、運動制限がかかるのです。 運動制限をかけないともっと悪くなってしまいますからね。 逆に痛みがなければとんでもない事になってしまいます。 神経は別のルートを使って損傷した付近の筋肉を自動的に緊張状態にさせます。 患部周辺の筋肉が硬くなっているのは、こうした機序により起こる現象なのです。   痛みの変化に応じて治療も変えていく。   痛みが激しい急性期に来院される患者様は、患部が硬い。 逆に、痛みのピークを越えて来院される患者様は大抵患部の緊張が緩和しています。 当前ですが治療においても、その症状の度合いに応じて、刺激量も変えていかねばなりません。   急性期の激しい痛みでは適切な処置を施し患部は温存すべきです。 でも、急性期を脱して、痛みが緩和してきた慢性期では逆に動かしていかねばなりません。 いわゆる、リハビリ期。 状態によりますが、多くの場合、この期間に適切な治療や運動療法を導入する事が必要です。 逆に痛いから動かさないと患部の血流が滞りがちになるので、悪循環になってしまいます。 この期間で不安があるなら、積極的に治療者に質問をしてみると良いと思います。   痛みや張りというのは嫌なもの。 でも、体の不調を教えてくれている重要な信号なのです。 それをよく考えずに鎮痛をすればとりあえず安心というのはあまり良いとはいえません。   次回は自律神経による筋緊張をご紹介していきたいと思います。   本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。

「精神的ストレスからの背中の痛みにご注意!!前編 しつこい頭痛と背中の張りからの解放。RT様の体験談」

体調不良予防対策について_墨田区鍼灸院 こんばんは、墨田区の鍼灸びわの葉治療院の諏訪です。   今回は、頭痛と背中の張りで悩むRT様の体験談です。 [caption id="attachment_779" align="alignnone" width="150"] Jpeg[/caption] RT様 「長年頭痛に悩まされていましたが、ハリにマッサー ジにとていねいな治療を頂き、久しぶりに夜ゆっくり と眠る事が出来ました。 普段不安に思っていた背中の痛みなどについても 相談にのって頂き、感謝しております。」 RT様 当院のご感想ありがとうございます。   RT様は、頸から背中一帯にかけて、筋肉がゴムの様な連続的な緊張状態でした。 カウンセリングを通じて、長時間労働・ストレス・睡眠不足などが原因と分かりました。 日常生活全般を通じて、自律神経の過緊張がずっと続いておられたようです。 触診では、緊張状態がひどく、刺激に対し非常に敏感でした。 今回は温熱療法を中心に頭部への鍼治療を行わせて頂きました。 汗をかき過ぎないように温度調節をし、リラックスする状態に導く事が必要です。 今後は、今までの治療を継続しつつ、更なる緊張緩和に努めていきたいと思います。   「精神ストレスに有効的な温熱と頭部への刺鍼」   精神ストレスでは、後頭部や背中の筋肉群に強い緊張が見られます。 交感神経が高まり筋肉が常に緊張しています。 それ故、刺激には敏感に反応してしまいがちです。 過度な緊張は、一度高まると中々収まらないので、刺激量には注意が必要です。 当院では、温熱療法と頭部刺鍼を積極的に導入しております。 全身を温熱ドームで温め、軽く発汗を促します。 又それと併用して、頭部への刺鍼を行います。 「えっ、頭に鍼を刺すの・・( ゚Д゚)!」 ちょっと驚かれるかもしれませんね。 しかし、かなり効果があるのです。 交感神経が興奮状態の時、脳も興奮しています。 頭に血が上るという言葉もある様に、脳はヒートアップしています。 特に頭皮や後頭部辺りはパンパンに張っている事が多いのです。 鍼をする事で、頭に血液が正常に流れ、頭皮の硬さがとれていきます。 「脳がリラックスする事で、交感神経が鎮まり、副交感神経が優位になる。」 脳の興奮が鎮まれば、全身の筋が弛緩し、リラックスできるのです。 「筋肉のコリの原因を分析する」 筋肉が緊張するという事は、何らかの原因があります。 原因を知らず、筋肉のコリを闇雲に揉んだりすると余計緊張させてしまう事があります。 どの様な原因が根本にあるのか?   次回は「筋肉のコリにも3つのタイプ。 後編 なかなかとれない背中のコリからの解放。RT様の体験談」です。 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。

「冷え性は病の始まり。冷え性改善に真剣に取り組むTY様の体験談

体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。   今朝は雨でした。 でも、そんなに寒くなく、春らしさ感じる日でした。   今回は、冷え性改善に取り組むTY様(30代女性)の体験談です。     [caption id="attachment_765" align="alignnone" width="150"] Jpeg[/caption] TY様 本文 「足のむくみがひどくて来院しました。 元々冷え性を自覚していたのですが、温熱ドームとても気持ちよかったです。 あまりに気持ちが良いので入っている内に眠ってしまいます。 冷え性の人には絶対オススメです!! 治療後のカウンセリングで運動療法と食事内容を指導して頂き、 重だるいお腹の張りはなくなりました。 これからも宜しくお願い致します。」 TY様 当院のご感想ありがとうございました。 来院当初は、お腹の冷え、足首まわりにもむくみがありましたね。 今は、運動療法も自宅で行って頂いている為、大分むくみはない様で安心致しました。 今後は問題の「冷え症」ですね。 TY様の「冷え性」は慢性冷え性です。 食生活改善と運動療法でこれからも一緒に頑張りましょう(⌒∇⌒)。   「食生活の重要性」 当院ではカウンセリングにて、食生活の見直しをお願いしております。 当ブログでも食事の事を度々触れております。 来院される冷え性の患者様の半数以上が食生活に問題があります。 例えば、10~20代の時、食生活で朝食を十分摂っていない方など。 ダイエットブームもありファスティングなどありますね。 ダイエット自体、手法的には間違ってはいないと思います。 しかし、その方の体質にあったダイエットを心がけるべきです。 そうしないと後々、体に影響を起こしかねません。 特に、サプリメントの摂り方は気をつけるべきです。 その方に本当に必要かどうか考える必要があります。 まずは食生活を見直す事から始めましょう。 「病気は過去からやって来る」 自律神経の乱れや体調不良など。 過去の乱れた生活の繰り返しによるものが大半です。 例えば、乳ガン。 発症に至るまで10年位の年月がかかると言われています。 生活の乱れが、免疫力を弱め、体温を下げてしまいます。 結果として、ガン増殖の下地を作っしまう・・・。 勿論、遺伝的要因など様々あります。 遺伝で病気になったとしても、どうでしょうか? 普段の免疫力が強化されているかいないかで予後は異なります。 日々の生活様式が反映されている事は疑いのない事実です。 今から改善できる事を見直していく事が重要だと考えております。  

「何をやっても肩が張ってしょうがない。本当に肩こり?深部に潜む別の病気かも」

首肩治療対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 ようやく三月に入りましたが、まだまだ寒い日が続いております。 春が近づいてきてつい気が緩みがち。 この様な時期だから要注意!! 色々な疾患が発症しやすい時期でもあります。 いつもの肩こりだと決めつけず、よく診てみたら意外な事実が。 今回は、首肩痛で来院され、別の病気が判明したY様の体験談です。 [caption id="attachment_755" align="alignnone" width="150"] Jpeg[/caption] 本文 Y様 50代 「肩こりがひどく来院したのですが、まさか、心臓に問題があったとは思いもよりませんでした。 すぐに、専門医を勧められ検査したところ狭心症でした。 今は病院で適切な処置を受けて状態は安定しております。 本当に助かりました。 ありがとうございました。 腰痛もあるので、これからも宜しくお願い致します。」 Y様、当院のご感想ありがとうございました。 肩が痛いという事で来院され、お話を伺いました。 以前、別の整体や接骨院でも治療されていたそうです。 カウンセリングの中で「もしや」と思い舌診と脈診をさせて頂きました。 特に、脈に異常があったのを思い出します。 左肩の異常と相まって、専門医にかかるようご提案させて頂きました。 何よりも早期発見に繋がったのは、非常にうれしい限りです。 引き続き体調管理で当院でもできる限りサポートさせて頂きます。 「カウンセリングの重要性」 施術前カウンセリングは症状の把握にとって重要です。 お話を進める中で、意外な情報を得る事もございます。 今回はたまたま、疾患に繋がるキーワードがあてはまったケースでした。 患者様の既往歴や家族歴などをお聞きしますが、治療の際に重要な情報となります。 病気を未然に防ぎ、早期対処のお手伝いができた事を感謝しております。 「内臓痛は表面に出る」 これは、臨床ではよく見かける内臓体性反射といわれるものです。 内臓の異常状態があると、神経を通じ表面に痛み(放散痛)として発するというものです。 Y様の様に左肩に違和感を覚えたりする場合です。 でも、肩こり程度なら本人も気づく事なく日常を送ってしまいがちです。 放散痛は片方だけ起こる様な特定の条件があります。 例えば、胃が荒れていたりする場合。 反応は足の前脛骨筋(足三里)付近や胃の左後ろ(胃兪・脾兪)辺りに出現する事が良く知られております。 感覚としては張った様な感じもしくは痛み。 更に、疲労感・ゲップ・胸やけ・口角のひび割れなどもあります。 体はこの様なサインを発する事が多く、非常に重要な手がかりです。 この様なサインを無視して、市販薬に頼りきってしまうのは危険です。 サインは無視しない事!! 更に悪化してしまう可能性もあり得ます。 異常を感じたら、軽視せず適切なアドバイスを受ける事も重要です。 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。
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