びわの葉治療院は痛みや症状の改善といった効果の特化した鍼灸院です

「鍼灸治療の経験から:好転反応part2」

体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんにちは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 5月中盤なのに、 夏日の様な気候。 熱中症にご注意を。 さて、今回は、 典型的な好転反応の実例を紹介してみようと思います。 以前、ある治療をした時の話・・・ 高齢の方で、 「痛くて歩くのもままならない・・・」 「どうにかならないものか・・・」 どうしても、この状態から改善したい という切なる願いを受け入れて、 ある治療を施しました。 まあ、鬼の一手 というべきものですが、 これを行うにあたって、 治療前に本人や家族に対し、 「一旦はある程度の期間、悪く感じるかもしれませんよ、でも必ず回復するから・・・」 と念を押して、注意事項を述べていたわけですが。 次の日・・・ 「ピロピロリン」 と携帯電話が鳴り、 案の定・・・ 「あの治療法をやったら更に悪くなった!!」 「力が入らないと言っています」 と開口一番、困惑の電話を受けた経験がありました。 こうなると、取りつく島もなし。 事前に、説明して同意も頂けても、 いざ、その様な状態になると、 言った事はすっかり忘れてしまう。 いわば、パニック状態。 それが人間、 医療現場の現実。 とりあえず、 そうなるであろうと腹をくくって行った治療。 想定内の範囲。 こちらには悔いなし。 その方がどうなっていくかは答えが分かっていますし、 ここで「あーだこーだ」言っても仕方が無いので、 「とにかく、1週間様子を見て下さい」 となだめすかして、放って置きました。 その後様子を聞くと・・・ 「杖無しで歩けるようになった」 とあっさり。 まあ、こう話ができる状況なら良いのですが、 大抵は、そういきません。 普通なら、怒ってそのままです( ノД`) 長く治療をしていますと、この様な経験もたまにあります。 開業したての頃は、こちらが驚き焦っていました。 説明もしどろもどろで(;^_^A まあそんな痛い経験もなければ、 治療家にはなれません。 今では、 回復に向けて、体が反応している証拠。 「治療における効果の表れ」 と実感できるようになったわけです。 今回はこの辺で・・・ 前回のブログ「鍼灸治療の経験から:好転反応part①」はコチラから   完全個室空間でのじっくり治療。当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。

「鍼灸治療の経験から:好転反応」

体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 今日は暑いという情報でしたが、 思った程暑く感じませんでした。 晴れの日だと患者さんも体調が良いのか、 びわ葉温熱のノリも良い感じがしました。 治療も効きすぎるとこの様な反応も・・・ 治療したのに、 「体が重だるい・・・」 「眠い・・・」 「調子が悪くなった・・・」 治療院やマッサージやアロマなどのお店に行かれた経験の方は、 稀にこの様な違和感を受けた方がいらっしゃるのではないでしょうか? これ、実は施術が失敗したんじゃないかと思う方も当然おられると思います。 確かに、運悪くその様なケースもございます。 しかしながら、 その後、1週間前後で、 「前より楽になった」 「前より元気になった」 と感じられたとしたら・・・ それは、好転反応だったのかもしれません。 好転反応とは? 好転反応? 「治療したのに悪くなるなんてどういう事だ!!」 「良くなるはずじゃあないのか!!」 と当然思われるかもしれません。 しかしながら、 人間の体はそう単純ではありません。 治療を受けるという事は、 その体が病んでいるわけですから、 体力も体内環境も通常の状態ではありません。 そこに人為的な治療が入れば・・・ 当然、変化が起こります。 それが、大きく出るか、小さく出るか・・・。 大概にして、 「その時の身体の状態や体質によって、 施した治療に体が反応してしまい、 薬や治療が効きすぎてしまう事がある。」 何も感じない事もありますが、 場合によっては、 「症状が悪化した様な感じさえ抱く」 事もあります。 これを、 好転反応と呼びます。   実際は、これを経て良くなるのですが、 いずれにしても、嫌な体験です。 自分の治療に対して不信感や悪評価をされてしまいかねませんし、 あまり、起こってほしくはありません。 では、実際に起こってしまったら、 どう過ごしたら良いのか? 筆者の体験例を交えて、説明したいと思いますが、 今回はこの辺にて・・・     前回のブログは「びわ葉温熱療法、ガン治療への考え方part③」コチラから 完全個室空間でのじっくり治療。当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。

「びわ葉温熱療法、ガン治療への考え方part③」

体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 今日は、朝、雨や雷でてんてこ舞いでした(;・∀・) 帰り道、とある自転車乗りに声をかけられました。 「千葉はどちらですか?」と・・・ 私は、 「このまま真っすぐ、ここからだと40km位あるよ」と。 ついでにその男性が重装備なのに気が付いて、 「どこまで行くの?」と尋ねてみると、 「今日から一年かけて日本一周です」と・・・ 門出の日に出会うとは、何と幸運。 彼にとって良き日であれと願いつつ帰ってきました。   びわ葉温熱をやると決めたら どの様な療法にも言える事ですが、 良好な結果が出る事も 好転反応などの副作用が出る事もあります。 一喜一憂せずに挑んで欲しいと考えています。 更に言うなれば、 受けると決めたら、 「疑いや不安は持たない事」 「自分は回復していると思う事」 これがとても大事。 大病であれば、 病気の回復が思う様にいかないという事はよくあります。 悪くなったり、良くなったり。 生き死にを委ねるわけですから当然だと思います。 しかしながら、 疑いや不安をもって臨む治療に良い結果はついてきません。 もう一度言います。 「受けるならしっかり受ける」 「中途半端な事はしない」   そして、 これ又、患者さんのよくある話ですが、 弱気になって色々と手を出す。 「あれも良い、こういう話を聞いた」 これは、やめておきましょう。 解決法は、それではありません。 もし、いくつかの治療法があったとしても、 相性が良さそうな物を選んで ある程度絞って一点集中の方がシンプルです。 最後に、 「プラシーボ効果」 という言葉があります。 いわゆる偽薬効果。 薬も治療も全ては、 心理作用に働きかけ、 効能すら左右させてしまう。 心の動揺が効能に影響を与えてしまうのです。 びわ葉温熱の効果的な導入方法 びわ葉が西洋医学の治療の邪魔になるという事を患者さんから質問された事があります。 結論から、 それはあり得ないと思います。 何故なら、 びわ葉を含む東洋医学は西洋とは全く別物の治療。 自然から派生した治療なのです。 人は自然から恩恵を受けている生き物。 ならば、自然療法は人間にとって相性が悪い筈はありません。 筆者は西洋医学に否定的な立場はとりません。 双方の利点を上手く導入して、足りない物は補い合うべきという立場をとっています。 その様な意味でも、 びわ葉温熱は、西洋医学において起こりうる過度な副作用などの軽減にも役立つからです。 これは、東洋医学全般が持つ、特有な効能であります。 「体内における陰陽の調和を整え、自然治癒能力を賦活し、体内の気で病気を駆逐する」 この考えこそ、東洋医学の根本を支えているからです。 西洋医学が持ちえない、 体力の底上げや血流改善という立場で体を支えるのです。 今の治療を効果的かつスムーズにおこなう手助けとして、 びわ葉温熱療法を使うべきも手だと考えています。   前述の如く、中途半端な考えでの取り入れは毒にも薬にもなりません。 もし、びわ葉温熱を自分の回復に取り入れたいと思うなら、 勇気をもって受けて欲しいと願っています。 前回のブログ「びわ葉温熱療法、ガン治療への考え方part②」はコチラから 完全個室空間でのじっくり治療。当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。

「びわ葉温熱療法、ガン治療への考え方part②」

体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 ゴールデンウイーク真最中。 今日はブンブン強風でした(;・∀・) 訪問治療に行くのにも強烈でしたね。 さて、前回の続きですが、びわ葉が体内においてどの様な働きをするのか? 経験を交えて述べてみようかと思います。 びわ葉温熱のメカニズム   びわ葉温熱とはそもそも一体何か。 単純に、 びわ葉温熱は、自然療法であり、熱を使う療法です。 様々なサイトを見るとよくわかりますが、 びわ葉に含まれるアミグダリンが抗ガン・抗腫瘍に云々・・・・ などと説明してあるのでその点は省略します。   その様なうんちくよりも、 この説明がしっくりくると最近思う様になってきました。 そこで、 びわ葉と熱の真の効能とは、 壊れた組織を修復し、 温熱により、血流を上げる。 血流が良化する事で、 末梢血管の拡張が容易になり、 末梢の体温が上がる。 体温上昇は、 正常な細胞を活性化させ、 悪性新生物の生成・活動を阻害する。 結果として、 自然回復の速度が高まり、 免疫が底上げされ、 悪性新生物が排除され 細胞・組織がより強固になる。 どの疾患にも言えますが、 細胞・組織回復には、 ・血流改善 ・体温上昇 ・免疫向上 この3つが不可欠です。 腫瘍やガン組織はこれらが正常に作用すると途端に退却します。 ガン細胞は正常細胞より、 2℃低い(34~35℃)場所での活性が高い というのはあまりにも有名な話。 逆を言えば、 36~37℃台では、活性を失ってしまうという事になります。 だから、対策は、 温度を高めてやれば良い。 身体をガン細胞の生き難い環境にする。 それには、 良質な血流改善が必要。 となってきます。 血流改善により体温が上がると、 必然的に免疫も活性化する。 免疫と言えば、 乳酸菌やインターフェロンなどの活性も重要だが、 上がりにくい体温をどう上げたら良いかを考える事が必要。 体温が上がれば、ガン細胞は活性が低下し、 正常な細胞や免疫システムが機能しやすいわけですから、 ガン細胞は、動きが低下し免疫により排除される。 このメカニズムの促進に一役を担うのが、 びわ葉温熱という事になります。 体力があれば、強い投薬(抗ガン剤など)にも対応可能ですが、 ほとんどの患者さんは、 この状態にならずに抗がん剤などを受けてしまう為、 余計にダメージを受けてしまう。 この点は注意すべきです。 前回のブログ「びわ葉温熱療法のガン治療への考え方part①」はコチラから   完全個室空間でのじっくり治療。当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。

「びわ葉温熱療法のガン治療への考え方part①」

  体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 春になるといつも不思議なんですが、 何故かこの季節、 びわ葉療法についての問い合わせが多い。 特にガンや腫瘍についての問い合わせが目立ちます。 過去に携わった治療を振り返ると、 胃・膵臓・肺・大腸・リンパ・・・ ガン・悪性腫瘍・良性腫瘍など・・・ いずれも病中もしくは術後として、 びわ葉温熱療法を選択されたケースが多かったのを思い出します。 びわ葉は昔から、難病に多大な貢献をしてきたのは有名な話、 自身も色々な場面でびわ葉には救われています。 「感謝」としか言いようがありません。 びわ葉温熱についてよく問い合わせがあります。 その様な時、 いつも、お伝えするのですが、 「病気や体の状態をよく理解して、びわ葉を上手く用いる」 という事。 自分の身体って、案外理解していない事が多いのです。 特に、病んだ状態であれば、 その病んだ状態の改善に集中してしまっています。 自分がどうしてそうなったかを忘れがち・・・ びわ葉が救ってくれるだろうと他力本願的な問い合わせも多く、 「びわ葉温熱を受けたいのだから、それ以外の話はどうでも良い。 具体的な治療は病院に任せている」 この様な考えを聞かされた事もありました。 びわ葉だけで治るみたいな、 びわ葉信仰が一人歩きしているみたいな感じですが、 個人的には、「ウーム残念」と思う時もあります。 「○○治療が良い」という危険 ネット情報の氾濫により、 「○○の治療が良い」「○○が効く」 などもてはやされる事がありますが、 実際どうなのか、正直わかりません。 自然療法において、 「驚異的な効能を発揮するものは、 毒にも薬にもなるというもの。 言わば、諸刃の刃。」 びわ葉においても同様。 効果も出過ぎる事もあるし、大した効果もない事もあります。 後者ならまだ良いのですが、 前者だと厄介な事もしばしば。 ただ、 「ある条件を満たす人が、 ある組み合わせをする事で、 かなりの効能は期待できるのは事実。」 それには、 その方の病気・体質に関して、 その方がどれだけ認識しているかも重要になってくるのですが・・・ 結局の所、 「びわ葉が効能をもたらすメカニズムが、 その人の病気のメカニズムと合っているか」 が問題なのです。 その様な方にこそ、びわ葉温熱は効果的だと言えるのです。 では実際、 びわ葉温熱のメカニズムとは何ぞや? という事なのですが・・・ それは、次号part②にて・・・ 前回のブログ「腰のトラブル:大きなくしゃみに要注意」はコチラから   完全個室空間でのじっくり治療。当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。

「腰のトラブル:大きなくしゃみに要注意」

体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 花粉症の時期が一旦落ち着きそうです。 しかし、 花粉症は一年中あるので、 何らかのアレルゲンがあれば、 花粉症になってしまうので仕方のない事なのですが、 一番厄介なのが、「くしゃみ」。 これは、腰痛持ちには重大かもしれません。 「くしゃみ」をしたとたん、 腰が砕けそうな衝撃が・・・ その様な、腰痛のケースも多々あります。 突然のくしゃみが腰痛を引き起こす 朝起きたての状態や疲労が蓄積して腰が何だか調子が悪そうな時、 不意に、「ハクション!!」・・・ 「・・・!?」 「・・ヌウ~腰がぁ・・・・」 となってしまうぎっくり腰。 以前、 朝電話で「ぎっくり腰になってしまって今すぐ来て欲しい」という依頼がありました。 事情を伺ったら、きっかけは「くしゃみ」。   朝方、「くしゃみ」をしたとたん、 腰が抜けた様な感じがして、 そのまま、立てなくなってしまった・・・ その様な状況でした。 結局、「鍼」「温熱」療法を駆使して、 状態を回復させる事には成功したのですが、 以前も同じような事を繰り返していました。   この様な症状を経験している方は・・・・ 特に注意しなければならないのが、 ・早朝 ・腰椎椎間板ヘルニア後 ・運動不足などの筋力低下 ・過去腰痛経験 ・疲労がとれず、足腰にダメージが抜けない など・・・ 一般的にまだ腰に力が入らない状態が一番要注意。 極端に瞬間的な腹圧がかかる衝撃を腰に一気にやってくる為、 腰や仙腸関節に直にダメージをもたらし、 骨格及び筋バランスを崩してしまう可能性が高いのです。 くしゃみが出てしまうと思ったら 腹圧がモロにかからないような自分にあったスタイルを覚えておきましょう。 例えば、 立たずにしゃがんで、腰に負担をかけない様するとか、 朝一番の起きがけなどには用心するといった事を頭に入れて置く事も重要です。   前回のブログ「股関節痛の鑑別も重要なわけ」はコチラから 完全個室空間でのじっくり治療。当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。  

「股関節痛の鑑別も重要なわけ」

体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 桜が散ってからというのに、 又寒かったりする日が続いています。 体調変化にご注意を。 さて前回、股関節痛に効果的なツボをご紹介致しました。 ツボというのは、 そのツボを刺激しただけで、「治った‼」とよく勘違いされる事が多いのですが、 実は、一つのツボだけで疾患が回復するという事はあまりありません。 救急穴以外ではあまり見かけません。 因みに、救急穴とは色々あるのですが、 主に、手足や口回りなどの敏感な場所にあるツボで、 癲癇発作など人事不詳に陥った意識を回復させたりする場合に用いたりします。 まあ、滅多に使う事が無いツボです( ^ω^)・・・。 個人的に使った事がありますが、 やはりかなり痛いツボです(>_<)。 「これじゃあ目覚ますわな~」という程、強烈無比。 話は戻りますが、 前回お話しした、環跳穴。 このツボは実際どうなのかというと、 単独での効果たるや良し。 ですが、 やはり、その部分の筋肉だけが緩んでしまいますので、 他とのバランスが良くない。 なので、実際には他のバランスを考えて、 別の関連するツボも用いて徐々に緩めていくというのが本当の所です。 股関節という部分は、 全体重のかかる部分故に、故障すると非常にもろい。 腰と関連もするので、 腰から股関節、股関節から腰という様に痛みが移動する事もあります。 特に気をつけなければならないのが、 股関節の骨盤矯正など。 腰痛持ち、産前産後の女性、先天性股関節疾患、柔軟性が無いなどの方が通われ事も多くあります。 特に、柔軟性が無い場合は要注意。 原因を知っておく 自分の身体が特に股関節に関して、 「何故、柔軟性がないのか?」 を知らなければなりません。 これは、本人も治療する側も把握していなければならない事なのですが、 実は股関節の関節窩が浅い場合もあります。 専門的には、骨の形成不全という状態なので、 これは、形態的に難しい。 股関節の関節窩が浅い弱点を補填の為に、 各靭帯・筋が硬くなっている事もあるのです。 それを、単なるコリとして認識して、対処してしまう。 これは、危険ですよね。 でも、これは意外に多い事例なのです。 鑑別が重要となってきます。 きちんと整形外科にも通うべき事はしましょう。 それと並行してちょっと調子が悪くなってきたら、 知識のある治療院を利用すべきです。 悪口を言うわけではないのですが、 よくある、無資格者の多い安価なマッサージ店などで、 不用意に股関節をほぐされて悪化した例などがあります。 慰安ではなく、治療として受けるなら、 値段ではなく、きちんと治療ができるかを目安に選ぶ事をお勧めします。   前回のブログ「悩ましい股関節痛にこの一鍼。 part②」はコチラから   完全個室空間でのじっくり治療。当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。

「悩ましい股関節痛にこの一鍼。 part②」

体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。   股関節痛かと思ったら こまめにケアしているのに、 痛くなってしまう股関節痛。 今日はハードだったので、足に来たな・・・ いつもの様に一晩休めば大丈夫と思って、 翌朝目覚めてみると・・・ 「股関節が痛い」 「太ももの奥も痛いし、膝も違和感を感じる」 「ここだという実感はないが、お尻や骨盤の裏側も張った様な感じがする」 とこの様な症状が始まれば、 股関節痛を疑う必要があります。 筆者も股関節痛の経験をしており、 この痛みは非常に辛い。   特効穴とも言える、環跳穴 環跳穴・・・ [caption id="attachment_1482" align="alignnone" width="219"] 青〇が環跳[/caption] この図だとお尻の端付近ですが、 脚の真横からツボは取っていきます。 〇で囲んだ部分や周辺が硬くなり、 痛みが走る事が多いのも特徴。       気をつけるべきは刺激量 股関節や腰痛では、 治療の中心となる特効穴で、 良く用いられますが、   やはり効きすぎる事もあるので注意も必要。 必要以上に刺激してはいけない。 患者側も刺激を求めすぎてもいけないという事。 鍼治療を求める患者にとって、 「響いた」という感覚が重要なファクターでもあります。 痛みの深い所に効いている感じは、 治ってくる感覚を呼び起こします。 だから、刺激不足だと、 「これじゃあ物足りない」 と不満に思う方もおります。 実際、 低刺激だと翌日には症状があまり変わらないと感じる場合もあります。 しかしながら、鍼は後から効果が出てくるのも特徴。 鍼は即効性と言われる事もしばしばですが、 場所や体質によって効果もかなり異なってきます。 少しづつの治療が良い 股関節は体重のかかる非常にデリケートな場所でもあります。     それ故、筆者が治療する時は、 「ここは響かせない程度に打ちます」と軽く打ちます。 それ位にしておかないと、 筋が緩み過ぎて、左右のバランスを失ってしまう事もあります。 翌日、グダグダになって歩くのもままならないという事もあるのです。 自身の体験でも何度かイタイ思いをしました。 大切な事は、 「筋バランスを考慮し、徐々に緩みをとっていく事。」 その過程で、痛みも軽減していきます。 早い方だと数日という方もいますが、 大体、完治まで1~2週間程度と幅があります。     前回のブログ「悩ましい股関節痛にこの一鍼。 part①」はコチラから 完全個室空間でのじっくり治療。当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。

「悩ましい股関節痛にこの一鍼。 part①」

体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 本日は普段より寒い日でした。 やはり、10℃下がると、 身体にも変化が現れます。 膝・腰・股関節・頸部・・・ どこかしら悪い方は、気温の落差で違和感を覚える方もいるのではないでしょうか。 悩ましい股関節痛の痛み 股関節痛。 股関節に問題を抱える方は多くいらっしゃいます。 男女問わず、この痛みは辛いものです。 何とかこの痛みをとってあげたいと思うのですが、 体重がかかる重要な部分でもあり、中々難しい治療でもあります。 今回は、股関節痛について。 股関節痛は太ももの付け根部分に痛みを持つ事が多い 股関節・・・ 身体を支え、全体重の負荷がかかる需要な場所。 ココがだめだと、脊柱・腰・膝全てにダメージを及ぼす事になります。 股関節が弱い方は、 肥満や過度な運動を避けるように指導されます。   始めは、少しの違和感。 そこから周囲の筋が緊張します。 痛みは、 股関節、太ももの付け根、お尻→脊柱・下肢。 と伝わる事が多い。 症状が進むと、腰痛を併発したり。 股関節をカバーする為、腰部に負荷をかけ、 更に、周囲の筋肉のバランスが悪くなる事で痛みが出てしまう。 初期段階で、マッサージや手技にて改善する事が多いのですが、 これで改善しない場合は、 温熱療法や鍼も一つの手段。 (余談ですが、股関節置換手術により、大腿骨頭がメタル置換されている方は、温熱療法が効果を上げた経験あり。) 軽い痛みだと高をくくって放っておくと、危険です。 寒冷刺激や立ち作業などの断続的刺激が股関節に加わる事は非常に多く、 いつに間にか痛くて歩けないという事になりかねません。 一年中注意しなければならないのですが、 特に、梅雨入りや晩夏から秋、冬から春。 これらの時期は気温・湿度変化もある為、よく見かけます。 本日はこの辺で・・・ 前回のブログ 「鍼でイライラを解消:神秘の頭ツボ」はコチラから   完全個室空間でのじっくり治療。当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。

鍼でイライラを解消:神秘の頭ツボ

体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 桜満開。 桜を追っていると、いつの間にか時が過ぎてしまう。 そんな感じがしてしまいます。 頭がボーっとする。 やる気が出ない。 せっかく暖かくなってきたのに、 こんな状態では困りもの。 前回、春は気分変化が変わりやすいという事を書きました。 精神と季節は影響しあう・・・ 現代を生きる社会で、この様なまやかしな事があるワケはない。 薬で抑えられる。 と思う方もいるかと思われます。 今回は、もっと胡散臭い内容になりそうですが・・・ 頭に針さすと効果があるの? 「頭に針」 いきなり危険なイメージ。 針を始めた当初、筆者も恐怖でした。 何せ、頭皮ってそんなに深くはないし、こんな場所刺しても効果はあるのだろうか? 頭蓋骨の下は脳だし・・・ 脳に刺さったらどうしよう・・・ 危険だ・・・ 医学的解剖を学んだ人間としては情けない事ですが、 開業して初めの頃は、何となく恐怖と不安感でそこから避けていました。   しかし、 ある時、床屋で頭のマッサージを受けてとスッキリしたという経験を思い出しました。 実際、鍼は刺さなくても、マッサージでもこれほどの効果がある。 ならば、 案外、ここに針を刺す治療は結構効果があるんではないか? と思う様になったのです。 そこから、何となく頭の針に興味が湧くようになったわけですが。 治療に導入するや、意外な効果が、 出るわ出るわ。 筆者が思っていた程、 患者さんは頭に針を受ける事に恐怖心がなかった・・・ むしろ、私の方がビビッていたわけです。 どんな効果があるのだろうか 古代医家の方々は、 治療において頭を重要視してきており、 様々な疾患に利用してきました。 頭より下を山・川・谷・泉といった名称に対し、 頭を空と明確に区別したわけです。 頭を自然地形に見立て、「空」「天」「神」「星」といった言葉で表記しています。 言うなれば、頭は「神様・宇宙」といった聖域みたいな印象でしょうか。 これは個人的なイメージですが、 インドのチャクラでもある様に、 宇宙や外界における何かの情報を通信したり、 エネルギーや感性を育む重要な場所。 と古代人は考えていたのかもしれません。 効能も、 脳に起因する病気や気の巡りで生じる症状など。 具体的には、 癲癇発作、 目まい、 のぼせ、気つけ、 イライラ、精神不安、 やる気、気鬱、 依存的欲求抑制など・・・ 現代人には、もはや欠かせないツボになっているのです。 前回のブログ 「東洋医学で治療する:春は肝臓に注意」はコチラから   完全個室空間でのじっくり治療。当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。
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