びわの葉治療院は痛みや症状の改善といった効果の特化した鍼灸院です

「セルフメディケーションという考え方 part2」

体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 心なしか、少し日が伸びた様な気がします。 寒暖の差がありますが、 体調管理に万全を期したい所です。 今回、 セルフメディケーションからややずれる話題となってしまいますが・・・   かつて、 保険システムは国民生活に大きな恩恵を与えてきました。 低額で医療が受けられる。 しかし、ここにきてその繁栄に蔭りがでてきました。 保険が使えなくなってきている 今や年間40兆を超える保険治療。 高齢化に伴い、毎年増え続ける医療費。 そんな話は聞き飽きてきたと思います。 しかし、 これは、他人ごとではなくなってきているのです。 国はせっせと、 様々な治療費に規制をかけるよう躍起です。 ここ数年、保険申請する際に、 何度、治療項目や治療費の改定を目にした事か・・・ 結構圧力を感じています((;・∀・) 保険に慣れている人にとっても、 これは苦難です。 一回の治療費が数千~1万円近くかかると思うと 高く感じてしまう・・・ でも今回、 敢えて、 自費の魅力を語ろうと思います。 自費の魅力は やはり、 治療の質と量 そして、 豊富な治療手段 にあるのではないでしょうか。 少ない期間で、 集中的に 納得のできる治療ができる。 実は、 その様なメリットを求めている患者さんが増えています。   問題はお金ではなかった かつて、我が治療院でも保険治療を導入していました。 それなりに、仕事としては成り立つのですが・・・ でも、 低額なのはいいが、質が落ちる。 時間も不十分なので、 十分な治療が提供できない。 私としても正直不満でした・・・ そこで、実際に思い切って 働き盛り世代の患者さんの本音を尋ねてみました。 すると、意外な答えが返ってきました。 一番多かった声が、 「お金をかけてでも時間をかけた治療を望む」 という事実。 私はてっきり、 「安い治療が当たり前」 という答えが多数だろうと勝手に思いこんでおりましたが・・・ 保険では、 実質15分や20分程度での治療では、 受けた気がしない。 回復をきちんと実感できない。 というのが、本音。 安かろうではなく、 自分自身にとって、 本当に必要な事を求め、 それにお金をかける様になった。 20年前とは意識が変わってきたのです。 今回はこのへんで(;´∀`) 前々回のブログ 「セルフメディケーションという考え方 part1」  はコチラ   前回のブログ 「風邪・インフルエンザに気をつけるべき、あの習慣」 はコチラから 当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。    

「風邪・インフルエンザに気をつけるべき、あの習慣」

体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 今日も寒さが厳しい1日でした。 体が温まらないとやる気がそがれてしまいます。 早く春が来て欲しいところです。 さて、寒さも相まって、 今やインフルエンザが大流行だそうで、 新聞やTV、ネットで毎日騒ぎ立てられております。 いずれにせよ、 予防がカギを握っています。 インフルエンザの増えやすい環境とは? 「低温・乾燥」 インフルエンザは低温かつ乾燥環境で増殖する事が知られています。 15℃以下では、ウイルスの培地になってしまう為要注意。 逆に、 温度が20度以上かつ湿度が50%以上だと、 ほとんどのウイルスが活性を失うそうです。 実際ここまでの環境を確保するのは難しいですが・・・ しかし、 今スグ、粘膜を保護でできる身近な事としては・・・ ・家に入る前に、コートやジャンパーを祓う。 ・部屋を暖かくし、お風呂で体温を上げる。 ・うがいや給水で湿度を確保。 ・加湿器や濡れタオルの部屋干し。 そして忘れてはいけないのが、 ・腸内環境を整える事。 これがテーマです。   腸内環境がインフルや風邪にどう関係するのか? 「腸内環境」 企業やメディアでたくさんアピールしている「腸活」。 でも、どうして 「腸内環境」が免疫力と関係するのか? 実は、 腸は便通だけでなく様々な機能を有しているという。 その機能の一つとして、 免疫賦活機能。 腸内には免疫細胞がたくさんいるのです。 体全体の約7割の免疫を作り出すと言われています。 でも、現代人はこの力が弱くなっていると言われています。 (この詳しい内容は次回お話しするとして・・・) これが十分機能するなら、体を守ってくれる。 インフルや風邪だけでなく、 多くの疾患を予防する可能性も高まるというわけです。   前回のブログ 「セルフメディケーションという考え方 part1」 はコチラから 当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。

「セルフメディケーションという考え方 part1」

体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 まだまだ寒いこの季節。 道端には、雪が残っているのに、又雪予報。 今年は、やけに寒く感じます。 先日、東京ビッグサイトにて、健康関連の催しものに行ってきました。 いよいよ、現実味を帯びてきたな~と実感した事がありました。 突然ですが、 「セルフメディケーション」 という言葉ご存知でしょうか? セルフメディケーション税制という言葉でご存知かも知れません。 セルフメディケーションとは 簡単に言えば、 「軽度な疾病のやケガは自分で薬でも買って治しましょう。」 極論を言えば、 「自分の身は自分で守る」 という事の意味。 もし、何らかの軽度な疾病があったらどうしますか? ・ちょっと肩や腰が痛い・・・ ・風邪をひいてしまった・・・ 今までだったらほとんどの人が、 「病院へ直行」と答えるでしょう。 ちょっとした事で、今までは病院や治療院で対処してもらう、 これが当たり前でした。 でも、これからはそんな時代は無くなりそうな気配が・・・ 問題は、 今も膨張し続けている医療費。 良い意味では、 自分の体を見つめなおす。 体調管理に目を向けるチャンスとも言えます。 食・軽運動と日々の健康管理。 より、自分の体に関心を持つべき時代の到来なのかも知れません。 そして、 そういった健康の知識もお金を払って、 自分で得ていかねばならない時代。 何故なら、情報が氾濫し過ぎているから、 本当に自分に必要な健康はこの溢れる情報の彼方に埋もれてしまっている・・・ それを得るには、それなりの費用がかかるという事実。 そして、 世界でも希少な、この国民健康保健システムを、 本当に、費用を要する必要な医療のみに用いる為に守るという事でもあります。 悪く言えば、 不明瞭とされる医療費の増大に歯止めをかけたいという政府の思惑。 まあ、そうちょくちょく医療機関にかかるなという所でしょう。 どうしてもかかりたいなら、 「自費でどうぞ」 と暗に示しているのでしょう。 実際、保険診療の幅が狭められつつあり、 保険適用外の治療も増えつつあります。 でも、それはそれでメリットも多分にある・・・ それはっ!! おっと、次回お楽しみに・・・ 前回のブログ 「東洋医学から診る。風邪のお話 part②」 はコチラから 当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。

「東洋医学から診る。風邪のお話 part②」

体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 久しぶりに雪(;・∀・) 次の日に、残るかと思いきや午後は大分溶けておりました。 今、インフルエンザが猛威を振るっています。 又、普通の風邪も結構侮れません。 初期状態だと寒気もあったりと中々鑑別が難しい所。 解熱剤で熱が下がってしまうインフルエンザのタイプもあるので、 風邪と間違えやすい。   冬は様々な風邪が闊歩するイヤな季節 冬は、複雑。 風が寒気を伴って吹き付ける季節。 雪が降ったかと思えば、突然暖かかくなったりします。 「寒」の中に突然、「熱」が紛れ込んだりする。 そういった変化に人体は弱い。 だから、冬の風邪は厄介。 鼻風邪かと思いきや熱が出たり、ゾクゾクしたり。 風邪には様々なタイプがある。 風邪は大きく分けて寒性と熱性。 秋は乾燥、冬は寒さといった具合に。 風邪といっても、引き連れてくる気候が関連しています。 例えば、 「背中ゾクゾク寒い・チョイ熱・喉が渇く」という症状。 これを診たら、麻黄湯や桂枝湯・葛根湯というぐらいの典型例ですが。 「風」+「寒」が影響しているので、「風寒性の風邪」といいます。 特に「寒」は、物質を固め、鈍くするという特徴があります。 症状も、全身に回りつつも弱い部分に留まりがち。 脈は通常より、固まった様な感じでやや早め。 舌は白い苔が目立ちます。 寒が主なので、体を温める事が重要。 特に、首筋から背中と手足末端を冷やさない事。 なので、玉子酒、生姜湯や風呂はOK。   一方、熱風邪はどうか? 「頭痛・喉痛・鼻乾燥・熱が高く、寒気はさほどない」 これは、 「風」+「熱」で、「風熱性の風邪」。 頭から徐々に全身に熱が回る。 脈をとるとボンボン早く流れます。 舌は熱による黄ばみが強い。 勿論、風呂や辛い物は発熱を促すのでNG。 方剤で言うと解熱成分のある、銀翹散が有名。 鍼なら、指先にあるツボや肘周りの曲池というツボが解熱に最適。 今の時期はインフルエンザも風邪も蔓延している為、 熱風邪とインフルエンザの鑑別は難しい事もあります。 症状が分からない時には医療機関を頼りましょう。 前回のブログ 「東洋医学で診る 風邪のお話 part①」はコチラから   当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。

「東洋医学で診る 風邪のお話 part①」

体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 先週末、久々に風邪をひいてしまいました(´;ω;`) 気をつけていたんですが・・・ 私の場合、喉が弱いせいか、 喉から全身にジワジワ~っと来るんですね。 喉で防げ~!!と頑張ってみたんですけど・・・ 予想以上にすんなりと全身移行。 体がダルクなってしまいました。 大体、発症後48時間が辛い所。 ようやく、体調が戻ってきて一安心です。 という事で今日は「風邪」について。 「風邪は万病の元」とはよく言ったもの。 ちょっとした隙に肺炎などの重病に早変わりするわけですから。 突然ですが、 皆さん、「風邪」って何故この様な表記なのかご存知ですか? 音読みすると「ふうじゃ」ですね。 要するに「風は邪悪」 と昔の人は考えたそうです。 因みに、東洋医学では「風邪」をこの様に定義しています。 「風邪は百病の長にして、陽邪である。 人体の上部と肌表を障害し皮膚を開泄する。 又、よく動き回り、揺り動かす。症状を度々変化せしむる」 こういう古典的表現好きです(⌒∇⌒) 特に、人体の上部・動き回る・揺り動かすというのがポイント。 古代人は実によく研究されています。 いずれにしても「風」が何かを起こす。 脳卒中というのを昔は「中風」と言いました。 風が内部で血を上昇させ攪乱させたと考えていたんですね。 自然現象でも、 「風」はただ吹くだけじゃなく、必ず何かを伴ってきます。 それは「熱・暑・湿・燥・寒」という自然気候。 こういった気候が人体に侵入すると大問題。 常に気候と人は戦わなければならない。 内でも外でもです。 体の中に入れば、それを追い出そうと体がせっせと頑張りだす。 だから、汗や鼻水や熱を出したり、 逆にブルブル震えて熱を生み出そうとするんです。 この現象を東洋医学では、「邪正闘争」といいます。 当に、体内の正気と外界から侵入した邪気がバシバシ戦っているわけです。 うまいことに、風邪はその人の弱点を突いてきます。 そこを足掛かりに全身に侵襲しようとするので、 風邪の時こそ、自分がどこの部分が弱いかがよく分かります。 そういう所を普段健康な時にケアしていくと良いですね。 次回に続く・・・ 前回のブログ 「日々の治療現場から健康寿命を考える。 あるおばあちゃんの5つの習慣 part2」 はコチラから 当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。

「日々の治療現場から健康寿命を考える。 あるおばあちゃんの5つの習慣 part2」

体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。   「後天の腎」を鍛えたおばあちゃんの5つの習慣 現在、私の患者さんで、102歳の方がいます。 10数年のお付き合いとなりますが、 本当に元気。 実はその方、医師からは20歳まで持たないだろうと言われていたそうです。 なのに、今でも、 バリアフリー無しの一軒家の2階に住み、 家族と同居ですが、 食事も風呂も散歩も全て一人でこなす。 介護の手も借りずに日常生活を送っております。 勿論、年なりの損傷部分もありますが・・・ 握力もかなり強く、太もももしっかりしている。 腰も曲がっていない。 とても素晴らしい事です。 でも、 どうしてそんなに元気で過ごせるのか? と、不思議に思ったので質問してみました。 すると、こんな答えが・・・ 自分なりの健康法を身に着ける 30代でも体調が思わしくなかった為、 様々な人の話を参考に、自分なりに健康方法を実践されたそうです。 その内容とは・・・ ・自分は体が弱い事をまず認識する事。 ・体を保温する事 ・軽い運動を常とする事 ・きちんと食事を摂る事 ・定期的に治療を受ける事 という事を日々繰り返されたそうです。 朝起きて、お天道様拝んで、三食きちんと頂き、運動、加温、治療。 非常に、理想的( ^ω^) これぞ、「腎気(腎精)」を作るに適した生活とも言えます。 別に、サプリや玄米食をしたわけではありません。 今と生活環境が違えど、 我々が学ぶべき所があります。 まず、「自己認識」 きちんと自身の状況を知る。 次に、「行動」 「加温・運動・食事」により、 体力をつけて、「腎気」を強くする。 最後、「治療」 「治療」で日々のメンテナンスを客観的に見てもらう。 常々ケアを怠らずに鍼灸などで定期的に治療して、病気を予防する。 基本に忠実です。 東洋医学の真髄はやはり「未病治」に尽きる 無論、重病は医療機関との連携は欠かせませんが・・・ 病気やケガに繋がりそうな状況に気をつけ、 酷くなる前にきちんと治療を心がける。 自分の治癒能力を活性化させ、 慢性的に薬など使用しない体のサイクルを作る。 この様な治療こそ、鍼灸治療の醍醐味。 鍼灸というと、 肩こり腰痛というイメージが一般的ですが、 実は、養生にこそ真価を発揮する医術。 これぞ、「未病治」、健康寿命の秘訣。 病気になるのを前提に生きてしまっている時代。 逆に、病気になりづらい体というモノを考える時期ではないでしょうか? その為に、食事・運動・治療を上手く生活に取り入れる。 より、快適な人生が送れるかもしれません。 前回のブログ 「日々の治療現場から健康寿命を考える。あるおばあちゃんの5つの習慣 part1」  はコチラから   当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。

「日々の治療現場から健康寿命を考える。あるおばあちゃんの5つの習慣 part1」

体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。   「元気」は鍛えて作られる 生まれながらにして元気な人って羨ましいですよね。 頭脳も運動能力も人より強く、将来はスポーツ選手にって・・・ そういう人って、きっと「腎気」が旺盛なんだなあ~っと思います。 最初から「腎気」が強い方は良いのですが、 そんな人ばかりではありません。 生まれつき弱い人は、どうなのか? ずーっと弱いままなのか~? ずっとこのままか~? と焦ってしまいます。 結論から言えば、 そうではありません!! 「腎気」は育む事ができる!! という事。 人間はそれぞれ異なりますから、 人生の前半で伸び切ってしまう人もあれば、 中盤から後半にかけてジワ~っと来る方もいます。 私なんかは恐らく後者になるんでしょうが。 だから、 今悩んでいる方、安心しましょう。 きっとこれからです。 自分はこれからだなんて勝手に思っています(⌒∇⌒) 生活の過程で「腎気」を蓄える事ができる。 だから、今からでも遅くはないというわけです。 「生命力とは元来与えられたモノと育てるモノ」がある 中国医学では、生命力は2つあると説いています。 前者を「先天の腎」、後者を「後天の腎」と。 「先天の腎」は親から子へ受け継がれるもの。 いわば最初の生命値みたいなもの。 ですから、 そのポテンシャルはその親の片鱗です。 これはどうしようもない。 でも、 重要なのはその後。 受け継いだ財産はいつまでも続かない。 やがては、使い果たします。 先天の腎は成長していく過程で、 生活習慣で変化していきます。 この過程で培った生命力こそ、「後天の腎」と称するのです。 「生活習慣=養生力」は「後天の腎=生命力」を育む。 コレです。 繰り返しになりますが、 生命力は鍛えて強くする事が可能!! それも、 今からでもできる!! という事なんですね。 で、その具体的な方法なんですが・・・ 長くなるので次回にしておきます。 前回のブログ 「日常に東洋医学の知恵を活かしてみる。「元気」を知る」 はコチラから 当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。

「日常に東洋医学の知恵を活かしてみる。「元気」を知る」

体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 今日は、曇りから雨( ノД`)・・・ だんだん寒くなってきました。 さて、前回の続きから、 「元気」の源は腎にあり 腎臓とは、血圧や尿など体の体液の排出に重要な役割を担っています。 そこに、「気」が密集しているという・・・ ちょっと想像がつきにくいかもしれません。 東洋医学では、上記の機能に加え、 「精気の源」としての役割もあると言われています。 精気とは別名「腎気」とも言い、生命の源です。 これが尽きれば人は死に、あれば生きる。 因みに、 ツボに「命門・腎兪・志室」という、3つの経穴があります。 当に、この腎のライン上にあり、 「腎気」を補うに重要なツボとなります。 話を戻しますが、 この腎気は「親から子」へと引き継がれます。 つまり、親が持つ「気」は子に受け継がれる。 言うなれば、「気」も遺伝されてしまうという事。 もし、親の「気」が薄弱だと、 子にも影響を与えてしまいます。 そうなれば、 発育がうまくいかなかったりします。 更に、病気がちだったりします。 成人では、精神面や体力に影響を及ぼします。 こういった事態を放置していくと うつ病・精神不安のリスクを高めてしまいます。 逆に、肝気旺盛かつ精力旺盛な人や甲状腺機能障害の方も注意です。 「腎気」が有り余っているのを良い事に、 バリバリ仕事をしたり、夜更かししたり、活動的し過ぎてしまうと・・・ 「腎気」を損耗しているのに気づかない。 腰痛や様々な疾患にかかりやすくなってしまいます。 「腎気」も有限。 何事も「過ぎたるは及ばざるが如し」なのでご注意を。 次回に続く・・・・ 前回のブログ「今年最初の東洋医学の言葉は・・」はコチラから   当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。  

「明けましておめでとうございます。 今年最初の東洋医学の言葉は・・」

体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 明けましておめでとうございます、押上・錦糸町の鍼灸。 びわの葉治療院の諏訪です。 明けましておめでとうございます。 今年も宜しくお願い致します。 今年もどんな素敵な出会いが待っているか。 そんな事を想像するとウキウキしてきます。 さて、 今年最初の東洋医学の言葉と致しまして・・・ 正月・元旦・一年の始まりという事で、 これを人体で置き換えてみます。 やはり、この言葉が浮かんできます。 「元気」 今年の始まりに、 「元気」という言葉を考えてみようと思います。 皆さんは、この「元気」という言葉は何気なく使っているかと思います。 「今日は元気だね」「元気を出そう」 と普段当たり前の様に使うこの「元気」。 普段の調子の良さを表現する言葉でもあります。 実は、東洋医学(中国医学)・哲学の言葉に端を発していたってご存知でしょうか? 「元気」という言葉から何を想像できるか? 自然界では、大気・気温・磁気など多くの言葉があります。 これらは、「元気」から発生した「気」が関わっています。 では、「気」とは何ぞや?   「気」とはこの世の物質を構成し、動かす最小単位のエネルギー体。 東洋では、「気」をこの様に定義しています。 そして、 この「気」が集まり、蓄えられたものが「元気」。 丁度、「気」をろ過して濃い部分を集めた、 「気の貯金箱」の様なものと考えて良いでしょう。 自然界は、この元気に満たされています。 少しづつ「気」を用いて様々な現象を引き起こしています。 宇宙の変化・大気変化など様々な現象は全て「気」によるもの。 木も土も水も空も宇宙も全て気を使って動いています。 そして、全てが循環して戻って「元気」を作る。 人体でも体の根源・原動力となります。 自然界の大宇宙と人体の小宇宙・・・ どうでしょう。 自然と人間は気によって支配され、繋がっている。 自然と人は一体だと言えるのです。 スケールの大きな話になってしまいましたが・・・ 次回はもう少し人体の気について掘り下げてみましょう。   前回のブログ「年末に多い胃腸のトラブル!!胃の不調は東洋医学で!!:自己治療体験記」はコチラから 当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。

本年もありがとうございました。

体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんにちは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 今年も、もう大晦日。 今年は、様々な出会いがあり、本当に多くの事を学ばせて頂きました。 さて、 「年末ありがとう感謝祭」も、予想以上の反響(;・∀・)!! 昨日中に予約オーバーでお受けできなかった患者様に申し訳なく思い、 本日も急遽臨時開催をさせて頂きました。 年末忙しい中、当院を頼って頂けるのは誠に有難い限りです。 誠心誠意対応させて頂きます。 今年一年を振り返りまして、 「ありがとう」 「感謝」 「気楽」 という言葉をよく使ったな~と感じました。 言葉の力はとても強く、 この様な言葉を発しているだけで、 気分もウキウキ、表情も柔らかになってきます。 言葉とは「言霊」とも言いますが、 当にその通りです。 来年も「ありがとう」「感謝」「気楽」 の気持ちでいこうと思います。   一年間当ブログをお読み頂きありがとうございました。 又来年も宜しくお願い致します。 では、皆様良い年末を。 前回のブログ「年末に多い胃腸のトラブル!!胃の不調は東洋医学で!!:自己治療体験記」はコチラから 当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。
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