びわの葉治療院は痛みや症状の改善といった効果の特化した鍼灸院です
「自律神経の乱れが大きな問題を起こす。後編②-2 自律神経失調潜む様々な疾患と3つの養生法」
体調不良予防対策について_墨田区鍼灸院 こんにちは、墨田区の鍼灸びわの葉治療院の諏訪です。 さて、前回から自律神経と筋肉についてご紹介しております。 今回は、自律神経失調における疾患と対策ついてお伝えしていきたいと思います。 自律神経の失調に潜む様々な疾患 自律神経失調に至る原因とは何でしょうか? 過度なストレス・夜更かしなど色々思いつきます。 最初は、ちょっとイライラしたり落ち着かなかったり・・・ 気が付くと様々な弊害が生じてしまうのが自律神経失調の症状。 そして中々回復できないのがこの疾患の特徴です。 筋肉や内臓にも大きな変化が起こる。 脊柱は神経の通り道。 脊柱周辺に変化が現れます。 頭部・頸・肩・背中など、これらの周囲が硬く緊張します。 押すと強い張りがあり、途切れが無い張りが特徴。 刺激には敏感であるので刺激には特に注意が必要です。 そして、内臓にも異変が・・・ 多いのが、便秘や冷え性。 消化吸収が阻害されるため、便秘・便が硬い・臭いが強い・色が茶色なども。 さらに、栄養が吸収しにくくなり、内臓機能が弱くなり、熱を生み出せない体を作ってしまいます。 それが、全体に及び状態が進行すると、睡眠障害・疲労困憊・うつ状態・内臓疾患が出現してしまいます。 日常での対策はあるのか? 薬も改善には必要ですが、それ以外に自分自身で気をつけなければいけない事もあります。 回復につながる3つの対策をご紹介します。 1 自分にとって何がストレスかを良く知る。 自分が何にストレスを感じているのかを良く知る事が大切。 体が拒否反応を起こしているのを無理する事自体もストレスです。 ストレスが交感神経を興奮させてしまう為、今はストレスから逃れるべきです。 2 食生活や生活習慣を正し、バイオリズムを正常にする。 自律神経を乱すと基本的生活習慣も乱れてしまいます。 寝る時間を見直し、夜更かしはしない。 バランスよい食生活をする。 生活から自律神経を調整していく。 因みに、副交感神経の働きに重要な神経伝達物質があります。 代表的なものに、アセチルコリンやセロトニンがあります。 これらを高める方法に関しましては以前紹介したココをお読み下さい。 3 手技・物理療法の有効活用。 「脳に安心感を与える」 これがまず大事。 脳が安定すれば、自律神経も自ずと変わっていく。 ではどうするのか? 「外部刺激を利用する」 脳は外部刺激に対して敏感。 「心地よい」感覚刺激は脳にとって良い刺激となります。 外部からの感覚刺激は脳を安心させ、自律神経の乱れを正常にします。 具体的には温熱療法・鍼灸・マッサージ・アロマテラピー等。 自律神経失調の方は、脳をリラックスする為の方法を忘れてしまっています。 だから、落ち着きや安らぎがどんなものだったかを脳に教える必要があります。 それには物理的手段により、体から脳へと伝えていく方法が重要です。 程よい温かさやゆっくりとした刺激は脳にとっては「心地よい」刺激です。 脳が安心すれば、体に安心しろという指令が行き渡ります。 それにより、体の緊張がほぐれ、各内臓の動きも整っていくのです。 次回は「後編③ 筋肉の異常緊張!!それは内臓の異常サイン」です。 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。
自律神経の乱れが大きな問題を起こす。後編②-1体験談から学べる事。
体調不良予防対策について_墨田区鍼灸院 こんばんは、墨田区の鍼灸びわの葉治療院の諏訪です。 体験談を通じて、冷静に分析をすると多くの事が分かります。 治療時には見えない事を後で見直すと色々気づきを頂きます。 今回は2回目「自律神経の過緊張がもたらす筋肉の特徴」です。 2 自律神経障害による筋緊張 精神的ストレスが持続する事が原因で自律神経が過度な緊張状態を起こします。 自律神経は交感神経と副交感神経があります。 特に交感神経が重要。 交感神経と副交感神経について少しおさらいしてみましょう。 交感神経とは? 怒っている時や焦っている時の感覚を思い出してみて下さい。 焦燥感に駆られ、ソワソワして思考が定まらない・・・ 心臓がドキドキして汗がでて、熱くなっていませんか? 実は、心臓・肺・腎臓の動きが高まり、血管は収縮し筋肉も緊張してガチガチなのです。 エネルギーをものすごく使っている状態なのです。 だから、緊張が収まると強い疲労感・脱力感を感じるのです。 副交感神経はどの様な働きなのか? お茶を楽しんでいる時、お風呂でゆっくりしている時、布団に入って眠りにつく・・・ どうでしょう、こんな時の状態はリラックスできていませんか? 一仕事終えて、「ハァ~、良く働いた~」と落ち着く瞬間です。 心の平安と幸せを感じませんか? 副交感神経とは、落ち着き安静の状態の時なのです。 体内ではこんな感じです ・血管が拡がり血液がゆったり流れ、血圧が下がる。 ・筋肉が緩くなる。 ・各内臓の動きがゆったりとなる。 もし、こんな状態ではないと感じているなら、交感神経が興奮している事になります。 活動時間が異なる自律神経 バイオリズムに従って働く交感神経と副交感神経。 交感神経は活動に必要な神経ですので、朝から夕方まで活動的に働きます。 逆に副交感神経は安静時に働きます。 つまり、夜から朝方が主体です。 副交感神経は睡眠の導入時や活動時に疲弊した体を修復したりします。 この時は、交感神経は鎮静してOFFの状態です。 副交感神経は自動的に優位になっています。 ① 交感神経の興奮状態 [caption id="attachment_795" align="alignnone" width="740"] Jpeg[/caption] ② 交感神経の興奮が和らいでいくと・・・ [caption id="attachment_796" align="alignnone" width="2560"] Jpeg[/caption] ③ 更に、交感神経の興奮から解放されると・・・ [caption id="attachment_797" align="alignnone" width="2560"] Jpeg[/caption] よく自律神経失調とか聞きますよね。 交感神経と副交感神経のONとOFFの切り替えが緩んでいる状態。 多くは、交感神経が興奮気味。 怒り・緊張・焦り・敏感などこういった状態が際立っている状態です。 図で言えば、①の状態。 いつも臨戦態勢の状態なので脳が休む暇がない。 だから、心身共に疲労状態が改善されない。 体が硬いというのはこういう事からきているのです。 これがずっと続くと、交感神経と副交感神経のバランス関係が崩壊してしまう事になります。 次回は引き続き、「自律神経の乱れが大きな問題を起こす。後編②-2 自律神経失調潜む様々な疾患と3つの養生アドバイスです。」 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。
「筋肉のコリにも違いがある。3つのタイプ 後編① なかなかとれない背中のコリからの解放。RT様の体験談」
体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 普段何気ない日常で、ふとした瞬間に痛みや張りを感じる。 特に激しい運動やどこかにぶつけた覚えもないのに・・・。 その様な経験をされた事はございませんか? 何気ない日常に突如発生する痛みは、実は体の中から発しているのかもしれません。 今回は、前回の体験談を元にもう少し詳しく、痛みや筋肉の張りにおける原因をご紹介したいと思います。 筋肉の痛み・緊張は何らかの病的信号を発している!! 筋肉など体の表面に異変を感じる場合があります。 それは、常に何らかの情報を体が教えてくれているのです。 体はセンサーの塊。 内臓なども常に体の様々な部位に情報を発しています。 何か調子が悪いと思えば感覚として感じる事ができる。 ですから、内臓の状態に何か異変があるとすぐに救難信号が現れる。 例えば、皮膚の状態など。 肌荒れがあれば、内臓のどこかが疲弊している証拠。 十分な栄養を肌に供給できない原因があるといえます。 「3種類の過緊張」 筋肉においても上記の様な現象が起こります。 痛みとして感じる事や激しい緊張を伴うものもあります。 ここでは経験上よくみられる筋肉の緊張について3つご紹介致します。 1 運動機能障害 2 自律神経 3 内臓体性反射 1 運動障害による筋肉の張りとは? 運動をし過ぎたり、運動時に怪我をしてしまった経験があると思います。 その時、筋肉の状態はどうなっているのでしょうか。 椎間板ヘルニアや関節障害を経験をされた方ならおわかりでしょう。 ・痛くて動けない。 ・力が入らない。 症状の程度に差はありますがこの様な状態ではないでしょうか。 例えば、肩関節を痛めてしまった場合。 肩が上がりません。 何故か? 痛いからでしょうか? もう少し掘り下げて考えてみましょう。 痛みは優れた防御システムに必要 具体的には以下の様なメカニズムが働いております。 [caption id="attachment_784" align="alignnone" width="1024"] Jpeg[/caption] 損傷付近の神経が、「これ以上負担をかけると危ないよ」という情報を脳に伝えます。 脳ではその情報を痛みとして理解し、体の動きに制限をかけるよう命令します。 つまり、運動制限がかかるのです。 運動制限をかけないともっと悪くなってしまいますからね。 逆に痛みがなければとんでもない事になってしまいます。 神経は別のルートを使って損傷した付近の筋肉を自動的に緊張状態にさせます。 患部周辺の筋肉が硬くなっているのは、こうした機序により起こる現象なのです。 痛みの変化に応じて治療も変えていく。 痛みが激しい急性期に来院される患者様は、患部が硬い。 逆に、痛みのピークを越えて来院される患者様は大抵患部の緊張が緩和しています。 当前ですが治療においても、その症状の度合いに応じて、刺激量も変えていかねばなりません。 急性期の激しい痛みでは適切な処置を施し患部は温存すべきです。 でも、急性期を脱して、痛みが緩和してきた慢性期では逆に動かしていかねばなりません。 いわゆる、リハビリ期。 状態によりますが、多くの場合、この期間に適切な治療や運動療法を導入する事が必要です。 逆に痛いから動かさないと患部の血流が滞りがちになるので、悪循環になってしまいます。 この期間で不安があるなら、積極的に治療者に質問をしてみると良いと思います。 痛みや張りというのは嫌なもの。 でも、体の不調を教えてくれている重要な信号なのです。 それをよく考えずに鎮痛をすればとりあえず安心というのはあまり良いとはいえません。 次回は自律神経による筋緊張をご紹介していきたいと思います。 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。
「精神的ストレスからの背中の痛みにご注意!!前編 しつこい頭痛と背中の張りからの解放。RT様の体験談」
体調不良予防対策について_墨田区鍼灸院 こんばんは、墨田区の鍼灸びわの葉治療院の諏訪です。 今回は、頭痛と背中の張りで悩むRT様の体験談です。 [caption id="attachment_779" align="alignnone" width="150"] Jpeg[/caption] RT様 「長年頭痛に悩まされていましたが、ハリにマッサー ジにとていねいな治療を頂き、久しぶりに夜ゆっくり と眠る事が出来ました。 普段不安に思っていた背中の痛みなどについても 相談にのって頂き、感謝しております。」 RT様 当院のご感想ありがとうございます。 RT様は、頸から背中一帯にかけて、筋肉がゴムの様な連続的な緊張状態でした。 カウンセリングを通じて、長時間労働・ストレス・睡眠不足などが原因と分かりました。 日常生活全般を通じて、自律神経の過緊張がずっと続いておられたようです。 触診では、緊張状態がひどく、刺激に対し非常に敏感でした。 今回は温熱療法を中心に頭部への鍼治療を行わせて頂きました。 汗をかき過ぎないように温度調節をし、リラックスする状態に導く事が必要です。 今後は、今までの治療を継続しつつ、更なる緊張緩和に努めていきたいと思います。 「精神ストレスに有効的な温熱と頭部への刺鍼」 精神ストレスでは、後頭部や背中の筋肉群に強い緊張が見られます。 交感神経が高まり筋肉が常に緊張しています。 それ故、刺激には敏感に反応してしまいがちです。 過度な緊張は、一度高まると中々収まらないので、刺激量には注意が必要です。 当院では、温熱療法と頭部刺鍼を積極的に導入しております。 全身を温熱ドームで温め、軽く発汗を促します。 又それと併用して、頭部への刺鍼を行います。 「えっ、頭に鍼を刺すの・・( ゚Д゚)!」 ちょっと驚かれるかもしれませんね。 しかし、かなり効果があるのです。 交感神経が興奮状態の時、脳も興奮しています。 頭に血が上るという言葉もある様に、脳はヒートアップしています。 特に頭皮や後頭部辺りはパンパンに張っている事が多いのです。 鍼をする事で、頭に血液が正常に流れ、頭皮の硬さがとれていきます。 「脳がリラックスする事で、交感神経が鎮まり、副交感神経が優位になる。」 脳の興奮が鎮まれば、全身の筋が弛緩し、リラックスできるのです。 「筋肉のコリの原因を分析する」 筋肉が緊張するという事は、何らかの原因があります。 原因を知らず、筋肉のコリを闇雲に揉んだりすると余計緊張させてしまう事があります。 どの様な原因が根本にあるのか? 次回は「筋肉のコリにも3つのタイプ。 後編 なかなかとれない背中のコリからの解放。RT様の体験談」です。 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。
「冷え性は病の始まり。冷え性改善に真剣に取り組むTY様の体験談
体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 今朝は雨でした。 でも、そんなに寒くなく、春らしさ感じる日でした。 今回は、冷え性改善に取り組むTY様(30代女性)の体験談です。 [caption id="attachment_765" align="alignnone" width="150"] Jpeg[/caption] TY様 本文 「足のむくみがひどくて来院しました。 元々冷え性を自覚していたのですが、温熱ドームとても気持ちよかったです。 あまりに気持ちが良いので入っている内に眠ってしまいます。 冷え性の人には絶対オススメです!! 治療後のカウンセリングで運動療法と食事内容を指導して頂き、 重だるいお腹の張りはなくなりました。 これからも宜しくお願い致します。」 TY様 当院のご感想ありがとうございました。 来院当初は、お腹の冷え、足首まわりにもむくみがありましたね。 今は、運動療法も自宅で行って頂いている為、大分むくみはない様で安心致しました。 今後は問題の「冷え症」ですね。 TY様の「冷え性」は慢性冷え性です。 食生活改善と運動療法でこれからも一緒に頑張りましょう(⌒∇⌒)。 「食生活の重要性」 当院ではカウンセリングにて、食生活の見直しをお願いしております。 当ブログでも食事の事を度々触れております。 来院される冷え性の患者様の半数以上が食生活に問題があります。 例えば、10~20代の時、食生活で朝食を十分摂っていない方など。 ダイエットブームもありファスティングなどありますね。 ダイエット自体、手法的には間違ってはいないと思います。 しかし、その方の体質にあったダイエットを心がけるべきです。 そうしないと後々、体に影響を起こしかねません。 特に、サプリメントの摂り方は気をつけるべきです。 その方に本当に必要かどうか考える必要があります。 まずは食生活を見直す事から始めましょう。 「病気は過去からやって来る」 自律神経の乱れや体調不良など。 過去の乱れた生活の繰り返しによるものが大半です。 例えば、乳ガン。 発症に至るまで10年位の年月がかかると言われています。 生活の乱れが、免疫力を弱め、体温を下げてしまいます。 結果として、ガン増殖の下地を作っしまう・・・。 勿論、遺伝的要因など様々あります。 遺伝で病気になったとしても、どうでしょうか? 普段の免疫力が強化されているかいないかで予後は異なります。 日々の生活様式が反映されている事は疑いのない事実です。 今から改善できる事を見直していく事が重要だと考えております。
「何をやっても肩が張ってしょうがない。本当に肩こり?深部に潜む別の病気かも」
首肩治療対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 ようやく三月に入りましたが、まだまだ寒い日が続いております。 春が近づいてきてつい気が緩みがち。 この様な時期だから要注意!! 色々な疾患が発症しやすい時期でもあります。 いつもの肩こりだと決めつけず、よく診てみたら意外な事実が。 今回は、首肩痛で来院され、別の病気が判明したY様の体験談です。 [caption id="attachment_755" align="alignnone" width="150"] Jpeg[/caption] 本文 Y様 50代 「肩こりがひどく来院したのですが、まさか、心臓に問題があったとは思いもよりませんでした。 すぐに、専門医を勧められ検査したところ狭心症でした。 今は病院で適切な処置を受けて状態は安定しております。 本当に助かりました。 ありがとうございました。 腰痛もあるので、これからも宜しくお願い致します。」 Y様、当院のご感想ありがとうございました。 肩が痛いという事で来院され、お話を伺いました。 以前、別の整体や接骨院でも治療されていたそうです。 カウンセリングの中で「もしや」と思い舌診と脈診をさせて頂きました。 特に、脈に異常があったのを思い出します。 左肩の異常と相まって、専門医にかかるようご提案させて頂きました。 何よりも早期発見に繋がったのは、非常にうれしい限りです。 引き続き体調管理で当院でもできる限りサポートさせて頂きます。 「カウンセリングの重要性」 施術前カウンセリングは症状の把握にとって重要です。 お話を進める中で、意外な情報を得る事もございます。 今回はたまたま、疾患に繋がるキーワードがあてはまったケースでした。 患者様の既往歴や家族歴などをお聞きしますが、治療の際に重要な情報となります。 病気を未然に防ぎ、早期対処のお手伝いができた事を感謝しております。 「内臓痛は表面に出る」 これは、臨床ではよく見かける内臓体性反射といわれるものです。 内臓の異常状態があると、神経を通じ表面に痛み(放散痛)として発するというものです。 Y様の様に左肩に違和感を覚えたりする場合です。 でも、肩こり程度なら本人も気づく事なく日常を送ってしまいがちです。 放散痛は片方だけ起こる様な特定の条件があります。 例えば、胃が荒れていたりする場合。 反応は足の前脛骨筋(足三里)付近や胃の左後ろ(胃兪・脾兪)辺りに出現する事が良く知られております。 感覚としては張った様な感じもしくは痛み。 更に、疲労感・ゲップ・胸やけ・口角のひび割れなどもあります。 体はこの様なサインを発する事が多く、非常に重要な手がかりです。 この様なサインを無視して、市販薬に頼りきってしまうのは危険です。 サインは無視しない事!! 更に悪化してしまう可能性もあり得ます。 異常を感じたら、軽視せず適切なアドバイスを受ける事も重要です。 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。
「第四回 コーヒー好きにもオススメ。冷え性にピッタリの変わり種飲料とは?」
体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 さて、いよいよ最終回、コーヒーにまつわるお話です。 前回は、コーヒーが体にに与える影響として「冷え」をお伝えしました。 しかし、だからといってコーヒーを否定するわけでもありません。 非常に効能もある飲料でもあります。 ですので、「冷え性」気味の方なら、飲む量を調節する事をおすすめします。 今回は、ちょっと変わった疑似コーヒーをご紹介していきたいと思います。 「コーヒーに変わるコーヒー風味飲料」 どうしてもコーヒーを嗜みたいっ!! でも冷えが気になるっ!! それなら、こんなコーヒー代用品を試してみては如何でしょうか? ・ オススメの代用コーヒー コーヒーの代用なのですが、飲んでみると美味しい!! 特徴はノンカフェインでコーヒーと性質が逆で温性である事。 代表的なものとしてタンポポ・玄米を使用したものがあります。 「タンポポコーヒー」 タンポポの根を焙煎したタンポポコーヒー。 始めは私もコレがおいしいの?と思いました。 しかし、飲んでみると意外にイケるお味です。 味はコーヒーに近く、成分はクロロゲン酸を含みます。 効果は冷え性・不眠症など。 コーヒーに似ているのに眠りに効果があるのは良いですね。 カフェインレスの事から妊婦でも飲用可能です。 「玄米コーヒー」 玄米を焙煎して作った玄米コーヒーです。 抗ガン作用・抗腫瘍作用などがあり、更にノンカフェイン。 玄米は属性が温なので冷え性にはもってこい。 風味はコーヒーに近く、玄米の香ばしさが食欲をそそります(⌒∇⌒) 「お勧めの飲み方」 いつも、私が飲む方法です。 ・通常の半分ほどのお湯に一杯分の玄米コーヒー粉末を入れる。 濃厚で風味高く、しばらくすると体がホカホカしてきます。 冷え性で悩む方は、すぐに実感しますよ。 因みに、玄米コーヒーもオーガニックがオススメです。 安価な商品の中には残留農薬が含まれている可能性もあるので注意しましょう。 コーヒーの合間にこの様な代用飲料を楽しむのも良いのではないでしょうか。 是非、お試しあれ。 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。
「第三回 コーヒーの飲み過ぎは危険?東洋医学視点からのコーヒー」
体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 前回まで、コーヒーの特性をご紹介してきました。 今回は、少し視点を変えて、東洋医学的にはコーヒーはどうなのか? 日本人の体質に当てはめてご紹介していきたいと思います。 「コーヒーはどのタイプ?」 東洋医学では、食物を寒・平・温など属性に分類します。 ・寒性は体を冷やす食べ物。 ・温性は体を暖める食べ物。 ・平性は寒と温の間に属する食べ物。 この様な感じです。 ではコーヒーはどうなのか? コーヒー豆自体の属性は寒性に属します。 さらに、 「温・熱帯地域原産の食物は寒性の性質を持つ。」 という事が東洋医学では言われています。 つまり、コーヒーとは、体を冷やす飲み物なのです。 コーヒーを飲むと興奮や末梢血管拡張作用が働くので、一旦は温かくなります。 しかし、その後で利尿作用が働き、体外に熱が出て行ってしまいます。 そうすると、体の中心は冷えてしまう事になります。 「体質にも注意」 西洋・南米人に比べ、日本人は体質的にも異なります。 元々、寒性に属する小麦などを主食にしていた西洋人との体質の差があります。 日本人は主食が米(玄米)で性質が平(温)です。 これが先祖代々受け継がれ、体質の基盤にあります。 寒性の物を摂取し続ける事で、「冷え」を蓄積してしまうのです。 特に、冷え性の方の常飲はオススメしません。 数日に一杯とか程々が良いのではないでしょうか。 でも、「コーヒーがどうしても飲みたい」という方はおられますよね。 私も時々は飲みたいです。 でも、冷え性が気になりますよね。 その様な方に是非お勧めしたいモノがあります。 次回は「第四回 コーヒー好きにも好まれる疑似コーヒーとは?」です。 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。
第二回 コーヒーの飲み方で体調にうれしい変化が!!コーヒーのもつ抗酸化作用とは」
体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 普段当たり前のように飲んでいるコーヒー。 私はコーヒー通ではないので、豆や産地のうんちくは語れませんが、 ちょっとの工夫で意外な栄養素を得られるのです。 ・「コーヒーに含まれる2つの抗酸化物質とは?」 前回ご紹介しました 「クロロゲン酸」「メラノイジン」。 この2つには抗酸化作用があるのです。 その前に。 「抗酸化作用とは何か?」 突然ですが「酸化」をご存知でしょうか? 「鉄が錆びるアレでしょ」 そうですアレ。 ボロボロになる状態ですよね。 もう少しいうと、 「ある物質から電子が奪われ、酸素とくっついた状態」を指します。 体内でも、同じ現象が毎日繰り返されます。 人の場合、細胞。 いわゆるDNAの損壊。 それを防がないとどんどん劣化してしまう。 老化現象の促進です。 注目のアンチエイジングですよね。 これはよく美容として注目されがちですが・・それだけではない。 体調不良・コリ・糖尿・ガンなども酸化が絡む。 体内では同じ酸化が引き起こされているのです。 それを防ぐには抗酸化物質が必要。 抗酸化物質を取り入れる事で酸化状態を還元する。 それを抗酸化作用と言うのです。 話を元に戻しましょう。 ・「クロロゲン酸」 コーヒーにはクロロゲン酸という抗酸化物質を有している。 この抗酸化物質(クロロゲン酸・メラノイジン)が活性酸素を除去する。 (※活性酸素とはDNAを損傷させ体内を酸化させる物質の事。) このクロロゲン酸、実はある方法で多く抽出する事ができるそうなのです。 それが・・・ 「低温焙煎(浅煎り豆)」という方法 80℃位でゆっくり行う低温焙煎により多くのクロロゲン酸を得られるといいます。 あの薄い色のアメリカンコーヒーがオススメだとされております。 そして、もう一つの抗酸化物質。 ・「メラノイジン」 コーヒーを煎る過程で起こるメイラード反応により生じる褐色色素。 加熱するとコーヒー豆は褐色に変色します。 この褐色成分こそ「メラノイジン」。 その中には、抗酸化作用・活性酸素除去・ガン抑制作用を有しています。 特に、コーヒーは肝癌抑制効果もあるといわれています。 「メラノイジン」はメイラード反応同様重要です。 今後、別のブログにて深く語りたいと思います。 次回は、「第三回 コーヒーの飲み過ぎは危険?東洋医学視点からのコーヒー」です。 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。
健康的なコーヒー習慣。 コーヒーにまつわる3つのポイント
体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんにちは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 今回はいつも当ブログのフォロワー様からのリクエストです。 「コーヒーの健康的な飲み方」についてをご紹介させて頂きます。 目覚めの一杯のコーヒー。 これで起きるという方は多いのではないのでしょうか? でも、それって正しいのでしょうか? コーヒーもお茶ものみ方次第で健康に役立つ、その様な情報をご提供致します。 「コーヒーの3大要素とは?」 コーヒーと言えば「カフェイン」。 でも、それ以外にも知らないコーヒーの効能があるのです。 1 カフェイン 2 クロロゲン酸 3 メラノイジン 1「カフェイン」 カフェインのイメージって興奮や眠れないというイメージがあります。 「気付け薬」的な意味合いが強いカフェイン。 実は体内では、この様な働きをしているのです。 ストレスの緩和 やる気・興奮上昇 免疫亢進 血圧低下 血糖調節 少し専門的ですが、以下のホルモンに影響を与えます。 ・脳内神経伝達物質(セロトニン・ドーパミン・ノルアドレナリン) ・副腎皮質糖質コルチコイド(コルチゾール) 例えばセロトニン。 本来、ストレスがかかりすぎるとドーパミンやノルアドレナリンの過剰分泌されます。 その働きをを調節する為、セロトニンが必要になります。 セロトニン分泌は精神安定を図るのに必要不可欠なホルモン。 俗称「幸せホルモン」といいます。 適量のカフェインはストレスを緩和を促進します。 結果的に余計なセロトニンの分泌過剰を抑制する事に役立つのです。 ドーパミンに作用すると、やる気、喜びなどに影響を及ぼす。 ノルアドレナリンに作用すると、興奮など情動に影響を及ぼす。 コルチゾールに作用する事で免疫機能・性機能・血圧・血糖が促進される。 ・「コーヒーは嗜むもの」 カフェインの過剰摂取が進むとこれらのホルモン分泌に影響を与えてしまう。 例えば、朝の目覚めにコーヒーというのはカフェインの薬理効果を期待したもの。 本来の覚醒とは違います。 覚醒には上述のホルモンも欠かせません。 一説によると、副腎皮質ホルモン「コルチゾール」の分泌量は覚醒の3時間前に分泌されます。 血中濃度のピークは平均午前8~9時と言われるので、丁度朝のコーヒータイムとなるわけです。 コルチゾールは覚醒に導くホルモンでもあります。 体は覚醒の準備に入っているのにわざわざカフェインを摂る必要はないという事になります。 逆にカフェインを摂ってもあまり効果がなく過剰摂取になるという事です。 朝の目覚めが悪いのは、睡眠時間や導入(メラトニン)やコルチゾールの分泌状況などの原因があるというわけです。 きちんと目覚めた後にコーヒーを嗜むのが良いですね。 次回は「第二回 コーヒーの飲み方で体調が変わる。コーヒーのもつ抗酸化作用とは」 です。 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。
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