びわの葉治療院は痛みや症状の改善といった効果の特化した鍼灸院です

「鍼と自律神経の関わり part②」

体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 今日は、 鍼の大嫌いな方が、 ようやく、観念 ( ノД`) あまりに調子が悪いと、 藁にもすがる思いにもなるのか・・・ 説得したわけではないのですが、 ついに、本人から鍼治療を求めてきました。   ギャーギャー喚くかと思いきや、 意外にもアッサリ。 本人が心底受けたいと思う時は、 治療者側としても、 本当に治療しやすいし、 効果も素直に出ると感じました。 終了後、 「足が軽くなり、へその下が温かくなった」とか 「気分が楽になったようだ」とか かなり不思議がっていました。 鍼ってそんなものなのです。   当たり前に思われている医療の問題 「精神疾患なら薬でしょ」 と思う方がほとんど。 最近では、カウンセリングや認知行動療法なども治療技術も発達していますが、 やはり、投薬が主体。 症状が激しい場合や進行を止めるなら仕方ありませんが、 実際、巷の医療機関では症状の大小に関わらず投薬が盛んなのも事実です。   当院でも、 鬱などの精神症状をお持ちの方が来院されます。 そして、ほとんどの方が、 「何年も病院で薬を処方されて飲んでいるが、 症状が未だ回復せず」 中には、 「以前より症状が進行している」 という事実があるのです。 無論、私の立場では、 診断や処方は、その道の専門医がおられるので意見は言えません。 しかしながら、 「どうしてそんなに長引くのだろうか?」 「そんなに薬漬けで良いのか?」 「こんなに薬が必要なのか?」 純粋な疑問と同時に、 将来における、薬の弊害に対する恐怖も持ち合わせています。 そして実際、 患者様の多くが、 「本当は薬は飲みたくはない」 「減薬して治す方法は本当にないのか?」 という声も多いのも実情なのです。 多様な治療の可能性を求める声 実は、上記の様な声こそ、 重要なテーマ であると思っております。 薬をあまり使わないで回復する 薬と様々な治療をマッチングして回復する これが可能なら、多くの方にとってどんなに有益だろうか。 そして、 これこそ多くの方が求められている答えだと思うのです。 東洋医学的見地からしても、 鍼灸が果たせる役割があるのか? 鍼灸がどこに注目しているのか? これらの疑問に応えていく必要があります。 次回に続く・・・・ 前回のブログはコチラから http://bwnh.jp/risk/1678/#detail   完全個室空間でのじっくり治療。 冷え体質の改善!!びわ葉温熱と鍼のプロフェッショナル!! 当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。

「鍼と自律神経の関わり part①」

体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 久しぶりの投稿です(;・∀・) 最近、精神関係の仕事が多く、 鬱や依存という症状に鍼を用いた治療をしています。 今回は、それに因んだテーマです。 自律神経の興奮を抑えると人はハッピーになれる 自律神経を整えると健康に良いとか聞いた事はないでしょうか? 自律神経失調症だとか色々病名がありますが、 そもそも、 自律神経って一体何なのか? という事があります。   究極な所を言うと、 自分の身体や精神が 快適か不快か? という事に尽きます。 心や体の調子が良い状態は、自律神経が正常な状態。 悪ければ、どこかに異常があるという事と言えます。   もうちょっと詳しく説明すると、 自律神経とは、大きく分けて2つに分類されております。 それは、 交感神経と副交感神経。 色々な所で目にされる事があるのではないでしょうか?   交感神経は興奮を司る。 副交感神経は安定を司る。 という働きをします。 お互いで調整しあっているのですが、 実際は交感神経だけが上がったり下がったりして調節します。 「か~っ」と怒りや興奮という状態、交感神経が興奮している時になります。 焦り、苛立ち、運動時などこの様な状況下では、常に交感神経が活発に働いています。 少しの興奮は健康には必要ですが、 長引くと・・・・ 血管や心臓をバクバクさせ、内臓機能は低下させてしまいます。 慢性的な便秘や下痢という状態の要因の一つにもなってしまいます。 更に、冷え性もそう。 交感神経は一気に興奮状態にもっていきますが、長続きしません。 体温も一気に上昇し、交感神経の興奮が治まると一気にダウンしてしまいます。 この体温の落差が慢性化する事で、 体温中枢に影響を及ぼし慢性的な体温低下を招くのです。 一方、副交感神経はどうしているのかと言えば、 副交感神経は、上がったり下がったり、ほとんど変動しないのです。 昔、勉強していた時に、これが中々納得いかなかったのを覚えています(;・∀・) どうして、副交感神経は変化しないのか? この答えは、治療に携わって初めて納得しました。 副交感神経まで、上がったり下がったりしたら人間生きてはいけません( ノД`) しかも、そうなったら治療ができない・・・ どこが、正常だか判断できない状態になってしまいます。 生き物ってよくできております。 一定の位置に固定され、 交感神経の興奮が治まった時だけ効果を発揮します。 睡眠時や深呼吸してリラックスしている時、 自然と交感神経の興奮は緩やかに低下し、 副交感神経の安定機能が働いているのです。   体の平安を維持するには、 交感神経を如何にコントロールできるか が重要となってきます。 だから、あらゆる治療においても、交感神経のコントロールが肝心なのです。   今回はこの辺で・・・ 前回のブログはコチラから http://bwnh.jp/risk/1660/#detail   完全個室空間でのじっくり治療。 冷え体質の改善!!びわ葉温熱と鍼のプロフェッショナル!! 当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。

「これからの季節、冷えやすい場所にお灸を ②」

体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 まだ、暑く成ったり寒くなったりと気候が安定していません。 こういう時の人間の身体というものは、 衛気(体表面を守る気)が損耗しやすいので、 すぐに、外邪(西洋医学で言う感染)の侵入を許してしまいます。 特に、今の時期の邪気は色々気候が混ざっていて不安定なので、 鼻、喉、熱などの風邪に加え、胃腸に直中など種類が豊富です。 風邪になる前に、まずは予防。 ツボなら風呂にでも入って大椎を良く温め、 生薬ならハチミツ・桂枝・生姜などを取り入れのがベスト。 ちょくちょくやって予防に役立てましょう。   灸の王者、びわの葉灸 さて、前回の続き。 灸療法は、当院でも状況に応じて使い分けますが、 個人的な好みは、やはり間接灸。 火傷による火傷痕や感染なども危険を回避する意味でも良い。 その間接灸の中でも、びわの葉温灸。 灸の効能は、 熱 匂い もぐさ です。 間接灸は、 熱 匂い もぐさの下に当てる物質 です。 このもぐさの下に当てる物質によって、効能が違ってくるのが特徴。 ニンニク・塩・味噌など色々あり、どれも良い効果を期待できますが、 びわ葉は別格な存在。 びわ葉は、古代から鎮痛・腫物の類の薬としてインドでも重宝されていたそうです。 時を経て日本に伝来し、日本人のとある坊さんが、びわ葉の上に灸を乗せて治療されたとか言われております。 はるか昔は、お坊さんは博学でエリートでした。 医学なども身に着けていたので、治療もできたのだとか。 初めて、この治療に出会った時、 びわ葉に対して、何だかとてもすごい力を感じたのを覚えております。 私が弟子入りした治療院では、 青森や北海道など日本各地からたくさんの患者さんが来院されていたのを覚えています。 その方々の多くがガンや悪性腫瘍などで、びわ葉温灸に頼って来られていたのには驚愕しました。   びわ灸の底力 独立開業したての時、まだまだ未熟な技量の中、治療せねばならなかった時、 びわの葉灸のおかげで、患者様の悩みに対してびわの力に助けられたのを思い起こします。 自家製の太く硬い棒灸から出る強烈な熱が、葉を通じて体をよく温めます。 そして、びわの葉が熱された時に出るアミグダリンという物質。 鎮痛・抗酸化・抗ガン・抗腫瘍作用などをもたらします。 アミグダリンの効果・効能に関しては、色々と論じられていますが、 個人的には、臨床を通じて結論から、 多くの方の様々な疾患の痛みに対して貢献してきた事から、 非常に有効な治療法と考えております。 特に、冬場に傷めた筋肉や内臓等の疾患やリンパ系に起こる問題に本当に助けられました。 急性腰痛などでは鍼で、お決まりの場所に刺して、一晩寝れば大抵回復するのですが、 慢性痛や内臓痛・神経痛などでは、中々思うようにはいきません。 その様な時、びわ葉温灸は本当に役に立ちます。 あと、鍼の刺激に耐えられない体力の方や刺激に敏感で苦手な方は、 お灸の中でも、刺激と熱量調節が容易なびわの葉温灸が良いのではないかと思います。   前回のブログはコチラから 「これからの季節、冷えやすい場所にお灸 ①」 完全個室空間でのじっくり治療。 冷え体質の改善!!びわ葉温熱と鍼のプロフェッショナル!! 当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。

「これからの季節、冷えやすい場所にお灸 ①」

体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 ようやく秋らしい気候になってきました。 この時期、夏と違って温かい物が気になる季節。 夏のお灸と言えば、暑苦しいイメージしかないので、 灸より鍼の方が目に行きがち。 しかし、急に寒くなったりしてきたので灸への関心も増えてきます。 今回は、お灸です。 灸にも種類がある 灸というと鍼灸の世界では、マイナーです。 煙がでたり、匂いが付くなど少し使いづらい印象がありますが、 様々な温熱機器の中で一番効果がある療法なのです。 灸の方法は2つあり、 1つ目は、体にもぐさをに直接のせる直接灸。 2つ目は、せんねん灸などが有名ですが、もぐさを葉、塩、ニンニクの薄切りなどの上に載せる間接灸。 があります。 両方、それぞれ特徴があり、 前者は、もぐさが燃えた時に生じる成分が鎮痛効果をもたらし、 皮膚に火傷を起こった際の回復力を疾患そのものに転用します。   一方、後者は、もぐさが皮膚に直接当たらない分、もぐさの効能が期待できませんが、 熱さが苦手な方にとっては利用しやすいお灸です。 繰り返し温める事で患部の深部まで火傷せずに熱を到達させる事ができます。 更に、熱によりびわ葉などの成分が流れ出て、 体内に浸透していく事で独自の薬効が期待できます。 養生法としての灸 養生法は、食事・呼吸・運動など様々な方法がありますが、 灸は昔から、養生法として非常に効果的な方法でした。 その方法として、「足の三里に灸をする」というものあります。 足の三里とは、足の膝の皿の少し下にあるツボ。 昔から、「医食同源、健康の要は脾胃が丈夫である」と言われています。 その脾胃を健康に保つのが「足の三里」のツボ。 昔の人は、灸を三里に据える事で、消化吸収を促進させ健康維持に役立てたというものです。     前回のブログはコチラから 「東洋医学で診る:ガンと免疫の考え方」 完全個室空間でのじっくり治療。 冷え体質の改善!!びわ葉温熱と鍼のプロフェッショナル!! 当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。  

東洋医学で診る:ガンと免疫の考え方

体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 おはようございます、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 台風が去り、台風が又来るような・・・ その様な予報です。 涼秋にて、風邪の方がチラホラ見えてきました。 変化に気をつけていきたいところです。 さて、この間ノーベル医学賞に本庶先生が選ばれました。 素晴らしい事です。 しかも、本庶先生は以前このブログの「ガンと免疫の話」で紹介したオプジーボの開発に関わった方。 オプジーボは、「免疫チェック阻害薬」の商品名ですが、第三のガンの薬として注目されてきました。 「ガンである事を示す特定の蛋白質を暴く薬」 ガンは自分がガンであるという事を示すたんぱく質を隠してしまう事で、T細胞からの攻撃を免れる術を知っています。 この隠した蛋白質を解除する事で、体内の防御機構である免疫細胞がガンを明確に区別し、攻撃できるようになる。 その様な事を紹介したかと思います。 メラノーマに対して認可されたのを皮切りに、現在は様々なガンに対して認可され始めているとか・・・ ノーベル医学賞が確定したとなれば、よりこの薬は認知され広まっていくでしょう。 ガンは倒した後が重要 如何なる方法にせよ、 手っ取り早く、正確にガンをとる事ができたらそれに越した事はありません。 しかし、 問題はその後にあります。 体力の問題。 言い換えれば、自己治癒能力と自己強化。 忘れてはいけないのが、 標的を攻撃しても、 実際の身体はガンの時と同じ体質だという事。 ガンが除去されただけで、状況は安心ではないのです。 相談に来られる方に、よくお話するのが、 言うなれば、 再発を防ぐには、どの様な体作りが必要になのか? という事に関心をもってほしいという事です。 人によっては、ヨガ・運動・サプリを始めるとか色々あるとは思います。 しかし、ここで考えなくてはならない事は、 自分の体質がどの様なものなのか? という事を見つめなおし、それに良い方法を探す事。 以前と同じ生活習慣を繰り返せば、又同じ事になりかねません。 しかし、多くの人は、病気は一過性な物だと考えがちです。 再発は、病威・体力などの面において、以前に比べてより強敵になっていきます。 病気は終わった後をどう生きていくかが重要なのです。     前回のブログはコチラから 「鍼灸という選択肢」 完全個室空間でのじっくり治療。 冷え体質の改善!!びわ葉温熱と鍼のプロフェッショナル!! 当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。

「鍼灸という選択肢」

体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 秋の長雨・・・ 台風が繰り返しきて、やがて秋が深まっていく。 その様な季節がやってきました。   鍼灸は肩こり・腰痛だけのモノなのか? 鍼灸と言えば、 「腰が痛くって・・・」 「肩こりが・・・」 というのが定番です。 それは、鍼の即効性による所が多いからだと思われます。 痛い所に、「ドスンッ」と決まる鍼の刺激は、 鍼の感覚を知った方なら、 あの心地よさを思い起こす事でしょう。 小一時間前まで、痛くてどうしようもなかったあの痛みが、 鍼の一刺しで改善していく・・・ 薬も使わないで、どうして痛みが改善するのか? と思った方もおられるはずです。 勿論、これも鍼の真骨頂ですが、 本来の鍼はこの様な物だけのものではないのです。 体質という問題を改善していく   鍼灸はその昔、古代中国で行われてきた経験医学の賜物です。 何億の民の身体から得られたデータをまとめ、体型化して今に伝わった医学です。 人体とは自然環境そのもの。 世に山谷があり、時に気象変動により、流れが阻害され膨れ上がり壊れたりする様に 人も又、食事・生活・気象の影響を受け体の流れが被害を受けます。 その思想から、体を治す。 究極の自然医学でもあるのです。 肩凝り、腰痛などは疾患の一部分に過ぎません。 勿論、器質的な体の異常は難しいですが、 日常生活が原因で体の異常が生じた疾患であれば、 内臓や精神に関しても整える事ができる医学なのです。 それは、現代においても通用しています。 人間のエネルギーの流れを診る医学   鍼灸とはその流れを阻害する物を整える事を目的とした医学です。 人体は気象同様、流れが停滞すると問題が生じます。 健康であるという事は、気が正常に流れているという事。 何かの原因で気の流れが異常になり、症状として現れます。 気が病んでいる状態、即ち「病気」と言います。 その様に考えると、 その原因を整えれば、気の流れが元に戻る。 これが「元気」です。 「元気」とは、気の本来の姿。正常な気の流れを示しているのです。 日本では、戦後の医学統制で鍼灸のみで定着していますが、 本来は、方剤(漢方)・手技(指圧など)・鍼・灸の4つで構成されています。 それらを上手く混合させて効果を上げるのが一番良いのですが・・・。 その中でも、鍼灸は直に問題となっている箇所に直接刺激を送り込めるという事ができるのが特徴。 言い換えれば、問題となっている気の乱れに直接アプローチできる技術でもある事から、 比較的早く、停滞又は過剰な流れを調節する事ができるのです。   前回のブログはコチラから 「冷え性が運動しても改善しない理由とは」 完全個室空間でのじっくり治療。 冷え体質の改善!!びわ葉温熱と鍼のプロフェッショナル!! 当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。

「冷え性が運動しても改善しない理由とは」

  体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。   秋です。 こちらでは、この連休、お祭りです。 雨が降らない事を願っています。   一旦下がると元に戻すのには一苦労 夏場、仕事環境でクーラーに晒されてしまって、すっかり体が冷えてしまった・・・ 「夏場の冷え性」 暑いのに寒い、体調が思わしくない・・・と色々問題が出てくる季節です。 かと言って、真夏に運動しようとか、中々難しかったとは思います。 とは言え、下がってしまった体調、簡単には戻ってくれません。 冷えに悩む方は、 慣れきってしまった冷えを冬に向けてどう改善していくかが問題です。 発汗すれば体温上昇か? 単に発汗して、体が熱くなれば体温が戻るという様な簡単な理屈ではありません。 運動による体温上昇は、運動している間の一時的なものに過ぎません。 発汗による爽快感で満足しているからです。 でも、体の中はそんなには変化していません。 冷え性を持つ方が、 運動により一時的に体温を上げても、 運動後、余計に冷えてしまうという事実。 そこには、冷えの体質に気づいていないという根本的な問題があるからです。 冷え症と運動の関係 一般の健常者が運動するのと冷え性の方が運動をするのではちょっと異なります。 運動すると過剰な熱を逃す為、 発汗して一時的に体温が上昇しますが、 元々冷えている上に、内臓機能も弱りがちです。 作られた熱は汗と共にほとんど出て行ってしまいます。 何とか作った熱なのに、 すぐに出ていってしまうので蓄熱できない・・・ 内臓が保温できない・・・ エネルギーを消費してしまっただけ・・・ 更にダウン・・・ 疲れが増す・・・ 又運動する気になれない・・・ こうした、負の連鎖が生まれ、 体力・精神的共に、継続的に運動するメカニズムができなくなってしまうのです。 この問題が分かれば、運動だけを一生懸命やっても難しいとお分かりになるでしょう。 これは東洋医学的に言う所の 「気虚」 という状態。 「気虚」の状態での運動は単なる消耗に過ぎません。   心だけが先走ると・・・ 身体を無視して運動したい一心で継続すると・・・ 内臓を傷めてしまいます。 例えば、「脾」「肺」「腎」などに被害が及んでしまいます。 「脾気虚」といった、栄養循環に問題をもたらす症状に発展したり、 「肺気虚」といった、風邪をひきやすくなったり、喘息、アトピーなど、 時には便秘にも繋がってくるのです。 更に、 「腎虚」といった、体熱・精の消耗という問題に及びます。 もし、運動がどうしてもしたいなら、 体をホットな状態を作る事をめざしてからにしたいですね。 前回のブログはコチラから 「秋に向けての体作り④」 完全個室空間でのじっくり治療。 冷え体質の改善!!びわ葉と鍼のプロフェッショナル!! 当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。

体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 少しづつ涼しくなってきた様な気がします。 夏風邪の名残か、その様な方をチラホラ見ます。 環境変化に激しい時期なので気をつけたい所です。   冷え症は意外な所に悪影響を及ぼす 1℃下がると、体内環境がガラリと変わってきます。 どの様に何が変わってしまうのか? まず挙げられるのは、日常生活でありがちな体調の変化。 脳内では、体温低下により血流の乱れが生じ、 皮膚・内臓器官・脳神経などあらゆる組織に影響を与え始めます。 脳では栄養不足による、神経伝達にも乱れが生じます。 具体的には、 精神的なものだと ダルイ・・・ 気力が沸かない・・・ 眠い・・・ 落ち着かない・・・ イライラする・・・ といった様な簡単な症状。 これらの症状、よく考えてみると、 鬱の状態に近い症状ではないでしょうか。 又、内臓では、 便秘・・・ 消化不良・・・ 食欲不振・・・ 肥満気味・・・ 代謝が落ちた様な・・・ この何気ない、意外に大した事が無さそうな変化ですが、 これが、冷えの始まりでもあります。 たった1℃の変化ですが、この内のいくつかの変化を実感すると、 かなり、日常生活では困難となる事でしょう。 エアコンや生冷過食などを気づかない内に行い、 季節を感じられない環境に慣れ過ぎてしまうと、 基本的なエネルギーのやり取りが上手くいかなくなってしまう状態が生じてしまう。 その結果として、発汗・発熱のバランスが崩れ、 夏を過ぎ、そのまま秋冬と行ってしまう為、 体が秋冬に向けての体になっていかない。 最近、風邪をひきやすくなったとか、ちょっとした変化を感じられる事があれば、 自分の体質の変化を見つめなおす機会を作ってみるのも良いかもしれません。   前回のブログはコチラから 「秋に向けての体作り③」   完全個室空間でのじっくり治療。びわ葉温熱と鍼のプロフェッショナル!! 当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。  

「秋に向けての体作り③」

体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 もう、夏も終わりですが、 まだまだ、暑い日が続きます。 汗をたくさんかいて、水分もたくさん摂りましょう。   人間の細胞は36℃以上でないと元気にならない!! 今は夏なので、あまり考えないのですが、   実際、寒くなると、活動的では無くなります。 100%とはいかないまでも、36℃以上の人は活動的ではないでしょうか。 低体温の方はどうか? 熱量の低いせいか、活動的ではなくなってしまう。 その様な状態を訴える方を多く見受けられます。 更に、 低体温体質の人が増えているという事実もあります。 日本人の平均体温が30年前より1℃低下している・・・ 残念な事なのですが、 この様なデータがあります。 たかだか、1℃位の低下で・・・ でも、ちょっと馬鹿にできない事情があります。 気温でしたら、36が35に変わってもさほど変化を感じる事なく、 むしろ、何も変わらんという事で片付いてしまいます。 しかしながら、人体における1℃はかなり深刻です。 低体温は細胞レベルでの活動を低下させてしまう 低体温は人体に様々な影響をもたらします。 たった1℃の低下で、 人体には大ダメージ・・・ 勿論、38が37とかそういうのは除いてですが、 思考・・・ 精神・・・ 行動・・・ 内臓環境・・・ こういうのが全部影響が出てくる。 細胞レベルでの物質のやり取りに支障をきたし、 結果、 血流障害をもたらし、皮膚、脳、内臓に影響をもたらしてしまうのです。 前回のブログはコチラから   「秋に向けての体作り②」   完全個室空間でのじっくり治療。びわ葉温熱と鍼のプロフェッショナル!! 当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。

「秋に向けての体作り②」

体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 台風のせいで蒸し暑い(;・∀・)・・・ 本日の自転車は厳しかった・・・ 湿気は体力を削ります。 蒸し暑い時はゆっくりしましょう。   夏冷えの原因を探る 夏に冷え性が増える。 意外と多いようです。 夏なら冷房の効いた環境に一日居て、家に帰れば冷たい物。 生活環境にもよりますが、この様な環境が多い。 体を冷やす事は過ごしやすくなりますが、 汗をかく事が難しいという事もあります。   汗の機能は放熱 東洋医学で言えば、熱の「昇降出入」といいます。 外から受ける熱。 中から湧き出る熱。 と種類はありますが、 いずれも、溜め込みすぎる事は体に悪影響を及ぼします。 常に熱を溜め込まない事が重要です。 熱を中に溜め込めると・・・・ 「熱中」といいます。   発汗のサイクルを作るには 日常生活では、中々発汗するのは難しいなら、 取り敢えず、風呂を上手く使いましょう。 夏はシャワーで、すます傾向が多いでしょうが、 シャワーでは、汚れを流す程度で、 発汗にはちょいと不足。 日常生活で冷えがある人は、 外側の暑さだけで、熱があると思いがちですが、 実は、内部が冷えている事があるのです。 これを「内寒」と称します。 風呂に切り替える事で、熱を上手く循環させ、 発散できる体作りが可能となります。   前回のブログはコチラから 「秋に向けての体作り①」 完全個室空間でのじっくり治療。びわ葉温熱と鍼のプロフェッショナル!! 当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。
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