びわの葉治療院は痛みや症状の改善といった効果の特化した鍼灸院です
「腰のトラブル:大きなくしゃみに要注意」
体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 花粉症の時期が一旦落ち着きそうです。 しかし、 花粉症は一年中あるので、 何らかのアレルゲンがあれば、 花粉症になってしまうので仕方のない事なのですが、 一番厄介なのが、「くしゃみ」。 これは、腰痛持ちには重大かもしれません。 「くしゃみ」をしたとたん、 腰が砕けそうな衝撃が・・・ その様な、腰痛のケースも多々あります。 突然のくしゃみが腰痛を引き起こす 朝起きたての状態や疲労が蓄積して腰が何だか調子が悪そうな時、 不意に、「ハクション!!」・・・ 「・・・!?」 「・・ヌウ~腰がぁ・・・・」 となってしまうぎっくり腰。 以前、 朝電話で「ぎっくり腰になってしまって今すぐ来て欲しい」という依頼がありました。 事情を伺ったら、きっかけは「くしゃみ」。 朝方、「くしゃみ」をしたとたん、 腰が抜けた様な感じがして、 そのまま、立てなくなってしまった・・・ その様な状況でした。 結局、「鍼」「温熱」療法を駆使して、 状態を回復させる事には成功したのですが、 以前も同じような事を繰り返していました。 この様な症状を経験している方は・・・・ 特に注意しなければならないのが、 ・早朝 ・腰椎椎間板ヘルニア後 ・運動不足などの筋力低下 ・過去腰痛経験 ・疲労がとれず、足腰にダメージが抜けない など・・・ 一般的にまだ腰に力が入らない状態が一番要注意。 極端に瞬間的な腹圧がかかる衝撃を腰に一気にやってくる為、 腰や仙腸関節に直にダメージをもたらし、 骨格及び筋バランスを崩してしまう可能性が高いのです。 くしゃみが出てしまうと思ったら 腹圧がモロにかからないような自分にあったスタイルを覚えておきましょう。 例えば、 立たずにしゃがんで、腰に負担をかけない様するとか、 朝一番の起きがけなどには用心するといった事を頭に入れて置く事も重要です。 前回のブログ「股関節痛の鑑別も重要なわけ」はコチラから 完全個室空間でのじっくり治療。当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。
「股関節痛の鑑別も重要なわけ」
体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 桜が散ってからというのに、 又寒かったりする日が続いています。 体調変化にご注意を。 さて前回、股関節痛に効果的なツボをご紹介致しました。 ツボというのは、 そのツボを刺激しただけで、「治った‼」とよく勘違いされる事が多いのですが、 実は、一つのツボだけで疾患が回復するという事はあまりありません。 救急穴以外ではあまり見かけません。 因みに、救急穴とは色々あるのですが、 主に、手足や口回りなどの敏感な場所にあるツボで、 癲癇発作など人事不詳に陥った意識を回復させたりする場合に用いたりします。 まあ、滅多に使う事が無いツボです( ^ω^)・・・。 個人的に使った事がありますが、 やはりかなり痛いツボです(>_<)。 「これじゃあ目覚ますわな~」という程、強烈無比。 話は戻りますが、 前回お話しした、環跳穴。 このツボは実際どうなのかというと、 単独での効果たるや良し。 ですが、 やはり、その部分の筋肉だけが緩んでしまいますので、 他とのバランスが良くない。 なので、実際には他のバランスを考えて、 別の関連するツボも用いて徐々に緩めていくというのが本当の所です。 股関節という部分は、 全体重のかかる部分故に、故障すると非常にもろい。 腰と関連もするので、 腰から股関節、股関節から腰という様に痛みが移動する事もあります。 特に気をつけなければならないのが、 股関節の骨盤矯正など。 腰痛持ち、産前産後の女性、先天性股関節疾患、柔軟性が無いなどの方が通われ事も多くあります。 特に、柔軟性が無い場合は要注意。 原因を知っておく 自分の身体が特に股関節に関して、 「何故、柔軟性がないのか?」 を知らなければなりません。 これは、本人も治療する側も把握していなければならない事なのですが、 実は股関節の関節窩が浅い場合もあります。 専門的には、骨の形成不全という状態なので、 これは、形態的に難しい。 股関節の関節窩が浅い弱点を補填の為に、 各靭帯・筋が硬くなっている事もあるのです。 それを、単なるコリとして認識して、対処してしまう。 これは、危険ですよね。 でも、これは意外に多い事例なのです。 鑑別が重要となってきます。 きちんと整形外科にも通うべき事はしましょう。 それと並行してちょっと調子が悪くなってきたら、 知識のある治療院を利用すべきです。 悪口を言うわけではないのですが、 よくある、無資格者の多い安価なマッサージ店などで、 不用意に股関節をほぐされて悪化した例などがあります。 慰安ではなく、治療として受けるなら、 値段ではなく、きちんと治療ができるかを目安に選ぶ事をお勧めします。 前回のブログ「悩ましい股関節痛にこの一鍼。 part②」はコチラから 完全個室空間でのじっくり治療。当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。
「悩ましい股関節痛にこの一鍼。 part②」
体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 股関節痛かと思ったら こまめにケアしているのに、 痛くなってしまう股関節痛。 今日はハードだったので、足に来たな・・・ いつもの様に一晩休めば大丈夫と思って、 翌朝目覚めてみると・・・ 「股関節が痛い」 「太ももの奥も痛いし、膝も違和感を感じる」 「ここだという実感はないが、お尻や骨盤の裏側も張った様な感じがする」 とこの様な症状が始まれば、 股関節痛を疑う必要があります。 筆者も股関節痛の経験をしており、 この痛みは非常に辛い。 特効穴とも言える、環跳穴 環跳穴・・・ [caption id="attachment_1482" align="alignnone" width="219"] 青〇が環跳[/caption] この図だとお尻の端付近ですが、 脚の真横からツボは取っていきます。 〇で囲んだ部分や周辺が硬くなり、 痛みが走る事が多いのも特徴。 気をつけるべきは刺激量 股関節や腰痛では、 治療の中心となる特効穴で、 良く用いられますが、 やはり効きすぎる事もあるので注意も必要。 必要以上に刺激してはいけない。 患者側も刺激を求めすぎてもいけないという事。 鍼治療を求める患者にとって、 「響いた」という感覚が重要なファクターでもあります。 痛みの深い所に効いている感じは、 治ってくる感覚を呼び起こします。 だから、刺激不足だと、 「これじゃあ物足りない」 と不満に思う方もおります。 実際、 低刺激だと翌日には症状があまり変わらないと感じる場合もあります。 しかしながら、鍼は後から効果が出てくるのも特徴。 鍼は即効性と言われる事もしばしばですが、 場所や体質によって効果もかなり異なってきます。 少しづつの治療が良い 股関節は体重のかかる非常にデリケートな場所でもあります。 それ故、筆者が治療する時は、 「ここは響かせない程度に打ちます」と軽く打ちます。 それ位にしておかないと、 筋が緩み過ぎて、左右のバランスを失ってしまう事もあります。 翌日、グダグダになって歩くのもままならないという事もあるのです。 自身の体験でも何度かイタイ思いをしました。 大切な事は、 「筋バランスを考慮し、徐々に緩みをとっていく事。」 その過程で、痛みも軽減していきます。 早い方だと数日という方もいますが、 大体、完治まで1~2週間程度と幅があります。 前回のブログ「悩ましい股関節痛にこの一鍼。 part①」はコチラから 完全個室空間でのじっくり治療。当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。
「悩ましい股関節痛にこの一鍼。 part①」
体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 本日は普段より寒い日でした。 やはり、10℃下がると、 身体にも変化が現れます。 膝・腰・股関節・頸部・・・ どこかしら悪い方は、気温の落差で違和感を覚える方もいるのではないでしょうか。 悩ましい股関節痛の痛み 股関節痛。 股関節に問題を抱える方は多くいらっしゃいます。 男女問わず、この痛みは辛いものです。 何とかこの痛みをとってあげたいと思うのですが、 体重がかかる重要な部分でもあり、中々難しい治療でもあります。 今回は、股関節痛について。 股関節痛は太ももの付け根部分に痛みを持つ事が多い 股関節・・・ 身体を支え、全体重の負荷がかかる需要な場所。 ココがだめだと、脊柱・腰・膝全てにダメージを及ぼす事になります。 股関節が弱い方は、 肥満や過度な運動を避けるように指導されます。 始めは、少しの違和感。 そこから周囲の筋が緊張します。 痛みは、 股関節、太ももの付け根、お尻→脊柱・下肢。 と伝わる事が多い。 症状が進むと、腰痛を併発したり。 股関節をカバーする為、腰部に負荷をかけ、 更に、周囲の筋肉のバランスが悪くなる事で痛みが出てしまう。 初期段階で、マッサージや手技にて改善する事が多いのですが、 これで改善しない場合は、 温熱療法や鍼も一つの手段。 (余談ですが、股関節置換手術により、大腿骨頭がメタル置換されている方は、温熱療法が効果を上げた経験あり。) 軽い痛みだと高をくくって放っておくと、危険です。 寒冷刺激や立ち作業などの断続的刺激が股関節に加わる事は非常に多く、 いつに間にか痛くて歩けないという事になりかねません。 一年中注意しなければならないのですが、 特に、梅雨入りや晩夏から秋、冬から春。 これらの時期は気温・湿度変化もある為、よく見かけます。 本日はこの辺で・・・ 前回のブログ 「鍼でイライラを解消:神秘の頭ツボ」はコチラから 完全個室空間でのじっくり治療。当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。
鍼でイライラを解消:神秘の頭ツボ
体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 桜満開。 桜を追っていると、いつの間にか時が過ぎてしまう。 そんな感じがしてしまいます。 頭がボーっとする。 やる気が出ない。 せっかく暖かくなってきたのに、 こんな状態では困りもの。 前回、春は気分変化が変わりやすいという事を書きました。 精神と季節は影響しあう・・・ 現代を生きる社会で、この様なまやかしな事があるワケはない。 薬で抑えられる。 と思う方もいるかと思われます。 今回は、もっと胡散臭い内容になりそうですが・・・ 頭に針さすと効果があるの? 「頭に針」 いきなり危険なイメージ。 針を始めた当初、筆者も恐怖でした。 何せ、頭皮ってそんなに深くはないし、こんな場所刺しても効果はあるのだろうか? 頭蓋骨の下は脳だし・・・ 脳に刺さったらどうしよう・・・ 危険だ・・・ 医学的解剖を学んだ人間としては情けない事ですが、 開業して初めの頃は、何となく恐怖と不安感でそこから避けていました。 しかし、 ある時、床屋で頭のマッサージを受けてとスッキリしたという経験を思い出しました。 実際、鍼は刺さなくても、マッサージでもこれほどの効果がある。 ならば、 案外、ここに針を刺す治療は結構効果があるんではないか? と思う様になったのです。 そこから、何となく頭の針に興味が湧くようになったわけですが。 治療に導入するや、意外な効果が、 出るわ出るわ。 筆者が思っていた程、 患者さんは頭に針を受ける事に恐怖心がなかった・・・ むしろ、私の方がビビッていたわけです。 どんな効果があるのだろうか 古代医家の方々は、 治療において頭を重要視してきており、 様々な疾患に利用してきました。 頭より下を山・川・谷・泉といった名称に対し、 頭を空と明確に区別したわけです。 頭を自然地形に見立て、「空」「天」「神」「星」といった言葉で表記しています。 言うなれば、頭は「神様・宇宙」といった聖域みたいな印象でしょうか。 これは個人的なイメージですが、 インドのチャクラでもある様に、 宇宙や外界における何かの情報を通信したり、 エネルギーや感性を育む重要な場所。 と古代人は考えていたのかもしれません。 効能も、 脳に起因する病気や気の巡りで生じる症状など。 具体的には、 癲癇発作、 目まい、 のぼせ、気つけ、 イライラ、精神不安、 やる気、気鬱、 依存的欲求抑制など・・・ 現代人には、もはや欠かせないツボになっているのです。 前回のブログ 「東洋医学で治療する:春は肝臓に注意」はコチラから 完全個室空間でのじっくり治療。当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。
「東洋医学で治療する:春は肝臓に注意」
体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 もう春・・・・ 気持ち良い天気である。 春は気分が憂鬱になったり、 逆に高揚し過ぎたりと困る季節。 前回の最後に「春風」について触れましたが、 東洋医学では、春風は肝臓に影響を与えると説いています。 肝は怒りをコントロールする臓器 古代中国医学では五行説という考えがあり、 心は喜び 肺は悲しみ 脾は思い 腎は恐れ 肝は怒り という様に各臓器に情緒が割り当てられていると考えられています。 感情の過ぎたるは及ばざるが如し 例えば、 程よい喜びは、 心を活気づけ脳を元気づけます。 「笑いは脳に良い」 と以前から言われている様に、 笑えば、心血が良く巡り、 面白い事は脳にも良い効果をもたらすからではないでしょうか。 しかし、 喜び過ぎれば、心に悪影響を与え、脳も悪影響を受ける。 肝臓もそう。 軽いストレスは肝臓を鍛え、程よい緊張をもたらす。 しかし、過度のストレスは肝臓を傷め、怒りを増幅させる。 自然界と体内は同調している 春は風の季節。 とすると 体内でも春の目覚めと共に「風」が起こる。 「風即動也」 風は物を動かし変化させる性質があると説く。 体内ではそれを「内風」と呼びます。 この内風を生み出すのが「肝臓」という。 専門用語では、 「肝風内動」 といい、 「肝で生じた風が中で動き回る」 と字の如く、 グルグル回りまくり感情をかき乱してしまうイヤな奴です。 あちこちの各臓器に悪さをするので、 各臓器が持つ情緒にも影響をもたらす。 始めは、 肝だけなら、 妙に怒りっぽく、イライラ感 という程度ですが、 何らかのストレスが加わると肝臓が耐えられなくなり爆発・・・ あちこちに内風が波及します。 例えば、 脾(消化吸収)に行けば、沈思になるだろうし、 腎に影響すれば、ビクビク挙動不審になったり、 肺に影響すれば、ふさぎ込んでみたり、 心に影響すれば、妙なハイテンションになったり、 と感情が乱れ飛ぶ。 まあ、程度は人によって異なりますが、 世にいう、春はおかしい人が多いというのは 恐らく、この様な影響が根底にあるからだと言われています。 前回のブログ 「東洋医学から診る:春の関節痛・心の不安定」 はコチラから 完全個室空間でのじっくり治療。当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。
「東洋医学から診る:春の関節痛・心の不安定」
体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 桜も開花し始めました。 これから、どんどん咲き乱れると期待したのに・・・ 明日は、又寒い上に雨だとか・・・。 この時期、妙に気分が乱れがちな方を良く目にします。 自分もそう感じる今日この頃。 特に、精神に不安を抱えていたりする場合はこの時期は辛いと思います。 精神科や心療内科に行けば、 何らかの診断名をつけて薬でも頂けそうですが・・・ しかしながら、病院に行くほど深刻な状態でないのに、 この時期にイライラやドキドキ感、それに伴う頭痛や無気力感を抱く方も少なくありません。 今回は、その様な診断未満の不定愁訴を東洋医学的視点から解き明かしてみようと思います。 季節変化に体が反応する 春夏秋冬と自然界は変化します。 冬なら体力の消耗を防ぐために、毛穴を閉口させ、内臓に気血を蓄える。 夏なら気血をよく巡らし、毛穴を開き、体熱を溜め込まない様にする。 とこの様に、身体も季節変化に対応しています。 しかし、 春秋の変化は結構体に堪えます。 春は、寒から温。 秋は暑から涼という変化。 いずれも体温・水分調節には何かと苦労がいります。 大気も不安定になり、雨風が多くなる季節でもあります。 この微妙な水分変化が体内の関節内圧や気血流動に微妙な変化をもたらします。 春の邪気に注意 春先では、冬の寒と春の温が混ざり、 「寒湿」という邪気を生み出します。 「寒」は物を固める性質をもつ。 「湿」は水気を帯び物質を粘らせ動きにくくする性質を持ちます。 以上の特性から、 「寒湿」タイプの疾患は、 移動性の症状ではなく、限定的な症状が特徴的です。 例えば、 脳、筋肉・関節などに「寒湿」が溜まればどうなるか? 脳では、思考・忍耐・行動などの部分に悪影響を及ぼし、 イライラや落ち着きの無さ、かったるいという感じを持つかもしれません。 筋・関節に溜まれば、機能障害が生じます。 腫れの少ない関節痛や筋の強ばり感など運動障害に繋がるのです。 そして、春にはもう一つ、 「風」もあります。 これはこれで厄介。 今回はこの辺にて・・・ 前回のブログ 「東洋医学から診る:季節変動は精神変化に注意」 完全個室空間でのじっくり治療。当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。
東洋医学から診る:季節変動は精神変化に注意
体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 今週は一気に気温が上昇。 春到来の気分です。 確定申告期間も一段落。 これから、桜だ花見だと楽しみが来る季節です。 でも、浮かれ過ぎは要注意。 春は風の季節 春は風。 動乱の気。 あちこちから風が吹いて大気を乱す季節。 特に、人体では温かい風が影響を及ぼす季節。 今まで寒くて縮こまっていたのが、 この温かさで開放的な気分になりますよね。 その様な理由で、 この季節は、ちょっとおかしな行動も目立つ人も出てきます。 風は上昇の性質を持つ 温風は上昇の性質を持ち、 体の気を上部に運ぼうとします。 身体の上の部分、 特に心臓や脳。 この様な部位に気が集中してきます。 気とはエネルギー。 エネルギーがある一点に集まり過ぎるのも問題です。 冬の季節(寒)に、 停滞もしくは沈みがちな気が温かくなって急に動かされてしまう。 ゆっくりとした季節変化に応じて、徐々に気の流れが動けば幸いなのですが、 この季節は、三寒四温という気温変動もある為、 この変動に体も同調してしまいます。 精神疾患又は情緒に問題を感じる方は、 この時期は、季節によって感情が振り回される事が多いのです。 気が上がり、一瞬元気や陽気になったかのような感じがあったら、 気温がいきなり低下し、気分が低迷。 この急激なジェットコースターに体が参ってしまう。 ここで一度、気持ちをリセットする必要があります。 対策としては、 気の流れを調整する事。 精神などにダメージを受けやすい方は、 気の流れをコントロールする事が上手くできないのが特徴です。 個人的にリラックスができるならそれで良し。 難しかったら、治療に委ねてみるのも一案。 手や頭頸部のマッサージや頭皮針が最適。 特に頭のツボ。 私は頭皮針がお気に入りです。 色々な治療でもよく使い、効果も分かりやすい。 何といってもスッキリ感が良いですね!! 鍼刺激やマッサージで溜まった気を散じる事が重要です。 目の前(おでこの上)が少し、明るくなりますよ(⌒∇⌒)。 前回のブログ 「鍼好き集まれ~!!今、中国鍼がアツい」 はコチラから 完全個室空間でのじっくり治療。当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。
「鍼好き集まれ~!!今、中国鍼がアツい」
体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。 びわの葉治療院の諏訪です。 連日春の嵐、 春が近づいている証拠でしょうか。 明日は晴れて欲しいです。 さて、今回ちょっと変なテーマですが、 「中国鍼」について。 先日、中国鍼を非常に好まれる方がいらっしゃいました。 打っていて改めて、「中国鍼は良いよなあ~」と感じ入りました。 打った瞬間に刺激の様子が指に伝わってくる・・・ 肉がググッとくるあの独特な感覚。 鍼先から指に伝わる、体が反応している感覚。 当に、鍼がツボに的中した時に感じる「響き」。 「響きありっ!!」 「通った・・・」 「これは効いたな・・・」 池波正太郎の藤枝梅安の気持ちが分かる・・・ 患者様もこの響きを好まれていたそうで、 鍼職人としての仕事が全うできた満足感で一杯でした。 中国鍼は痛くないっ!! 中国鍼・・・ 「鍼管無しで直刺しの様子」 イメージからして痛そうな感じがするのですが・・・ 何せ大胆不敵な中国ですから・・・ でも、そんな事はありません。 和鍼であれ中国鍼であれ、「響き」は起こるのですが。 筆者が、中国鍼を好む理由は、 指になじむ操作性の良さに尽きます。 刺鍼後、様々な手技ができる。 得られる「響き」も多彩だからです。 問題はこの「響き感」だと思います。 多くの方が持つこのイメージとは、 この内側からググッとくる「響き」を 痛みとして感じてしまう事ではないでしょうか。 「響き」と言われるこの感覚は深部感覚と言い、 深部感覚そのものは鈍い痛みの様な感覚を持ちます。 そこで感じる感覚を「痛み」として認識してしまうと、 又それが起こる事が却って「恐怖」となってしまう事もあります。 それ故、「鍼って怖い、痛い」と誤解されてしまう事もあります。 鍼の響きは回復の兆し也 本当に病んで辛くてどうしようもない時、 この響きは大きな助けともなります。 というのも、 刺激により、身体が反応しているというサインでもあるからです。 効果が無い場合は、この反応すら起こりえません。 鍼の治療は、 ツボに鍼を刺す事により、 病んでいる部分の詰まりが抜ける事で回復していくという過程を踏みます。 勿論、何でもかんでも響きが来れば良いというわけではないのですが、 治療回復における一つの目安でもあると言えるのです。 前回のブログ 「東洋医学的に診る:夜、風邪が悪化すると感じるのは・・」 はコチラから 完全個室空間でのじっくり治療。当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。
「東洋医学的に診る:夜、風邪が悪化すると感じるのは・・」
体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 三寒四温でしょうか? 若干桜の蕾も大きくなった様な気がします。 風邪もまだ油断ならないので注意したい所。 風邪と言えばこんな事を思い出しました。 夜に風邪が悪化した感じを経験された事ってありませんか? 風邪をひいてしまった時、とにかく早めに寝ます。 「風邪は眠るのが一番の薬」とよく言われますが・・・ 休日など、風邪で一日中寝ていた日なんかだと、 夜早めに寝るって中々できません。 そういう時に限って、夜になると症状がひどくなった感じがしてしまう。 「風邪が悪化した?」 と、嫌な経験はありませんか? 日中変化に応じて体も変わる 東洋医学的に考えてみる・・・ 「気の巡り」が関係しているからなのです。 健康な時は感じにくい「気の巡り」、 正常又は、そうでない時であれ、 身体には、気(正気)が満たされています。 精神・身体を統括し、この「気」があるから人は生きていると考えられています。 人体の気のメカニズムとは、 朝方から日中にかけて上昇し、 夕方から夜にかけて下降していきます。 これって、体温などの日内変動のリズムそのものです。 風邪の時、気は風邪と戦う。 「病は気から」 なんて言葉がある様に気が病気から守る。 日中、活動期は気の巡りにより症状は抑えられています。 しかし、夜に向けて気の力も消耗していきます。 エネルギー不足になっています。 風邪の時、普段以上に気の消耗が激しくなります。 夜は、内部で体の抵抗力を作る時間。 本来なら気も休まないといけません。 気の充填は内臓で行われるので、 内臓に気が集まって、全体の気の流れが緩やかになるのです。 気のガードが緩やかになる時間に付け入るのが風邪。 日中、一時的に抑えられていた風邪が夜活動を開始。 咽喉・背中から内部へ入ろうとすると、気も応戦。 そこで気と戦いが始まります。 戦っているので、患部がガンガン熱くなる。 夜は症状が悪化したと感じるのは、 気と病気が激しくぶつかり合っていた時間帯だったからというわけです。 熱が高まったり、痛みが出たり、咳き込んだりするのは気が守ってくれているのです。 前回のブログ 「熟睡!?心が落ち着く、手頭のツボ押し」 じっくり、プライベート空間での治療。当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。
1
…
10
11
12
13
14
15
16
17
18
…
28
メルマガ
メルマガにご登録いただくと、ブログ情報を定期的にお届けします。 無料登録は以下のフォームからお願い致します。
Leave This Blank:
Leave This Blank Too:
Do Not Change This:
Your email: