びわの葉治療院は痛みや症状の改善といった効果の特化した鍼灸院です

「春到来!!春のイライラ・不安にこの食事療法」

体調不良予防対策について_墨田区鍼灸院 こんばんは、墨田区の鍼灸びわの葉治療院の諏訪です。 大分暖かくなってきた今日この頃・・・。 春到来ですね。 春はバーベキューをしながら、お酒をちょいとやる・・・ そんな季節です。 さて、前回に引き続き、「春と言えば肝臓の季節」。 この時期に肝臓を養おうという事で食事にも気をつけていきたい。 でも、何が良いのか? ネットで調べるとサプリメントなど色々あり迷う所・・。 ここでは、より身近なものをテーマにご紹介したいと思います。   摂るべきはカルシウムとビタミンD この時期、エネルギーを消費しがちな内臓。 特に、イライラや情緒不安が出やすい時期。 実はカルシウム不足もある。 気の乱れで肝臓の機能がダウンしがちな春の季節。 ビタミンや蛋白質も足りない状態になります。 カルシウムは骨を強化するだけではありません。 神経の興奮を抑える作用もあります。 そして、ビタミンDはカルシウムを吸収するには不可欠。 だから、両方摂っていきましょう。 お勧めの食材!! カルシウムとビタミンDが豊富に含まれている食材とは何でしょう。 イワシ・カツオ: ビタミンDとカルシウムを多く含む為、この時期お勧めです。 特にこれから初カツオの時期になって来ます。 新鮮なカツオのたたきも良いのではないでしょうか? 豆腐・納豆 蛋白質は肝細胞の再生には必要。 魚(イワシ・カツオなど)と一緒に摂る事で蛋白質を摂り、肝細胞を再生させましょう。 特に納豆は夜がオススメ。 成長ホルモンであるアルギニンの分泌が増え、筋肉増強効果もある。 更に、大豆に含まれるレシチンは脂肪肝の予防に効果的。 そして、血液をサラサラにし、脳機能改善に役立ちます。 東洋医学では肝と筋には深い関係があります。 筋が健康である事は肝の健康にもなるのです。 生玉ねぎ: 臭い成分である、硫化アリルには精神安定作用がある為、薄切りにして生の状態で食べるのがオススメ。 「カツオのたたき」では、生玉ねぎのスライスを乗せて食べると美味しいですね。 非常に意味深い和食パワー。 「医食同源」 食を正しつつ、足りない部分を治療で補う。 是非、「米・大豆・魚」を日常に取り入れてみては如何でしょうか? 次回は「イライラや情緒不安に襲われたら・・・治療家が勧めるツボ」です。 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。

春到来!!春に「〇〇」を摂る必要とは!!

体調不良予防対策について_墨田区鍼灸院 こんばんは、墨田区の鍼灸びわの葉治療院の諏訪です。 春は風が乱れ飛ぶ。 体内では肝の季節。 ストレスに弱い肝ですが、この時期それだけじゃない。 気が乱れる為、肝臓が忙しい!! だから、不用意に「イライラ」「怒りっぽい」季節でもあります。 東洋医学では、この様な現象を「肝風内動」と呼びます。 体内に熱が鬱積して、肝臓で処理しきれない状態。 以前、肝臓はストレスを受けやすいと説明しました。 外的なストレスもそうですが、肝臓での処理も大きなストレスになります。 しかも、4月と言えばお花見シーズン!! お酒や食べ物で肝臓に更に負担がかかる。 だから、この時期、肝臓を労わないと後々まで影響が残る!! サプリも良いでしょうが、それは一時しのぎに過ぎない!! 五月病なども、4月の緊張が鬱積して肝を傷め、5月の連休を経て発症してしまう・・なんてケースもあるので気をつけなければなりません。   春と言えばコレ!! 肝は五味でいうと酸。 「五味」とは東洋医学で甘・酸・辛・苦・塩の味の事。 各臓器に必要な栄養素となる味の事。 甘は脾 酸は肝 辛は心 苦は肺 塩は腎 ただし、食べ過ぎは臓器に大きな負担になります。 バランスよく摂るのがコツ。 肝は酸っぱいものが良いとされています。 よく、疲れた時に酸っぱい物を摂ると良いとか聞いた事がありませんか? 精神疲労や肉体疲労でも「酸」の効果は非常に重要!! 「酸」にはこの様な効果が!! 東洋医学では、「酸」は陰に属します。 収斂(しゅうれん)固渋(こじゅう)という作用をします。 陰とは寒性ですので、肝が熱をもつのを鎮めます。 「収斂」とは乱れをまとめる事。 春は、気や血が乱れるので、収斂作用によりまとめる必要があります。 「固渋」とは一か所に落ち着かせる事。 気の乱れを収斂し、落ち着くべき所に収める。 肝臓にとっては必要不可欠な物質なのです。 食材として何が良いか? 酸っぱいものと言えば「酢」 といっても酢を飲むわけにはいかない・・・。 なので、食事に酢を用いたり、酸味を活かした食事を摂りたい所です。 特にオススメは、スープ。 スープなら酸辣湯 程よい酸味が食欲を誘い、野菜もバランスよくとる事が出来ます。 時々で良いので「酢」を用いた食事を日常に入れてみては如何でしょうか? 次回は「春到来!!春のイライラ・不安にこの食事療法」をご紹介致します。 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。

「春到来!!意外に知らない、春は体の中でも風が暴れている。東洋医学の知恵②」

体調不良予防対策について_墨田区鍼灸院 こんばんは、墨田区の鍼灸びわの葉治療院の諏訪です。 本日は風も落ち着き、春めいた陽気でした。 桜もそろそろといった感じではないでしょうか。 さて、今回は前回の続き体の中の「風」についてです。 「風」が体の中に影響を及ぼす・・・ ちょっとイメージつきませんよね。 東洋医学では「風」はとても重要。 多くの疾患に絡んでくる存在。 例えば、痛風・風疹・風邪・中風など・・・ 聞き覚えありませんか? これ「風」が関わる病気なのです。 本日は、少しだけ東洋医学での「風」の特徴をご説明致します。 東洋医学って想像力が重要です。 あくまでもイメージとして捉えて下されば良いかと思います。 「体の内での風の特性」 「風」のイメージは何でしょう? 「舞い上がる・・」 「自由・・」 軽い感じのイメージ。 共通イメージは「動く」って事。 そう、 「風」は勝手に動いて、何かを動かす。 体の中では「風」はこの様な行動をします。 ・あちこち移動する。 ・体の上部に向かって移動する。 ・症状を変化させる。 ・熱や冷えや湿気や乾燥を伴って移動する。 ちょっと癖のある存在です。 特に注目したいのは、 「あちこち移動する」 「体の上部に向かって移動する」 これは、自然界の風でも同じ事が言えますよね。 風って、北から吹いたかと思えば、西に変わったり、上昇したり変化します。 大地や大気の状況によって変化しますね。 人の中でも同じ動きをします。 では実際、どの様に「風」が発生するのでしょうか? 季節の変わり目は内臓も大忙し!! 東洋医学では、「春は肝臓の季節」と言われています。 様々な内臓が動きだす事で、「気」が体内を一気に駆け巡る。 そうなると、「気」のバランスが一時的に崩れる。 「気」はエネルギーなので、整然と流れなければいけない!! 肝臓は、「気」の流れを調整する場。 だから、一番負担がかかる。 春の始まりで、一気に流れが変わると処理が大変。 「気」の流れの処理に翻弄され、肝臓がヒートアップしてしまう。 その結果、 「肝臓の熱が鬱積し、風を生んでしまう・・・」 専門用語で「肝風内動」と呼びます。 これが体内の風(内風)の正体です!! その「風」は気・血を巻き込みます。 あちこち動き回りながら頭に向かって上昇していく。 詰まったり、速くなったり・・・ 行く先々で様々な影響を及ぼす「内風」。 ・関節に影響すると関節痛やリウマチ様の症状。 ・筋肉に影響すれば、痙攣・筋のこわばり感を呈します。 ・心臓に至れば、不整脈や頻脈など脈拍に影響を与えます。 ・頭部に至れば、情緒不安・イライラ・癲癇発作などの症状が発生します。 さらに、風の動きが激しさを増して、脳内で暴れると、「中風」という危険な状態に変化します。 これは、いわゆる「脳溢血」です。 冬の終わりから春の初めにかけて多く、高齢者や若年の過重労働なども注意が必要ですね。   本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。  

「春到来!!気をつけなければいけないのは花粉だけじゃない。春に多い異常感覚とは? 東洋医学の知恵①」

体調不良予防対策について_墨田区鍼灸院 こんにちは、墨田区の鍼灸びわの葉治療院の諏訪です。 本日は晴天。 昨日は雨と風と寒さでした。 ここの所、ちょっと寒い日が続いています。 冬の最後の抵抗でしょうか? 桜全開に待ったをかけているような感じです。   春に多い異常感覚   春になると花粉症などで悩まれる人が多くなります。 しかも、春は空が霞んでスッキリしない・・・ 「何となく落ち着かない・・・」 「心臓がドキドキする・・・」 この様な経験ございませんか? 寒さからの解放感からか気持ちも解放されるこの季節。 実は、気温だけでなく、体内にその原因が隠されているかもしれません。 人を突き動かす体内の自然現象  春は芽生えの季節。 自然界では、「静」から「動」に変化します。 動物も冬眠から覚めて動き出す季節。 人も同じく活動的になります。 体内では、冬の間溜めていた「気」の解放が始まる。 「気」が体内をグングン巡り出します。 それが、内臓にも影響を与えます。 この時期、気の影響を受け、内臓では目まぐるしい変化が起こり、体内に「風」が吹き荒れる。 「体内で「風」が吹く?」 ちょっと、イメージがつきにくいですね。 そもそも、何で体内に風が吹くのか? そして、「風」が体の中で吹くとどうなるのか? この話は、次にしておきます。 次回「春到来!!意外に知らない、春は体の中でも風が暴れだす。東洋医学の知恵②」です。 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。  

「筋肉の異常緊張 3つのまとめ」

体調不良予防対策について_墨田区鍼灸院 こんばんは、墨田区の鍼灸びわの葉治療院の諏訪です。 桜もあちらこちらでチラホラ咲き始めてきたようです。 個人的には、この始まりの瞬間が一番ワクワクします。 これまで、7回に渡り、筋肉の異常緊張についてご紹介してきました。 内容的にはやや専門的なものも含まれていましたので難しかったと思います。 簡単にまとめをしましたので参考にして下さい。 異常筋緊張の3つのポイント 1 運動障害で起こる筋肉の張り ・ 腰など怪我した部分を守る為に患部の周りの筋肉が硬く緊張する。 ・ 痛みも初めは激しく筋肉も硬いが、症状が和らぐにつれ痛みも減っていく。 ・ 慢性化しない様にリハビリをする事が重要。   2 自律神経障害による筋肉の張り ・ 脳が何らかのストレスに晒され続ける事で、交感神経が興奮し、筋肉が緊張する。 ・ 交感神経の興奮状態が続く間は刺激に敏感で、筋肉も硬いゴムの様な張りをする。 ・ ストレスの原因を除去し、生活環境を改善する事が重要。   3 内臓障害による筋肉の張り ① ・ 内臓に異変が起こる事で、交感神経が興奮し、内臓と関連する筋肉が硬く緊張する。 ・ 筋肉の張りは内臓のある位置に存在する事が多く、ツボと一致している事が多い。 ・ 押すとジンワリ響く感じなら症状も軽く、筋肉の張りも割と緩やか。 ・ 筋肉が緊張する部分への刺激は弱った内臓に対して効果がある。 如何でしたでしょうか?   痛みと緊張は体のサインに非常に重要だという事がご理解できましたでしょうか? 「痛み」や「緊張」というものは非常に不安を誘うものです。 でも、その原因が冷静に理解できたら、不安も最小限で済む。 ご自身の体の理解の材料にして頂けたら幸いと思います。 ご自身の疾患で気になる事がございましたら、何でも結構です!! 当院の予約フォームに気軽にご質問下さい!! 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。

「知っておくと便利な健康ツボ :筋肉の異常緊張 番外編」

体調不良予防対策について_墨田区鍼灸院 こんばんは、墨田区の鍼灸びわの葉治療院の諏訪です。   気が流れると気分がスッキリ!! 背中が張って辛い時。 背中をマッサージすると気持ち良いですね。 「何故気持ちが良いのでしょうか?」   実は、背中の筋肉の間にあるツボに気が停滞しているから。   気の流れが悪いと途端に気分が悪くなる・・・。 「詰まった様な、変な」感じがしてしまうもの。   「停滞した部分は気・血・水液が滞り、筋肉や組織が栄養・酸欠不足になって硬化する。」 停滞した部分が正常になれば、気楽になるのです。 [caption id="attachment_844" align="alignnone" width="2560"] Jpeg[/caption]   このテーマに入って、内臓体性反射という体における生理機能もご紹介致しました。 それは、内臓から神経経路を通じて神経支配エリアの筋肉が緊張すると言いました。 [caption id="attachment_815" align="alignnone" width="2560"] Jpeg[/caption] 一方、東洋医学では、内臓異変があるとその内臓が支配する経絡上のツボに反応が起こるのです。 「胃痛における4つの代表的反応部位」 [caption id="attachment_828" align="alignnone" width="2560"] Jpeg     ※反応①についてはココをお読み下さい。[/caption] 「不思議な事に、内臓体性反射とツボには非常に類似点が多い・・・。」 科学的には、ツボも経絡も解明されてはいません。 恐らく、概念が異なる為、完全解明できませんが・・・。 ですが、経験的に反応が起こる部位に鍼や灸をすると症状が改善するという事実は存在するのです。 知っておくと便利な健康ツボ ここでは、内臓の異変がある場合に関連するツボを少しだけご紹介します。 多くが背中に存在します。 中でも、臓器と同じ位置に存在するツボは分かりやすいのが特徴です。 「背中の6つのツボ」 [caption id="attachment_826" align="alignnone" width="2560"] Jpeg[/caption] 肺兪: ・喘息・感冒などで緊張する。 ・呼吸器系に作用し、咳を鎮め呼吸を楽にする。   心兪 : 心臓の裏側。 ・心臓の痛みを抑え、脈拍を安定させる。 ・狭心症等、異変があるとこの周囲が緊張し痛む。   肝兪 : ・ストレスが溜まると特に右側が張る。 ・イライラなどの背中が張るのを緩和させ、気の巡りを良くする。   脾兪: ・消化吸収を促進する。 ・ストレスや過食などで、胃腸が弱った時に反応する。 多くは胃兪と連動して、硬くなる。 胃兪 : 胃の後ろに位置する ・胃の消化に関連。ストレスなどで胃がダメージを受けると緊張する。 ・胃酸過多などゲップや胸焼けなどを抑え、胃の運動を促進する。 ・脾兪・足三里と併用すると相乗効果がある。 腎兪: 腰の中心の位置に左右に位置する。 ・腰痛・男性機能・おしっこの量・冷え性にも効果がある。   ※ 一人で背中を刺激するなら、ゴルフボールをガムテープで固定すると良いですよ!! 「普段から押すと良いツボ」 [caption id="attachment_844" align="alignnone" width="2560"] Jpeg[/caption] 内関: 親指で「グッ」と10秒~30秒で、5回程度押し続ける。 仰向きになり、腹式呼吸をしながらが良いです。 ・心拍数を下げ、精神を落ち着かせる。 ・ストレス性の胃痛を和らげる。 ・不整脈気味なら、心兪を併用。 ・胃痛・イライラには胃兪と肝兪を併用。   足三里 ・胃の疾患全般に効果。 ・むくみの時は温めると良いです。 ・せんねん灸など使うと効果的!! ・胃のムカつきには胃兪と併用。   如何でしょうか。 是非、試してみて下さい。 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。

「筋肉の異常緊張!!内臓の異常サインと反応点。 東洋医学的にはどうなの?後編③-2 」

体調不良予防対策について_墨田区鍼灸院 こんばんは、墨田区の鍼灸びわの葉治療院の諏訪です。 やはり、晴れは良いです。 春の始まり頃が一番過ごしやすいです。 前回、内臓の異常サインがあると筋肉に変化が生じる事をご紹介致しました。 さて、今回は筋肉の異常緊張が東洋医学ではどのように見られているのか? 東洋医学的視点から筋緊張をご紹介していきたいと思います。   ツボと内臓との関係 皆さん、ツボのイメージは何でしょうか? 「ココを押すと○○に効果がある!!」 というイメージがあるかと思います。 確かにそれは正しい事ですが、もう少し意味があります。 「ツボは内臓の鏡」だという事。 それは、全てのツボエネルギーは内臓から発せられる。 内臓に異変があるとツボに反応が起こる。 「なぜか?」   気がカギを握っている!! 内臓からの筋緊張を語る上で「気」は外せません。 体の中には、気・血・水液が流れています。 特に「気」が大きな役割を果たします。 「気」とはエネルギーの源。 体を暖め、脳・内臓や血や水液を動かす力を持ちます。 やる気・気力・元気など言葉として良く使いますね。 当然ですが、生きている状態でしか「気」は働きません。 [caption id="attachment_838" align="alignnone" width="2560"] Jpeg[/caption] ツボの役割 気・血・水液が経絡(ツボのルート)を通り、ツボに集まります。 ツボは筋肉や関節に多く存在します。 [caption id="attachment_841" align="alignnone" width="2560"] Jpeg[/caption] ツボはエネルギーの集積所。 言ってみれば、体のパワースポット。 そして、 「ツボは筋肉や関節にダイレクトに反応する!!」 各内臓へ行き内臓を潤します。 元気になった内臓から気は作られ、又体内を巡る。 このサイクルが順調であれば、ツボも体も順調。 もし、 「内臓が悪いと・・・」 「気が十分作れない・・・」 「流れが悪くなり、気がツボにも集まらない・・・」 そうなると・・・ 「肌の艶・色・ハリも悪くなり、筋肉も硬くなってしまう・・・」 これが内臓障害からの筋緊張の正体!!。 だから、 もし、弱った内臓を治すならば・・・ その内臓が支配しているツボに刺激をすれば良い!! そうすれば、内臓が改善され、筋肉の異常緊張も改善する。 ツボに鍼や灸をするという行為は必要なエネルギー集める為!! ツボで気を充填して、弱った内臓に送る為だったのです。 [caption id="attachment_842" align="alignnone" width="2560"] Jpeg[/caption] 漢方でも理屈は同じ。 補中益気湯や四君子湯とか・・・ これらは補気薬といい、足りなくなった「気」を補う方剤なのです。 次回は、「知っておくと便利な健康ツボ :筋肉の異常緊張 番外編」です。   本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。

「筋肉の異常緊張!!それは内臓の異常サイン後編③-1 」

体調不良予防対策について_墨田区鍼灸院 こんばんは、墨田区の鍼灸びわの葉治療院の諏訪です。 昨日まで晴れて気持ち良い天気でしたが今日は一日雨・・・ 寒さも戻ってきてしまいました。 こうやって春に近づいていくのでしょうね。   さて、今回は筋肉の緊張、第三弾!! 内臓による筋肉の緊張です。   筋肉の異常緊張や痛み!? お腹の調子が悪い時、腹筋が張った様な感じを経験された事はありませんか? 実は、内臓から発せられた救難信号なのです。 腹痛などでは、分かりやすい場合が多いのです。 胃・肝臓・心臓などでもこの様な場合があります。   どの様なメカニズムなのか? 簡単には、内臓が調子悪いと内臓を支配している自律神経が興奮して筋肉を緊張させるというものです。 例えば胃痛。 飲みすぎやストレスで胃が荒れるなんて経験がございませんか? 胃が痛かったり、疲れ気味だと胃の周辺が気になります。 つい胃を押したりしますよね。 意外に気が付かないのですが、筋肉も緊張をしています。 特に、胃の後ろ側。 背中の胃に位置する筋肉群です。 その辺りを軽く押しただけでも内臓に響くような感じがします。 症状によりますが、押されると「イタ気持ちいい」感じが残る。 正常な場合と異なり、胃にダイレクトに反応するような感じがするのです。   「これはどういう訳か?」 内臓が直接触れるからでしょうか? それだとちょっと怖いですね(;^_^A。 実は、異変がある内臓付近の筋肉が関係しているのです。 筋肉が緊張しているのは内臓が命令を発している。 内臓が調子悪いと神経を介して付近の筋肉を緊張させて体に不調サインを発信する。 専門用語では「内臓体性反射による筋性防御」と言われるものです。 弱っている周辺を緊張させる事で守ろうと反応しているのです。 [caption id="attachment_815" align="alignnone" width="2560"] Jpeg[/caption]   そして、もう一つ内臓の異変に反応する部分があるのです。   次回は、「後編③-2 筋肉の異常緊張!!内臓の異常サインと反応点 東洋医学的にどうなの?」です。   本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。  

「自律神経の乱れが大きな問題を起こす。後編②-2 自律神経失調潜む様々な疾患と3つの養生法」

体調不良予防対策について_墨田区鍼灸院 こんにちは、墨田区の鍼灸びわの葉治療院の諏訪です。   さて、前回から自律神経と筋肉についてご紹介しております。 今回は、自律神経失調における疾患と対策ついてお伝えしていきたいと思います。   自律神経の失調に潜む様々な疾患 自律神経失調に至る原因とは何でしょうか? 過度なストレス・夜更かしなど色々思いつきます。 最初は、ちょっとイライラしたり落ち着かなかったり・・・ 気が付くと様々な弊害が生じてしまうのが自律神経失調の症状。 そして中々回復できないのがこの疾患の特徴です。   筋肉や内臓にも大きな変化が起こる。 脊柱は神経の通り道。 脊柱周辺に変化が現れます。 頭部・頸・肩・背中など、これらの周囲が硬く緊張します。 押すと強い張りがあり、途切れが無い張りが特徴。 刺激には敏感であるので刺激には特に注意が必要です。 そして、内臓にも異変が・・・ 多いのが、便秘や冷え性。 消化吸収が阻害されるため、便秘・便が硬い・臭いが強い・色が茶色なども。 さらに、栄養が吸収しにくくなり、内臓機能が弱くなり、熱を生み出せない体を作ってしまいます。 それが、全体に及び状態が進行すると、睡眠障害・疲労困憊・うつ状態・内臓疾患が出現してしまいます。   日常での対策はあるのか? 薬も改善には必要ですが、それ以外に自分自身で気をつけなければいけない事もあります。 回復につながる3つの対策をご紹介します。   1 自分にとって何がストレスかを良く知る。 自分が何にストレスを感じているのかを良く知る事が大切。 体が拒否反応を起こしているのを無理する事自体もストレスです。 ストレスが交感神経を興奮させてしまう為、今はストレスから逃れるべきです。 2 食生活や生活習慣を正し、バイオリズムを正常にする。 自律神経を乱すと基本的生活習慣も乱れてしまいます。 寝る時間を見直し、夜更かしはしない。 バランスよい食生活をする。 生活から自律神経を調整していく。 因みに、副交感神経の働きに重要な神経伝達物質があります。 代表的なものに、アセチルコリンやセロトニンがあります。 これらを高める方法に関しましては以前紹介したココをお読み下さい。 3 手技・物理療法の有効活用。 「脳に安心感を与える」 これがまず大事。 脳が安定すれば、自律神経も自ずと変わっていく。 ではどうするのか? 「外部刺激を利用する」 脳は外部刺激に対して敏感。 「心地よい」感覚刺激は脳にとって良い刺激となります。 外部からの感覚刺激は脳を安心させ、自律神経の乱れを正常にします。 具体的には温熱療法・鍼灸・マッサージ・アロマテラピー等。 自律神経失調の方は、脳をリラックスする為の方法を忘れてしまっています。 だから、落ち着きや安らぎがどんなものだったかを脳に教える必要があります。 それには物理的手段により、体から脳へと伝えていく方法が重要です。 程よい温かさやゆっくりとした刺激は脳にとっては「心地よい」刺激です。 脳が安心すれば、体に安心しろという指令が行き渡ります。 それにより、体の緊張がほぐれ、各内臓の動きも整っていくのです。   次回は「後編③ 筋肉の異常緊張!!それは内臓の異常サイン」です。   本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。   押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。

自律神経の乱れが大きな問題を起こす。後編②-1体験談から学べる事。

体調不良予防対策について_墨田区鍼灸院 こんばんは、墨田区の鍼灸びわの葉治療院の諏訪です。 体験談を通じて、冷静に分析をすると多くの事が分かります。 治療時には見えない事を後で見直すと色々気づきを頂きます。 今回は2回目「自律神経の過緊張がもたらす筋肉の特徴」です。 2 自律神経障害による筋緊張 精神的ストレスが持続する事が原因で自律神経が過度な緊張状態を起こします。 自律神経は交感神経と副交感神経があります。 特に交感神経が重要。 交感神経と副交感神経について少しおさらいしてみましょう。 交感神経とは? 怒っている時や焦っている時の感覚を思い出してみて下さい。 焦燥感に駆られ、ソワソワして思考が定まらない・・・ 心臓がドキドキして汗がでて、熱くなっていませんか?   実は、心臓・肺・腎臓の動きが高まり、血管は収縮し筋肉も緊張してガチガチなのです。 エネルギーをものすごく使っている状態なのです。 だから、緊張が収まると強い疲労感・脱力感を感じるのです。   副交感神経はどの様な働きなのか? お茶を楽しんでいる時、お風呂でゆっくりしている時、布団に入って眠りにつく・・・ どうでしょう、こんな時の状態はリラックスできていませんか? 一仕事終えて、「ハァ~、良く働いた~」と落ち着く瞬間です。 心の平安と幸せを感じませんか? 副交感神経とは、落ち着き安静の状態の時なのです。   体内ではこんな感じです ・血管が拡がり血液がゆったり流れ、血圧が下がる。 ・筋肉が緩くなる。 ・各内臓の動きがゆったりとなる。 もし、こんな状態ではないと感じているなら、交感神経が興奮している事になります。   活動時間が異なる自律神経 バイオリズムに従って働く交感神経と副交感神経。 交感神経は活動に必要な神経ですので、朝から夕方まで活動的に働きます。 逆に副交感神経は安静時に働きます。 つまり、夜から朝方が主体です。 副交感神経は睡眠の導入時や活動時に疲弊した体を修復したりします。 この時は、交感神経は鎮静してOFFの状態です。 副交感神経は自動的に優位になっています。   ① 交感神経の興奮状態 [caption id="attachment_795" align="alignnone" width="740"] Jpeg[/caption] ② 交感神経の興奮が和らいでいくと・・・ [caption id="attachment_796" align="alignnone" width="2560"] Jpeg[/caption] ③ 更に、交感神経の興奮から解放されると・・・ [caption id="attachment_797" align="alignnone" width="2560"] Jpeg[/caption] よく自律神経失調とか聞きますよね。 交感神経と副交感神経のONとOFFの切り替えが緩んでいる状態。 多くは、交感神経が興奮気味。 怒り・緊張・焦り・敏感などこういった状態が際立っている状態です。 図で言えば、①の状態。 いつも臨戦態勢の状態なので脳が休む暇がない。 だから、心身共に疲労状態が改善されない。 体が硬いというのはこういう事からきているのです。 これがずっと続くと、交感神経と副交感神経のバランス関係が崩壊してしまう事になります。 次回は引き続き、「自律神経の乱れが大きな問題を起こす。後編②-2 自律神経失調潜む様々な疾患と3つの養生アドバイスです。」 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。 押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。
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