首肩治療対策について_押上・錦糸町の鍼灸院
こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。
ようやく三月に入りましたが、まだまだ寒い日が続いております。
春が近づいてきてつい気が緩みがち。
この様な時期だから要注意!!
色々な疾患が発症しやすい時期でもあります。
いつもの肩こりだと決めつけず、よく診てみたら意外な事実が。
今回は、首肩痛で来院され、別の病気が判明したY様の体験談です。

Jpeg
本文 Y様 50代
「肩こりがひどく来院したのですが、まさか、心臓に問題があったとは思いもよりませんでした。
すぐに、専門医を勧められ検査したところ狭心症でした。
今は病院で適切な処置を受けて状態は安定しております。
本当に助かりました。
ありがとうございました。
腰痛もあるので、これからも宜しくお願い致します。」
Y様、当院のご感想ありがとうございました。
肩が痛いという事で来院され、お話を伺いました。
以前、別の整体や接骨院でも治療されていたそうです。
カウンセリングの中で「もしや」と思い舌診と脈診をさせて頂きました。
特に、脈に異常があったのを思い出します。
左肩の異常と相まって、専門医にかかるようご提案させて頂きました。
何よりも早期発見に繋がったのは、非常にうれしい限りです。
引き続き体調管理で当院でもできる限りサポートさせて頂きます。
「カウンセリングの重要性」
施術前カウンセリングは症状の把握にとって重要です。
お話を進める中で、意外な情報を得る事もございます。
今回はたまたま、疾患に繋がるキーワードがあてはまったケースでした。
患者様の既往歴や家族歴などをお聞きしますが、治療の際に重要な情報となります。
病気を未然に防ぎ、早期対処のお手伝いができた事を感謝しております。
「内臓痛は表面に出る」
これは、臨床ではよく見かける内臓体性反射といわれるものです。
内臓の異常状態があると、神経を通じ表面に痛み(放散痛)として発するというものです。
Y様の様に左肩に違和感を覚えたりする場合です。
でも、肩こり程度なら本人も気づく事なく日常を送ってしまいがちです。
放散痛は片方だけ起こる様な特定の条件があります。
例えば、胃が荒れていたりする場合。
反応は足の前脛骨筋(足三里)付近や胃の左後ろ(胃兪・脾兪)辺りに出現する事が良く知られております。
感覚としては張った様な感じもしくは痛み。
更に、疲労感・ゲップ・胸やけ・口角のひび割れなどもあります。
体はこの様なサインを発する事が多く、非常に重要な手がかりです。
この様なサインを無視して、市販薬に頼りきってしまうのは危険です。
サインは無視しない事!!
更に悪化してしまう可能性もあり得ます。
異常を感じたら、軽視せず適切なアドバイスを受ける事も重要です。
本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。
押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。