びわの葉治療院は痛みや症状の改善といった効果の特化した鍼灸院です

2017/09/01

「体内の湿気を除去して胃腸を元気にするーびわ茶のススメ」後編

体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院

こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。


暑かったり寒かったりして体調管理が大変です。

又、暑い日もぶり返すので風邪や胃腸にご注意を。

今日みたいな乾燥した日にも注意です。

夏の暑さに胃腸がダウンしがちな中に休みのような日。

その様な時、何が一番適した飲物が良いか?

スポーツドリンク・・・

麦茶・・・

アイスコーヒー・・・

どれも良い飲み物ですが、今回のおススメはコレ。

実はコレ「びわ茶」といい、びわの葉を焙煎したお茶です。


びわの葉のお茶とは?


びわと言えば「実」が主流で、葉っぱなんて忘れ去られています。

しかも、「びわ茶」なぞ、ご存知の方が少ないのではないのではないでしょうか。

しかし、びわの栄養効能を本当に求めるなら葉が一番。

びわ茶は煮出し方により薄茶色から紅茶色まで様々、吞み口は苦くなく香ばしく飲みやすいのが特徴。

ホットでも冷やししてでもOK。

水分の吸収を助け、胃腸を元気にする働きを持つ働きがあります。

この「びわ茶」と栄養補給の「甘酒」は、江戸時代から暑気払いとして良く親しまれていました。


びわ葉の効能


びわの葉は、外用・内服と様々に活躍しています。

外用では、主に鎮痛・健胃腸・解毒・抗酸化・抗老化・抗ガン・抗腫瘍・・・など。

内服では、主にびわ茶・びわ酒として、健胃腸・抗酸化・抗老化・補水・去痰湿・・・が特徴です。

特に、お茶では「健胃腸・去痰湿」が特徴的です。


ちょっと東洋医学の豆知識!!「痰湿」とは?


「痰湿」という言葉、イメージがつきにくいかもしれません。

例えば、お酒を飲んだ次の日、痰が絡む方、もしくは喉の奥の違和感を感じる方はいませんか?

粘っこい嫌なイメージ。

吐き出せる痰ならまだいいのですが、

体内に貯留する痰というものがあります。

それを痰湿と呼んでいます。

この痰湿は体内の脳・内臓・血管・関節などあらゆる場所に貯留して、活動の邪魔をします。

具体的には、だるい・ボーっとする・動きが鈍い・食欲不振など・・症状として現れます。

夏~秋にかけて、体内には「痰湿」が溜まりがちです。

特に、暑さで水分が不足しがちで、体液に粘り気が生じやすく、胃腸や代謝機能が弱った時に生じやすくなります。

故に、この様な体調の時に、ビールやお酒は控えましょう。

体を冷やし過ぎて、更に体内代謝を弱めてしまうからです。

ちょっと、胃腸が弱ったかも・・・でも薬までは・・・という方。

是非「びわ茶」試してみてはいかがでしょうか。

 


前回のブログはコチラから

 

当院の治療メニューはコチラ

本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。
押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。

  • メルマガ

    メルマガにご登録いただくと、ブログ情報を定期的にお届けします。 無料登録は以下のフォームからお願い致します。