体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院
こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。
「頭寒足熱」とはよくいったものです。
末梢の循環が中枢の循環に影響を及ぼすという事は昔から知られています。
特に、東洋医学の世界では常識かつ最重要。
何故なら、気の巡りは末端から始まり、血を従え、全身を巡るから。
冷え性があるなしに関わらず、気の巡りを考えたら、末端はとにかく冷やさない事が重要です。
気は温かくなる事で、活動的になり、脳に至る。
「元気」とは、気の根本であり、脳に気血が満たされて、良く巡っているという意味なのです。
それが、行き過ぎれば「暴走」「怒り」になり、少な過ぎると「うつ」になる。
故に「気」のバランスは常に気をつけなければなりません。
女性は足腰をあたためよ!!
女性はただでさえ、生理現象においても血液の巡りに問題を抱えています。
月経前後は特にバランスが崩れやすいもの。
故に、冷えやすいのは仕方が無い事です。
それを、冷やし過ぎたり、冷えたままでいる事がいけません。
特に、不妊治療では、「冷え」をどう対処していくかが重要なポイントです。
女性では、気をつけた方が良い部分があります。
ポイントは
・ 足の内側
・ 仙骨周り
・ 腰
・ お腹
・ 足の内側
特に女性は足先・内くるぶし~腿までが重要!!
内くるぶしの骨際を上に向かってを押していくとちょっと痛みが強い部分があります。
そういった部分は重要なツボが集積している部分。
特に「三陰交」というツボ。
痛みがあるので分かりやすいです。
とにかく、冷えやすいのでご注意を!!
足の内側は、「陰経」といって、「肝・腎・脾」という重要な臓器に栄養をもたらす経路が張り巡らされています。
そして、これらは女性器に栄養をもたらす為、常に丈夫にしていなければなりません。
子宮に通じ、
・ 仙骨
仙骨は、おしりの真ん中の硬い骨。
この骨は骨盤を構成する要素であり、中には子宮・腸といった重要な器官があります。
ここはダイレクトにお腹や足に響きます。
・ 腰とお腹(へそより下)
これらは腎臓・子宮・腸と重要な臓器が集中しており、より多くの血液が集中している場所。
冷やしは厳禁です。
交感神経が興奮気味の方は足を含め、この部分を特によく温める事が大切。
温める事で、緊張が収まり、興奮が冷めて代わりに副交感神経が働き始めます。
すると、脳内では、セロトニンなどのホルモン分泌が起こり、落ち着きが増します。
冷え気味の方は以前ご紹介した入浴法やカイロなどでよく、保温し血行を保ちましょう!!
次回「治療院で取り組む不妊治療とは?part1」です。
前回のブログ「不妊治療に悩む方必見!!今気をつけるべき習慣」はコチラ
本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。
押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。