体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院
こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。
秋晴れの天気。
先週の台風も去りようやく落ち着きを取り戻してきました。
体調崩さずにいきたいものです。
さて、今回は頻尿にお悩みのA・Y様のお声です。

本文
病院での薬が合わず、より強力な薬を出されるのも嫌でしたので、友人の紹介でびわ葉のお灸を受けてみようと思いました。
こちらへ通うようになり、夜中に起きる事が少なくなりました。
特に感じたのは手足の冷え、腰回りの冷えだるさが軽くなった事です。
以前より、冷えが酷くならなくなりました。
これからもお願い致します。
A・Y様ご感想ありがとうございます。
頻尿と言えば、中高年層に多い症状の一つ。
頻尿と合わせて残尿感を持つ方もおり、非常に厄介な病気です。
頻尿の主な分類としては、
過活動膀胱・尿路感染・炎症、腫瘍、心因性・残尿(脳血管障害後遺症や前立腺肥大)など多岐に渡ります。
今回のケースは夜間頻尿と手足腰の冷えでした。
これを東洋医学的な診断からすると、「腎陽虚」という状態となります。
腎陽虚とは一体どのようなもの?
東洋医学では、腎臓の衰えが老化の原因と捉えるからで、腎臓を非常に重要視します。
「肝腎(心)要」という言葉の通り、健康である為にこれら臓器は常に元気でなければなりません。
「腎臓が元気だと体が軽い!!」
「腎陽虚」とは、陽気が不足するという状態。
腎陽は陽気とも呼ばれます。
体の栄養により作られ、腎臓に保管されます。
陽気は、精や気の元になり、体液の出し入れを調節し、体を暖め、生殖活動や元気の源になります。
元々体力が弱い方や中高年になると、その腎陽が減少していきます。
そうすると・・・
・体を暖める力が弱くなってしまう
・腎臓と膀胱での固摂(尿を作り溜めておく)作用が弱くなる
・髪の毛の色が薄くなり、ハリや艶が無くなってしまう
・抜け毛が増える
・やる気、精力減退
・眠りが浅い、夜中目が覚める
・足腰の力が弱くなり、膝・腰痛を起こしやすい
特に、夜は陰の時間帯ですので、生理現象として陽気は腎臓に集まります。
夜、低体温になるのは陽気が全身を巡らないからです。
中高年の場合、この腎陽が減少しがちなので、全身の陽気が腎臓に帰着できない。
それ故、よけいに冷えや尿意を感じる事に繋がるのです。
「腎臓の疲れは様々な症状を生む・・・」
これが「腎陽虚」の正体です。
後編に続く・・・・
前回のブログ
「女性必見!!40代から行う抗酸化対策!!part3 治療家が奨める抗酸化食品 後編」
はコチラから
当院の治療メニューはコチラ
本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。
押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。