びわの葉治療院は痛みや症状の改善といった効果の特化した鍼灸院です

2017/11/02

「びわのお灸で夜間頻尿が改善。  A様(60歳)の体験談 腎陽虚証 前編」

体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院

こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。


秋晴れの天気。

先週の台風も去りようやく落ち着きを取り戻してきました。

体調崩さずにいきたいものです。

さて、今回は頻尿にお悩みのA・Y様のお声です。


本文

病院での薬が合わず、より強力な薬を出されるのも嫌でしたので、友人の紹介でびわ葉のお灸を受けてみようと思いました。

こちらへ通うようになり、夜中に起きる事が少なくなりました。

特に感じたのは手足の冷え、腰回りの冷えだるさが軽くなった事です。

以前より、冷えが酷くならなくなりました。

これからもお願い致します。


A・Y様ご感想ありがとうございます。

頻尿と言えば、中高年層に多い症状の一つ。

頻尿と合わせて残尿感を持つ方もおり、非常に厄介な病気です。

頻尿の主な分類としては、

過活動膀胱・尿路感染・炎症、腫瘍、心因性・残尿(脳血管障害後遺症や前立腺肥大)など多岐に渡ります。

今回のケースは夜間頻尿と手足腰の冷えでした。

これを東洋医学的な診断からすると、「腎陽虚」という状態となります。


腎陽虚とは一体どのようなもの?


東洋医学では、腎臓の衰えが老化の原因と捉えるからで、腎臓を非常に重要視します。

「肝腎(心)要」という言葉の通り、健康である為にこれら臓器は常に元気でなければなりません。

「腎臓が元気だと体が軽い!!」


腎陽虚」とは、陽気が不足するという状態。

腎陽陽気とも呼ばれます。

体の栄養により作られ、腎臓に保管されます。

陽気は、の元になり、体液の出し入れを調節し体を暖め生殖活動元気の源になります。

元々体力が弱い方中高年になると、その腎陽が減少していきます。

そうすると・・・

・体を暖める力が弱くなってしまう

腎臓と膀胱での固摂(尿を作り溜めておく)作用が弱くなる

・髪の毛の色が薄くなり、ハリや艶が無くなってしまう

・抜け毛が増える

・やる気、精力減退

・眠りが浅い、夜中目が覚める

・足腰の力が弱くなり、膝・腰痛を起こしやすい

特に、夜は陰の時間帯ですので、生理現象として陽気は腎臓に集まります。

夜、低体温になるのは陽気が全身を巡らないからです。

中高年の場合、この腎陽が減少しがちなので、全身の陽気が腎臓に帰着できない。

それ故、よけいに冷えや尿意を感じる事に繋がるのです。

「腎臓の疲れは様々な症状を生む・・・」

これが腎陽虚」の正体です。

後編に続く・・・・


 

前回のブログ

「女性必見!!40代から行う抗酸化対策!!part3 治療家が奨める抗酸化食品 後編」

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本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。
押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。


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