びわの葉治療院は痛みや症状の改善といった効果の特化した鍼灸院です

2018/01/15

「日々の治療現場から健康寿命を考える。 あるおばあちゃんの5つの習慣 part2」

体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院

こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。

 


「後天の腎」を鍛えたおばあちゃんの5つの習慣


現在、私の患者さんで、102歳の方がいます。

10数年のお付き合いとなりますが、

本当に元気。

実はその方、医師からは20歳まで持たないだろうと言われていたそうです。

なのに、今でも、

バリアフリー無しの一軒家の2階に住み、

家族と同居ですが、

食事も風呂も散歩も全て一人でこなす。

介護の手も借りずに日常生活を送っております。

勿論、年なりの損傷部分もありますが・・・

握力もかなり強く、太もももしっかりしている。

腰も曲がっていない。

とても素晴らしい事です。

でも、

どうしてそんなに元気で過ごせるのか?

と、不思議に思ったので質問してみました。

すると、こんな答えが・・・


自分なりの健康法を身に着ける


30代でも体調が思わしくなかった為、

様々な人の話を参考に、自分なりに健康方法を実践されたそうです。

その内容とは・・・


・自分は体が弱い事をまず認識する事。

・体を保温する事

・軽い運動を常とする事

・きちんと食事を摂る事

・定期的に治療を受ける事


という事を日々繰り返されたそうです。

朝起きて、お天道様拝んで、三食きちんと頂き、運動、加温、治療。

非常に、理想的( ^ω^)

これぞ、「腎気(腎精)」を作るに適した生活とも言えます。

別に、サプリや玄米食をしたわけではありません。

今と生活環境が違えど、

我々が学ぶべき所があります。

まず、「自己認識」

きちんと自身の状況を知る。

次に、「行動」

「加温・運動・食事」により

体力をつけて、「腎気」を強くする。

最後、「治療」

「治療」で日々のメンテナンスを客観的に見てもらう。

常々ケアを怠らずに鍼灸などで定期的に治療して、病気を予防する。

基本に忠実です。


東洋医学の真髄はやはり「未病治」に尽きる


無論、重病は医療機関との連携は欠かせませんが・・・

病気やケガに繋がりそうな状況に気をつけ、

酷くなる前にきちんと治療を心がける。

自分の治癒能力を活性化させ、

慢性的に薬など使用しない体のサイクルを作る。

この様な治療こそ、鍼灸治療の醍醐味。

鍼灸というと、

肩こり腰痛というイメージが一般的ですが、

実は、養生にこそ真価を発揮する医術。

これぞ、「未病治」、健康寿命の秘訣

病気になるのを前提に生きてしまっている時代。

逆に、病気になりづらい体というモノを考える時期ではないでしょうか?

その為に、食事・運動・治療を上手く生活に取り入れる。

より、快適な人生が送れるかもしれません。


前回のブログ

「日々の治療現場から健康寿命を考える。あるおばあちゃんの5つの習慣 part1」

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本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。
押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。

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