びわの葉治療院は痛みや症状の改善といった効果の特化した鍼灸院です

2018/01/17

「東洋医学で診る 風邪のお話 part①」

体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院

こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。


先週末、久々に風邪をひいてしまいました(´;ω;`)

気をつけていたんですが・・・

私の場合、喉が弱いせいか、

喉から全身にジワジワ~っと来るんですね。

喉で防げ~!!と頑張ってみたんですけど・・・

予想以上にすんなりと全身移行。

体がダルクなってしまいました。

大体、発症後48時間が辛い所。

ようやく、体調が戻ってきて一安心です。


という事で今日は「風邪」について。

「風邪は万病の元」とはよく言ったもの。

ちょっとした隙に肺炎などの重病に早変わりするわけですから。

突然ですが、

皆さん、「風邪」って何故この様な表記なのかご存知ですか?

音読みすると「ふうじゃ」ですね。

要するに「風は邪悪」

と昔の人は考えたそうです。

因みに、東洋医学では「風邪」をこの様に定義しています。


「風邪は百病の長にして、陽邪である。

人体の上部と肌表を障害し皮膚を開泄する。

又、よく動き回り、揺り動かす。症状を度々変化せしむる」


こういう古典的表現好きです(⌒∇⌒)

特に、人体の上部・動き回る・揺り動かすというのがポイント。

古代人は実によく研究されています。

いずれにしても「風」が何かを起こす。

脳卒中というのを昔は「中風」と言いました。

風が内部で血を上昇させ攪乱させたと考えていたんですね。

自然現象でも、

「風」はただ吹くだけじゃなく、必ず何かを伴ってきます。

それは「熱・暑・湿・燥・寒」という自然気候。

こういった気候が人体に侵入すると大問題。

常に気候と人は戦わなければならない。

内でも外でもです。

体の中に入れば、それを追い出そうと体がせっせと頑張りだす。

だから、汗や鼻水や熱を出したり、

逆にブルブル震えて熱を生み出そうとするんです。

この現象を東洋医学では、「邪正闘争」といいます。

当に、体内の正気と外界から侵入した邪気がバシバシ戦っているわけです。

うまいことに、風邪はその人の弱点を突いてきます

そこを足掛かりに全身に侵襲しようとするので、

風邪の時こそ、自分がどこの部分が弱いかがよく分かります。

そういう所を普段健康な時にケアしていくと良いですね。

次回に続く・・・


前回のブログ

「日々の治療現場から健康寿命を考える。 あるおばあちゃんの5つの習慣 part2」

コチラから

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本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。
押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。

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