体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院
こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。
昨日の雪がちらつきました。
寒さが厳しい今日この頃です。
深い睡眠をする為の体作りとは
前回、睡眠の質には体温変化が大きく関わっているとお話ししました。
東洋医学では、
良質な睡眠を得るには、
「神(しん)」の安定が重要であると説いています。
「神」というと神様を連想してしまいますが、
精神というイメージが近いかもしれません。
古代中国では、
人体を地形や宇宙といった自然と重ね合わせていました。
その為、各ツボにも地形名が記されている事が多く、
頭の部分を「空」や「神」と表していました。
この「神」は、
「心」と「脳」を司るという意味があります。
やや専門的ですが、
「心」と「脳」は常に交流があり、
生理的・心理的に互いに影響を及ぼしあっている。
と説いているのです。
この辺りは、西洋医学的にも研究が進んでおり、
「腸脳相関」などの一例もある様に、理解しやすいかもしれません。
そして、この「神」を正常に保つのに、
「気血」が重要になります。
体に「冷え」の要素が入り込む、もしくは形成されると、
この「気血」の流れが大きく阻害されます。
血流が乱れ、脳空を栄養できなくなり、
結果的に、「神」に悪影響を与えてしまいます。
精神は乱れ、良質な睡眠は得られなくなるという事になります。
熟睡できないという事で、
すぐに、酒、眠剤やサプリメントに手を出す事があります。
でもこれは止めるべき。
強制的に睡眠を誘発しても根本の解決には至っていません。
正すべきポイントがずれているので、
効果どころか、悪化する事が多いのです。
「浅い眠りは冷え性のせい?前編」
本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。
押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。