体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院
こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。
三寒四温でしょうか?
若干桜の蕾も大きくなった様な気がします。
風邪もまだ油断ならないので注意したい所。
風邪と言えばこんな事を思い出しました。
夜に風邪が悪化した感じを経験された事ってありませんか?
風邪をひいてしまった時、とにかく早めに寝ます。
「風邪は眠るのが一番の薬」とよく言われますが・・・
休日など、風邪で一日中寝ていた日なんかだと、
夜早めに寝るって中々できません。
そういう時に限って、夜になると症状がひどくなった感じがしてしまう。
「風邪が悪化した?」
と、嫌な経験はありませんか?
日中変化に応じて体も変わる
東洋医学的に考えてみる・・・
「気の巡り」が関係しているからなのです。
健康な時は感じにくい「気の巡り」、
正常又は、そうでない時であれ、
身体には、気(正気)が満たされています。
精神・身体を統括し、この「気」があるから人は生きていると考えられています。
人体の気のメカニズムとは、
朝方から日中にかけて上昇し、
夕方から夜にかけて下降していきます。
これって、体温などの日内変動のリズムそのものです。
風邪の時、気は風邪と戦う。
「病は気から」
なんて言葉がある様に気が病気から守る。
日中、活動期は気の巡りにより症状は抑えられています。
しかし、夜に向けて気の力も消耗していきます。
エネルギー不足になっています。
風邪の時、普段以上に気の消耗が激しくなります。
夜は、内部で体の抵抗力を作る時間。
本来なら気も休まないといけません。
気の充填は内臓で行われるので、
内臓に気が集まって、全体の気の流れが緩やかになるのです。
気のガードが緩やかになる時間に付け入るのが風邪。
日中、一時的に抑えられていた風邪が夜活動を開始。
咽喉・背中から内部へ入ろうとすると、気も応戦。
そこで気と戦いが始まります。
戦っているので、患部がガンガン熱くなる。
夜は症状が悪化したと感じるのは、
気と病気が激しくぶつかり合っていた時間帯だったからというわけです。
熱が高まったり、痛みが出たり、咳き込んだりするのは気が守ってくれているのです。
「熟睡!?心が落ち着く、手頭のツボ押し」
じっくり、プライベート空間での治療。当院の治療メニューはコチラ
本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。
押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。