体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院
こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。
びわの葉治療院の諏訪です。
連日春の嵐、
春が近づいている証拠でしょうか。
明日は晴れて欲しいです。
さて、今回ちょっと変なテーマですが、
「中国鍼」について。
先日、中国鍼を非常に好まれる方がいらっしゃいました。
打っていて改めて、「中国鍼は良いよなあ~」と感じ入りました。
打った瞬間に刺激の様子が指に伝わってくる・・・
肉がググッとくるあの独特な感覚。
鍼先から指に伝わる、体が反応している感覚。
当に、鍼がツボに的中した時に感じる「響き」。
「響きありっ!!」
「通った・・・」
「これは効いたな・・・」
池波正太郎の藤枝梅安の気持ちが分かる・・・
患者様もこの響きを好まれていたそうで、
鍼職人としての仕事が全うできた満足感で一杯でした。
中国鍼は痛くないっ!!
中国鍼・・・
「鍼管無しで直刺しの様子」
イメージからして痛そうな感じがするのですが・・・
何せ大胆不敵な中国ですから・・・
でも、そんな事はありません。
和鍼であれ中国鍼であれ、「響き」は起こるのですが。
筆者が、中国鍼を好む理由は、
指になじむ操作性の良さに尽きます。
刺鍼後、様々な手技ができる。
得られる「響き」も多彩だからです。
問題はこの「響き感」だと思います。
多くの方が持つこのイメージとは、
この内側からググッとくる「響き」を
痛みとして感じてしまう事ではないでしょうか。
「響き」と言われるこの感覚は深部感覚と言い、
深部感覚そのものは鈍い痛みの様な感覚を持ちます。
そこで感じる感覚を「痛み」として認識してしまうと、
又それが起こる事が却って「恐怖」となってしまう事もあります。
それ故、「鍼って怖い、痛い」と誤解されてしまう事もあります。
鍼の響きは回復の兆し也
本当に病んで辛くてどうしようもない時、
この響きは大きな助けともなります。
というのも、
刺激により、身体が反応しているというサインでもあるからです。
効果が無い場合は、この反応すら起こりえません。
鍼の治療は、
ツボに鍼を刺す事により、
病んでいる部分の詰まりが抜ける事で回復していくという過程を踏みます。
勿論、何でもかんでも響きが来れば良いというわけではないのですが、
治療回復における一つの目安でもあると言えるのです。
「東洋医学的に診る:夜、風邪が悪化すると感じるのは・・」
本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。
押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。