体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院
こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。
桜が散ってからというのに、
又寒かったりする日が続いています。
体調変化にご注意を。
さて前回、股関節痛に効果的なツボをご紹介致しました。
ツボというのは、
そのツボを刺激しただけで、「治った‼」とよく勘違いされる事が多いのですが、
実は、一つのツボだけで疾患が回復するという事はあまりありません。
救急穴以外ではあまり見かけません。
因みに、救急穴とは色々あるのですが、
主に、手足や口回りなどの敏感な場所にあるツボで、
癲癇発作など人事不詳に陥った意識を回復させたりする場合に用いたりします。
まあ、滅多に使う事が無いツボです( ^ω^)・・・。
個人的に使った事がありますが、
やはりかなり痛いツボです(>_<)。
「これじゃあ目覚ますわな~」という程、強烈無比。
話は戻りますが、
前回お話しした、環跳穴。
このツボは実際どうなのかというと、
単独での効果たるや良し。
ですが、
やはり、その部分の筋肉だけが緩んでしまいますので、
他とのバランスが良くない。
なので、実際には他のバランスを考えて、
別の関連するツボも用いて徐々に緩めていくというのが本当の所です。
股関節という部分は、
全体重のかかる部分故に、故障すると非常にもろい。
腰と関連もするので、
腰から股関節、股関節から腰という様に痛みが移動する事もあります。
特に気をつけなければならないのが、
股関節の骨盤矯正など。
腰痛持ち、産前産後の女性、先天性股関節疾患、柔軟性が無いなどの方が通われ事も多くあります。
特に、柔軟性が無い場合は要注意。
原因を知っておく
自分の身体が特に股関節に関して、
「何故、柔軟性がないのか?」
を知らなければなりません。
これは、本人も治療する側も把握していなければならない事なのですが、
実は股関節の関節窩が浅い場合もあります。
専門的には、骨の形成不全という状態なので、
これは、形態的に難しい。
股関節の関節窩が浅い弱点を補填の為に、
各靭帯・筋が硬くなっている事もあるのです。
それを、単なるコリとして認識して、対処してしまう。
これは、危険ですよね。
でも、これは意外に多い事例なのです。
鑑別が重要となってきます。
きちんと整形外科にも通うべき事はしましょう。
それと並行してちょっと調子が悪くなってきたら、
知識のある治療院を利用すべきです。
悪口を言うわけではないのですが、
よくある、無資格者の多い安価なマッサージ店などで、
不用意に股関節をほぐされて悪化した例などがあります。
慰安ではなく、治療として受けるなら、
値段ではなく、きちんと治療ができるかを目安に選ぶ事をお勧めします。
前回のブログ「悩ましい股関節痛にこの一鍼。 part②」はコチラから
本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。
押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。