体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院
こんにちは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。
5月中盤なのに、
夏日の様な気候。
熱中症にご注意を。
さて、今回は、
典型的な好転反応の実例を紹介してみようと思います。
以前、ある治療をした時の話・・・
高齢の方で、
「痛くて歩くのもままならない・・・」
「どうにかならないものか・・・」
どうしても、この状態から改善したい
という切なる願いを受け入れて、
ある治療を施しました。
まあ、鬼の一手
というべきものですが、
これを行うにあたって、
治療前に本人や家族に対し、
「一旦はある程度の期間、悪く感じるかもしれませんよ、でも必ず回復するから・・・」
と念を押して、注意事項を述べていたわけですが。
次の日・・・
「ピロピロリン」
と携帯電話が鳴り、
案の定・・・
「あの治療法をやったら更に悪くなった!!」
「力が入らないと言っています」
と開口一番、困惑の電話を受けた経験がありました。
こうなると、取りつく島もなし。
事前に、説明して同意も頂けても、
いざ、その様な状態になると、
言った事はすっかり忘れてしまう。
いわば、パニック状態。
それが人間、
医療現場の現実。
とりあえず、
そうなるであろうと腹をくくって行った治療。
想定内の範囲。
こちらには悔いなし。
その方がどうなっていくかは答えが分かっていますし、
ここで「あーだこーだ」言っても仕方が無いので、
「とにかく、1週間様子を見て下さい」
となだめすかして、放って置きました。
その後様子を聞くと・・・
「杖無しで歩けるようになった」
とあっさり。
まあ、こう話ができる状況なら良いのですが、
大抵は、そういきません。
普通なら、怒ってそのままです( ノД`)
長く治療をしていますと、この様な経験もたまにあります。
開業したての頃は、こちらが驚き焦っていました。
説明もしどろもどろで(;^_^A
まあそんな痛い経験もなければ、
治療家にはなれません。
今では、
回復に向けて、体が反応している証拠。
「治療における効果の表れ」
と実感できるようになったわけです。
今回はこの辺で・・・
前回のブログ「鍼灸治療の経験から:好転反応part①」はコチラから
本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。
押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。