体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院
こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。
本日まで晴天。
明日から又雨。
気温も下がってしまうそうです。
体調管理に気をつけたいものです。
回復に至るメカニズムは色々ある
好転反応も人によって多種多様。
体質、性格、年齢などによっても様々。
少し、調子が悪くなる程度で済む場合や起こらない場合すらある。
それらを含め、全て好転反応と称しているのです。
「体の弱くなった部分に刺激が加わる事で、
回復を促す大量の援軍(気血)がきて、
その埋め合わせが急激に起こってしまった。
その結果、
身体が急激な変化に対応できなくなったという状態」
と回復における一時的変化という事になります。
こういった状況になる方は、
長い時間辛い状態が続いて、
身体が虚証(弱体化)に傾き過ぎてしまっている方
が大半。
好転反応の種類はどの様なものか?
主な反応として、
・眠い
・疲れ
・無気力
・患部に力が入らない
・痛みがまだある
など。
特に痛みが残っているというのは、
感覚として、
「治っていない」と思われるかもしれませんが、
状態が悪い場合は回復もそれなりに遅いので、
痛みが簡単に引くという事はありません。
薬の様に痛みをブロックするという概念はなく、
鍼灸は自然治癒に基づく治療故、
身体の状態に応じて回復も自然任せなのです。
好転反応が起こったらどうするのか?
そもそも、治療の段階から体自体がヘトヘトですから、
治療刺激に対する処理が追っつかなくなり、
少しの刺激でも、敏感に体が反応してしまう状態です。
身体が回復に対してオーバーロードの状態。
その上に、
「ドーン」とダルイ感じが乗っかるわけですから、
焦らないわけがありません。
そんな時、病院に駆け込むのはお勧めしません。
(実際駆け込んでも、痛み止めと、鍼灸は良くないと言われるだけです( ノД`)・・・)
対処としては、
・まずは施術者に不安点を相談してみる
クレームばかり言っても仕方ありません。
もう一度、お話を聞きましょう。
注意点は、
・普段通りに過ごす
・運動はなるべく軽めに
回復に向かっているわけですから、
体を休める事が重要です。
好転反応を逆に捉えると・・・
・生体的に回復する見込みがあるという事
・治療法が正しかったという事を裏付けている証拠
になるわけです。
この反応は、その人の体調によって様々。
1~3日程度の方から、
1~2週間の方もおられます。
特に、ガン患者さんは好転反応が出やすく、
回復にも時間がかかる傾向があります。
治療家は、患者の反応を診ながら治療をするわけですが、
この点は非常に難解な所です。
分かったと思えば、すぐ足元をすくわれる。
日々是経験以為業也。
前回のブログ「鍼灸治療の経験から:好転反応part2」はコチラから
本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。
押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。