体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院
こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。
ガンといえば免疫が欠かせません。
まあ、病気は皆免疫が重要なんですが・・・
免疫という言葉、
東洋医学では使わない言葉です。
しかしながら、東洋医学でも免疫なる概念は以前からありました。
東洋医学では「正気」という言葉で説明します。
この正気の充実度で、健康の維持ができるかどうかが判断されているわけです。
まあ、分かりやすく免疫という事でやっていきたいと思います。
免疫の働きとは?
免疫って何ぞやというお話。
大半の方が理解されているでしょうが、
免疫とは体内の異物を排除するものです。
風邪などをひいても、
すぐさま、
ウイルスや細菌を体内に存在しない異物と判断しやっつけてしまう。
それ故、
一度風邪をひけば、二度や三度風邪をもらってもすぐに対応できる。
悪化を防ぐ、これが免疫の力。
インフルエンザ予防接種もそうですね。
医学用語では、これを「獲得免疫」といいます。
「免疫となる情報を外から得て、備える」というわけです。
一回目の相手のデータを記憶し、
次に襲ってきた時に、
自分とそうでない物を見分け、
人間を守るシステムです。
では、
ガンと免疫ではどうなのかと言いますと、
これも同様の働きをしています。
異なるのは、体内で分裂した細胞が変化した点だけ。
免疫もガン細胞を覚えているわけです。
更に言うと、
本来、正常人において、
生体内で、ガン細胞が日々発生しています。
ガン細胞は正規の細胞と異なり、
形も異形、本来細胞としての役割をしない無法者。
勝手に増殖して、正常の機能の妨害をする邪魔者です。
こんなのが体内を席巻したら一大事、
免疫細胞により、
異物として認識され排除されてしまいます。
毎日、発生しては免疫により排除されているので、
そう簡単にガンになるわけではありません。
特殊なガンを除き、大抵はこの様にして
人はガンに侵される事なく生きていける事ができるわけです。
だから、
年を重ねて、ストレス色々で、
体温が低下気味なのを何の対策もせず放って置いたり、
生活習慣が乱れすぎて、免疫機能をそこなう生活をしていると・・・
知らず知らずの内に、
免疫機能が下がり、ガンの増殖を野放しにしてしまう事になるのです。
そうならない様に日々何をすべきか?
という事を考えてみるのも必要。
話が長くなりそうなので、続きは次回に( ^ω^)・・・
「東洋医学の現場から:現代医学のガン治療と東洋医学との接点 part1」
完全個室空間でのじっくり治療。びわ葉温熱と鍼のプロフェッショナル
本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。
押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。