体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院
こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。
暑い日が続いています・・・
でも、ここ2~3日暑いのですが、何故か力が湧くいてくるような感覚。
よく考えたら、睡眠かも。
最近、11時には眠くなってしまうので、
それが元気の秘訣かもしれません。
早寝早起きは、夏バテ防止です。
ケガによる血行障害
例えば、足首を骨折の場合。
骨折の障害度に依りますが、後遺症が残る事が良くあります。
まあ、ガッチリ固定してますので、
それは、仕方のない事ですが、
大抵は、折った時に細かい組織や神経やらを傷つけているんですね。
だから、
足先の痺れや、ピリピリとした痛み、動きにくさなどの機能障害などが起こってしまう。
骨折修復後の組織は、
血流状態が非常に悪く、動きも悪い。
前回の最後の○○とは、
先程の説明の様に、
血流
という事になります。
これって、色々な場面で言えますね。
冷え性でもガンでも脳疾患でも内臓疾患でもどんな病気でも。
結果的に血流が悪くなるから、何らかの症状が出る。
という事なのです。
腫れも引いたのに、まだ痺れや痛みが残る・・・
この時期のケアが重要です。
これを放って置くと、古傷となって影響を及ぼします。
「じゃあ対策はどうするの?」
という所。
そこで温熱療法を使う
温熱療法は、腫れが強い急性期以外なら非常に活躍の幅が広い。
患部及びその周辺域に熱を加える。
そうすると、
熱が末梢血管を開き、
栄養が送られ、組織修復を促します。
この末梢血管というのも重要。
以前、冷えでも触れましたが、
回復の遅い人は、
末梢血管の修復や開きが悪い。
ここからは余談ですが、
「回復=末梢治療」
この考えは、
よく治療する脳血管障害においてもよく使います。
末梢は敏感ですので、
脳も反応しやすい。
これは腸にも言える事ですが、
末梢の各部位は色々な情報を持っています。
いきなり、脳に情報がいくのではなく、
各部位である程度、情報を分析して処理してから、脳に伝達する。
と最近では考えられているようです。
よく考えてみれば、
いつも脳にばかり大量に情報を集められても、
パンクしてしまいそうですからね。
中枢から離れるほど、
脳とのやり取りはシビアで敏感なのかも知れません。
末梢を刺激する事で様々な変化が起こるのです。
損傷部位とその周辺の血流環境の改善に役立ちます。
温熱を使うなら、もう一工夫
よく治療の際、
損傷した場所だけに温熱を加える方がおりますが、
それだけではもったいない( ノД`)
ツボも同時に温めると効果的です。
ツボというのは、損傷部位とはちょっと離れた場所にあっても、
そこに、大きなエネルギーが溜まる部分。
いわば、ダムみたいな存在。
損傷すると、ツボからも回復の為エネルギーをたくさん使います。
その為、
損傷部位周辺のツボのエネルギーが空っぽになってしまいます。
だから、治療の際はそこにも熱を与えてあげる。
ツボのエネルギーも補充してあげるとより一層の回復が早まるのです。
今回はこの辺で・・・・
前回のブログはコチラから
「ケガの後には温熱治療」
完全個室空間でのじっくり治療。びわ葉温熱と鍼のプロフェッショナル!!
本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。
押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。