びわの葉治療院は痛みや症状の改善といった効果の特化した鍼灸院です

2018/08/02

「ケガの後遺症に温熱治療 ②」

体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院

こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。


暑い日が続いています・・・

でも、ここ2~3日暑いのですが、何故か力が湧くいてくるような感覚。

よく考えたら、睡眠かも。

最近、11時には眠くなってしまうので、

それが元気の秘訣かもしれません。

早寝早起きは、夏バテ防止です。


ケガによる血行障害


 

例えば、足首を骨折の場合。

骨折の障害度に依りますが、後遺症が残る事が良くあります。

まあ、ガッチリ固定してますので、

それは、仕方のない事ですが、

大抵は、折った時に細かい組織や神経やらを傷つけているんですね。

だから、

足先の痺れや、ピリピリとした痛み、動きにくさなどの機能障害などが起こってしまう。

 

骨折修復後の組織は、

血流状態が非常に悪く、動きも悪い。

前回の最後の○○とは、

先程の説明の様に、

血流

という事になります。

これって、色々な場面で言えますね。

冷え性でもガンでも脳疾患でも内臓疾患でもどんな病気でも。

結果的に血流が悪くなるから、何らかの症状が出る。

という事なのです。

腫れも引いたのに、まだ痺れや痛みが残る・・・

この時期のケアが重要です。

これを放って置くと、古傷となって影響を及ぼします。

「じゃあ対策はどうするの?」

という所。


そこで温熱療法を使う


温熱療法は、腫れが強い急性期以外なら非常に活躍の幅が広い。

患部及びその周辺域に熱を加える。

そうすると、

末梢血管を開き、

栄養が送られ、組織修復を促します。

この末梢血管というのも重要。

以前、冷えでも触れましたが、

回復の遅い人は、

末梢血管の修復や開きが悪い。

ここからは余談ですが、

「回復=末梢治療」

この考えは、

よく治療する脳血管障害においてもよく使います。

末梢は敏感ですので、

脳も反応しやすい。

これは腸にも言える事ですが、

末梢の各部位は色々な情報を持っています。

いきなり、脳に情報がいくのではなく、

各部位である程度、情報を分析して処理してから、脳に伝達する。

と最近では考えられているようです。

よく考えてみれば、

いつも脳にばかり大量に情報を集められても、

パンクしてしまいそうですからね。

中枢から離れるほど、

脳とのやり取りはシビアで敏感なのかも知れません。

末梢を刺激する事で様々な変化が起こるのです。

損傷部位とその周辺の血流環境の改善に役立ちます。


温熱を使うなら、もう一工夫


よく治療の際、

損傷した場所だけに温熱を加える方がおりますが、

それだけではもったいない( ノД`)

ツボも同時に温めると効果的です。

ツボというのは、損傷部位とはちょっと離れた場所にあっても、

そこに、大きなエネルギーが溜まる部分。

いわば、ダムみたいな存在。

損傷すると、ツボからも回復の為エネルギーをたくさん使います。

その為、

損傷部位周辺のツボのエネルギーが空っぽになってしまいます。

だから、治療の際はそこにも熱を与えてあげる。

ツボのエネルギーも補充してあげるとより一層の回復が早まるのです。

今回はこの辺で・・・・

 


前回のブログはコチラから

「ケガの後には温熱治療」

完全個室空間でのじっくり治療。びわ葉温熱と鍼のプロフェッショナル!!

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本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。
押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。

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