体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院
こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。
いきなり、涼しくなった( ^ω^)・・・
本日は過ごしやすい日でした。
感覚障害は温める事が重要
くどいのですが、
血流障害がある為、温める事は重要。
ですが、自己流で温めていても著しい効果は望めません。
実際、どの程度やったら効果が出るかとか、経験的な部分があります。
初めの内は、温熱療法を得意とする治療院に相談するのも一つの手。
ある程度、治癒が見込めたら、
治療院でのアドバイスや方法を元に
自分でもやってみるのが良いと思います。
治療の一例
参考程度ですが、
脛骨複雑骨折 術後3ヵ月経過の症例です。
骨折部分は回復。
プレートあり。
機能的には大分回復しているようです。
患部よりも足指に痺れと痛みが走る。
不規則な灼熱痛がある。
これが主訴のようです。
この様な感覚異常は、しばらく続く事が多く、
収まったとしても、時々現れ、活動に支障をきたすものです。
この様な症状には、
温熱が良く合います。
痛みは血行不良により生じますので、
末梢循環の流れを整える事が重要。
中国医学の文献に、
「不通即痛」
という言葉があります。
「不通」とは、
流れない事。
「流れない事は痛みを生ずる」
というわけです。
血流障害、冷え性、便秘でも何でもですが、
正常に動かなかったりすると、
痛みを発するのだという事。
その異常は脳に情報として送られます。
結果的に脳から神経へ「痛み」として伝達される。
ですので、
それがただの痛みだと処理してはいけません。
いわば、危険信号というわけです。
慢性痛でも同じ事が言えます。
それ故、必要以上の痛み止めの多用は悪影響だと分かります。
「痛いのなら原因を確かめ、流してあげるべきだ」
と考えるべきなのです。
患部とその周辺のむくみ具合に応じて温熱を加えていきます。

骨折手術痕 内側

骨折手術痕 外側
この写真では見えにくいですが、
問題は、内側に起こりやすいのが特徴。
患部がむくんでおり、やや紫がかっています。
これは、微小循環が悪い証拠です。

温熱中

「くるぶしからカカトまで全体的に」
血行不良により色が悪い場合は、
温熱の他に極細の短鍼を使って、
患部周辺の血行障害を取り除いていきます。
すぐには、結果は出ませんが、
繰り返し行う事で、
徐々に痺れや痛みが緩和されていきます。
前回のブログはコチラから
「ケガの後遺症に温熱治療 ③」
完全個室空間でのじっくり治療。びわ葉温熱と鍼のプロフェッショナル!!
本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。
押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です