体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院
こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。
ようやく秋らしい気候になってきました。
この時期、夏と違って温かい物が気になる季節。
夏のお灸と言えば、暑苦しいイメージしかないので、
灸より鍼の方が目に行きがち。
しかし、急に寒くなったりしてきたので灸への関心も増えてきます。
今回は、お灸です。
灸にも種類がある
灸というと鍼灸の世界では、マイナーです。
煙がでたり、匂いが付くなど少し使いづらい印象がありますが、
様々な温熱機器の中で一番効果がある療法なのです。
灸の方法は2つあり、
1つ目は、体にもぐさをに直接のせる直接灸。
2つ目は、せんねん灸などが有名ですが、もぐさを葉、塩、ニンニクの薄切りなどの上に載せる間接灸。
があります。
両方、それぞれ特徴があり、
前者は、もぐさが燃えた時に生じる成分が鎮痛効果をもたらし、
皮膚に火傷を起こった際の回復力を疾患そのものに転用します。
一方、後者は、もぐさが皮膚に直接当たらない分、もぐさの効能が期待できませんが、
熱さが苦手な方にとっては利用しやすいお灸です。
繰り返し温める事で患部の深部まで火傷せずに熱を到達させる事ができます。
更に、熱によりびわ葉などの成分が流れ出て、
体内に浸透していく事で独自の薬効が期待できます。
養生法としての灸
養生法は、食事・呼吸・運動など様々な方法がありますが、
灸は昔から、養生法として非常に効果的な方法でした。
その方法として、「足の三里に灸をする」というものあります。
足の三里とは、足の膝の皿の少し下にあるツボ。
昔から、「医食同源、健康の要は脾胃が丈夫である」と言われています。
その脾胃を健康に保つのが「足の三里」のツボ。
昔の人は、灸を三里に据える事で、消化吸収を促進させ健康維持に役立てたというものです。
前回のブログはコチラから
完全個室空間でのじっくり治療。
冷え体質の改善!!びわ葉温熱と鍼のプロフェッショナル!!
本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。
押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。