体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院
こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。
久しぶりの投稿です(;・∀・)
最近、精神関係の仕事が多く、
鬱や依存という症状に鍼を用いた治療をしています。
今回は、それに因んだテーマです。
自律神経の興奮を抑えると人はハッピーになれる
自律神経を整えると健康に良いとか聞いた事はないでしょうか?
自律神経失調症だとか色々病名がありますが、
そもそも、
自律神経って一体何なのか?
という事があります。
究極な所を言うと、
自分の身体や精神が
快適か不快か?
という事に尽きます。
心や体の調子が良い状態は、自律神経が正常な状態。
悪ければ、どこかに異常があるという事と言えます。
もうちょっと詳しく説明すると、
自律神経とは、大きく分けて2つに分類されております。
それは、
交感神経と副交感神経。
色々な所で目にされる事があるのではないでしょうか?
交感神経は興奮を司る。
副交感神経は安定を司る。
という働きをします。
お互いで調整しあっているのですが、
実際は交感神経だけが上がったり下がったりして調節します。
「か~っ」と怒りや興奮という状態、交感神経が興奮している時になります。
焦り、苛立ち、運動時などこの様な状況下では、常に交感神経が活発に働いています。
少しの興奮は健康には必要ですが、
長引くと・・・・
血管や心臓をバクバクさせ、内臓機能は低下させてしまいます。
慢性的な便秘や下痢という状態の要因の一つにもなってしまいます。
更に、冷え性もそう。
交感神経は一気に興奮状態にもっていきますが、長続きしません。
体温も一気に上昇し、交感神経の興奮が治まると一気にダウンしてしまいます。
この体温の落差が慢性化する事で、
体温中枢に影響を及ぼし慢性的な体温低下を招くのです。
一方、副交感神経はどうしているのかと言えば、
副交感神経は、上がったり下がったり、ほとんど変動しないのです。
昔、勉強していた時に、これが中々納得いかなかったのを覚えています(;・∀・)
どうして、副交感神経は変化しないのか?
この答えは、治療に携わって初めて納得しました。
副交感神経まで、上がったり下がったりしたら人間生きてはいけません( ノД`)
しかも、そうなったら治療ができない・・・
どこが、正常だか判断できない状態になってしまいます。
生き物ってよくできております。
一定の位置に固定され、
交感神経の興奮が治まった時だけ効果を発揮します。
睡眠時や深呼吸してリラックスしている時、
自然と交感神経の興奮は緩やかに低下し、
副交感神経の安定機能が働いているのです。
体の平安を維持するには、
交感神経を如何にコントロールできるか
が重要となってきます。
だから、あらゆる治療においても、交感神経のコントロールが肝心なのです。
今回はこの辺で・・・
前回のブログはコチラから
完全個室空間でのじっくり治療。
冷え体質の改善!!びわ葉温熱と鍼のプロフェッショナル!!
本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。
押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。