びわの葉治療院は痛みや症状の改善といった効果の特化した鍼灸院です

2019/01/08

「一月に多い厳冬の腰痛治療ー鍼灸治療の考え方と可能性 part1」

腰痛治療について_押上・錦糸町の鍼灸院

こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。


晴天が続いております。

乾燥時期なので、風邪には注意したいところです。


さて、最近腰痛の方が多くお越しになります。

慢性腰痛で、整形にかかられておられる方で、

電気をかけてもらっている方が多いそうですが、

「中々良くならない」という声をよく伺います。

整形で画像診断による精査で、

骨に異常が見られない場合の神経痛など、

その様な結果の手段として、

整形や整骨院では低周波などが良く使用されます。

電気や低周波は有効ですが、

低周波もかけ方やかける技術により、

効果も大分異なってきます。

だいぶ前に勤務していた頃、

よく、低周波を使いました。

どんな機器も使い方次第。

きちんと使わないと効果が出ないのです。

きちんと触診し、

正しく押圧して場所を確認。

パッドをしっかり固定する。

簡単なようですが、

どれがズレても上手くいきません。

これを遵守して尚、

効果が実感できないという事であれば、

他の手段を選択肢に入れるべきかもしれません。


針灸が可能な腰痛の典型とは?


針で効果が出やすい腰痛は色々存在します。

鍼灸の適応はあまり知られていないようですが、

患部の発熱や腫痛などの炎症が酷い場合を除き、

ほとんどのケースで、

鍼灸治療は関わる事が可能です。

要は、状況に応じて対応できるかどうか。

患者様の状況を聞き、きちんと診る事で、

鍼灸治療の立場から関わる事ができる方法は十分見つかります。

その様な場合も

「治す」・「治したい」という考えではなく、

どの様にすれば、改善に貢献できるか

と考えるようにしています。

そう考えれば、

自ずと結果はついてきますし、

むしろ、好結果につながる事が多いのです。

話は戻りますが、

筆者の経験では、

内臓由来の腰痛・・・

筋など軟部組織損傷由来の腰痛・・・

神経原性の腰痛・・・

脳血管後遺症由来の腰痛・・・

などあります。

もし針が難しい場合であっても、

温熱療法

という手もあるので、

鍼灸の選択肢はかなり広い

といってよいでしょう。

又、

骨変形・骨損傷由来の腰痛でも、

痛みの緩和

を目的とした鍼治療として考えれば、

対応も十分可能です。

この様なケースは、

慢性・長期化を呈しますので、

患部の状態は疲弊しています。

体力が無いという事を念頭に治療が行われます。

中医学的には、

の状態ですので、

気血が減退し、

内部が冷えているので、

補法

つまり、

補う方法が重要になっていきます。

この場合、

刺激のかけ方が非常に重要になってきます。

温補

をベースに考え、

びわ葉温熱灸治療が、

治療の選択肢となります。

刺鍼であれば、

「緩やか」

に気を集めるなど、

ちょっとしたへ理屈と技術が必要になります。

下手に低周波をかけ続けるよりも、

むしろ、その方が良いケースが多いかもしれません。

勿論、

原因となり得るモノを取り除ければ良いのですが、

高齢・・・

体力の有無・・・

神経や組織を傷める可能性・・・

など、様々なリスクが大きい場合、

手術より保存療法を選択した方が良いなら、

そうすべきです。

神経痛や機能障害などの後遺症を避ける事ができるのです。

やがて医療の進歩により、

こういったリスクを伴わずに治療できる日が来るでしょうが、

一般に手軽に受けられるにはまだのようです。


前回のブログはコチラから

「年末年始の辛いぎっくり腰に、中国針とびわ葉温灸」

完全個室空間でのじっくり治療。

冷え体質の改善!!びわ葉温熱と鍼のプロフェッショナル!!

当院の治療メニューはコチラ

本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。
押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。

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