びわの葉治療院は痛みや症状の改善といった効果の特化した鍼灸院です

2019/05/17

「東洋医学での治療の受け方:知って受けると効果が違う!!part3」

体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院

こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。


5月は突然暑くなったり、寒くなったりと、

気温変動が激しい季節。

不肖ながら、

筆者も風邪をひいてしまいました。

もう回復しましたが、

気温変化に注意したい所です。


痛みには、それなりの理由がある


治療現場で良くある話です。

腰痛など痛みを抱える方にとって、

痛みをとる事は非常に重要です。

でも、初めて当院にお越しになられる方の大半が、

口を揃えて同様に、

「痛みが消えても、すぐ元に戻ってしまう」

と仰ります。

何故か?

それは、

痛みの緩和しかしていないから

であると言えます。

更に、

緩和後の治療をきちんとしていない

これは、治療者側も患者側にも問題があると言えます。

治療者側は、

緩和後の治療プランを説明し、

実行できていない。

患者側は、

緩和後の状態を認識し、

治療プランに反映されていない。

多くが、対処療法に終始してしまっているのです。

次に、再発を起こしにくくする為の治療をすべきなのです。

大抵の人は、

痛みが消えれば再発防止の治療まで考えません。

普段の生活に戻れば、

今までと同じ動きをしようとする。

その動きが、痛みの原因であった事を忘れてしまう。

又は、分かっていてもやってしまう。

故に、すぐに故障する。

治療は痛みが止まった後の方が重要です。

如何に再発を防ぐか。

これは非常に重要です。


死の淵から生還なさったのに・・・


ちょっと話がそれますが、

当院で診させて頂いたガン患者のお話です。

とある患者さんにガンが発見されたそうですが、

比較的ステージが軽く、手術可能でした。

しかしながら、

体調が良くなく当院で受けられておいででした。

治療は一生懸命でした。

病院でも当院でも治療を熱心にお受けになられておりました。

やがて、体調も上向きになり、

上手く、手術や抗ガン治療などで、病巣を駆逐できました。

そして・・・

「もうガンはありません」

と医師から診断され、

普段の生活に戻っていかれました。

非常に喜ばしい事でした。

しかし、

当院としては、予後の心配もありました。

しばらくは、治療継続をご提案したのですが、

次第に足が遠のいてしまわれました。

まあ、この様な事はよくある事なので、

無事に過ごされていれば良いかなと思っていたのですが、

数年後お亡くなりになってしまった・・・

ガンの心配がなくなったのに・・・

何故でしょうか?

それは・・・

回復後の治療プランをきちんと実行できていなかった

という事が一因にあるのです。

回復後も病院は通われていたそうですが・・・

基本的に病院では、

病気になった時の対策は非常に有効ですが、

基本的な日常の体調変化を細かく治療する事はあまりできません。

実は、

回復後における日々の体調変化というのが重要であり、

これを放って置くと、再発や新たな疾患の根ともなり得るのです。

故に、日々の体調維持の治療として、

治療院を上手く活用すべきでした。

治療院では、

最先端の治療機器はありませんが、

時間をかけて、一人一人を診るので、

微妙な体調変化をこまめに気付き、

対応していく事ができます。


喉元過ぎれば熱さ忘れるは危険


辛き厳しい過去は去った・・・

治ったから、もう治療はそこそこに・・・

誰でも、その様に考えてしまいます。

治っているのに治療なんて受けたくありません。

しかしながら、よく考えれば、それは以前と同じ考えかもしれません。

病気の原因は、

自分の行動や思考パターンと一致している事が多いのです。

自分自身の考え方や行動が

病気を引き起こしてしまうのです。

故に、一度立ち返って、

行動や考えを見直す必要があるのです。

これは、腰痛であろうが重病であろうが同じです。

疾患は、一旦再発すると厄介です。

特に重病な疾患である程、

再発による致死のリスクは、

以前より跳ね上がるのです。

そして、

体はバランスが重要です。

病気の間は、病気と正気の状態でいますが、

いきなり、病巣だけを取り除くと、

体の均衡状態が一気に崩れてしまいます。

この状態は、厳密に言えば、回復途中です。

例え、病巣を取り除いても、

体の中身は病気の時と変わらないのです。

体も一回壊れれば、元には戻りません。

体の構造や習慣を変えていかなければ、

再発もあり得るのです。

5年生存率・・・

医学的には、転移・再発の期間となりますが、

この言葉のもう一つ意味するところは、

この期間に、

体の基本を取り戻す。

考え方を改め、

体を作り直す。

その様なきっかけを与えられたチャンスでもあります。

その為の猶予期間という事でもあるのです。


完治はしないが、回復はある


この言葉は、

精神疾患や依存症でよく使われる言葉です。

同時に、

肉体でも言える事です。

 

一度壊せば、そこに歪みが生じ、

歪みは消える事はない。

歪みによりバランスは保てなくなる。

故に、完治は無い

という事。

回復とは、

ある一定の良好な状態を保つ事であります。

健康はバランスで維持されており、

使えば使う程、壊れや歪みが生じてしまうモノ。

経年劣化には、勝てないのです。

良い状態でいれば、

好きな事ができるし、楽しめます。

不完全な状態を維持する為に、

最低限の努力は必要なのです。

 


前回のブログはコチラから

「東洋医学での治療の受け方:知って受けると効果が違う!!part2」

 

完全個室空間でのじっくり治療。

冷え体質の改善!!びわ葉温熱と鍼のプロフェッショナル!!

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本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。
押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。

 

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