びわの葉治療院は痛みや症状の改善といった効果の特化した鍼灸院です

2019/06/03

「鍼灸治療で治す!!内臓の養生にはお灸がオススメpart1」

体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院

こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。

 


夏日が到来。

おまけにやや乾燥しているときたもんです。

カラッとしているので30度位の暑さがあっても、

その様に感じる事がありませんが、

熱中症や熱を発散できない人にとっては危険です。

十分ご注意を。

 


精神不安や気力減退が気になる


この季節よくある相談で、

「食欲がなく、元気が無く、疲れがとれない。」

一見ウツっぽくともとれる症状ですが、

多くは、

「気虚」

をベースとした症状です。

この「気虚」は次回ご説明するとして、

簡単に言えば、

慢性的な気力不足。

でも、この症状の人はかなりおります。

対策としては、

気力を引き出す方法を用いればよい

という事になります。

やはり、そういう事においては東洋医学が強い分野です。


体の治療には自然な考えが良い


東洋医学は、体の生体反応を利用した医学です。

体が修復に向かう過程を利用し、

その速度に合わせた治療法を展開する。

故に、受ける人により治療効果や回復時間も変化する。

自然に則したシンプルな方法です。

特に鍼灸は体内に直接刺激を与える事で、

生体反応を引き出すという特殊技術です。

故に、どこでも刺していいわけではありません。

時に、患者さんの反応を聞きながら行う事もあります。

大体は、ツボを主に治療していきます。


気の力がカギ


このツボには、

即ち、

常に体を暖め、回復する力

が蓄えられているわけですが、

体力のない人や体質が弱くなっていると、

ツボが空っぽになっている事があります。

ツボは気を溜め込むダムの様なモノです。

これが少なくなっていれば、気も綺麗に流れません。

そうするといくら刺激しても、

中々良くなりません。

その部分に気が溜まっていないので、

力が無い・・・

押すと反発が弱く、凹んでいる。

更によく触診すると、

健康な部分と比較して、

冷えた感じがするのです。

この冷えは厄介。

冷えが先行している状態だと、

全体的に気力に乏しく、

思考力や精神的に不安が生じます。

例えば、

通年、足先が冷えやすい方は、

「夜眠りに入りづらく、眠り浅く、目覚め難い」

という状態があります。

これも同様で、

気血が上手く巡らず、

微妙な体温低下があちこちで起こり、

自律神経や脳が養われない為に起こる症状です。

その多くの原因に、

内臓の気力が弱まっているという事があります。

気を作るのは内臓器官です。

気の生成は、

大気からの空気や水、食物を取り入れる事でなります。

しかし、内臓力が弱いとこれらを上手く合成できず、

気の生成が上手く行きません。

体内の気が減少し、

内臓も気を生成できないという悪循環に陥ってしまうのです。

食べても良く吸収できず、

常に栄養が不足する事態になります。

歳月が重なれば、

万年冷え

となり、

様々な疾患の温床となってしまいます。

その様な解決策として、

漢方薬(中薬)という選択肢もあります。

しかし、実際は漢方だけでは足りません。

万年冷えには、

直接的間接的温熱法が必要です。

もう一つ、外的な方法を組み合わせるべきです。

それは、

「灸」は、直接的な温熱刺激がウリです。

 

そもそも、漢方は中国医学です。

中国医学の原理に従うなら、

中薬と鍼灸は同時に行うのが基本。

別々に使用するのは、道理にかなっていません。

特に慢性化した冷えには、

きちんとした証(中医学的診断)を基本とした治療が必要です。

そうでないと、悪化する危険性があるからです。

その診断に基づき、中薬と鍼灸治療を合わせて行っていく事が重要です。

本日はこの辺で・・・


前回のブログはコチラから

「鍼灸医学:体の陰陽の話 part1」

 

完全個室空間でのじっくり治療。

冷え体質の改善!!びわ葉温熱と鍼のプロフェッショナル!!

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本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。
押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。

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