体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院
こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。
もう、台風の時期だとか・・・
梅雨時期に台風だと風がどうか・・・
しかも、又週末雨だとか・・・
体調に注意したい所です。
灸は今世界で流行っている
最近、国営TVで針灸に関する番組がありました。
日本も何の事情か分かりませんが、
針灸の認知度が上がる事は嬉しい事です。
その中で、気になったのが
「灸療法」
針に比べて、灸はマイナーなイメージ。
でも針同様、灸も治療効果が非常に優れています。
特に、内臓不調や疾患には非常に有効であるのです。
海外では、医療物資が行き渡らない場所でも、
手軽に素早くできる為、人々にとっては大助かり。
先進国でも、
現代医学とのタイアップで疾患そのものや免疫賦活に使用されていたりします。
灸を導入した治療法とそうでない治療法では、回復力にも差が出るほど・・・
日本では、
灸=火傷・アツイ・火傷による感染の危険性など、
マイナスイメージが横行していますが、
海外ではプラスイメージです。
灸の特性を理解すればその様な事はないのです。
ツボとは何か?
以前ツボ押し体操などが流行りましたが、
ツボ押しはとても健康に良い!!
ツボは健康かどうかの指標です。
実は、健康体の人がツボを押してもあまり効果を感じません。
押して痛くも感じないならそのツボが支配する部分はほぼ健康だと思って良いでしょう。
逆に、
押して重だるいような感覚を感じるならば、
体調が思わしくない。
その周辺や支配する内臓などに何か異変があるという事です。
異変というと怖いイメージがあるので、
調子が悪い程度のイメージです。
ツボは気(エネルギー)が蓄積する場所です。
健康状態が悪化すると、ツボにエネルギーが蓄積されにくくなります。
そうすると、ツボの部分がむくんだり、強張ったりします。
つまり、ツボに異変が起こっているのです。
その弱ったツボを押したりすると、
重だるい刺激を感じるのです。
ツボに灸をすると良い理由
昔から、三里の灸というのが有名です。
(スネの横)
足の三里に灸を据えると健康で長生きできる
といわれております。
足の三里とは胃腸機能を司る重要なツボ。
胃腸が元気でなければ、
食事から十分な栄養を摂取できません。
栄養状態の減退は、血流を乱し多臓器の元気を奪います。
最終的には脳も養えず、
元気でなくなるという悪循環を生み出すのです。
それ程に胃腸とは健康の要であるのです。
食事が楽しめるのは元気な証拠。
故に、昔の人はまず胃腸を健康にする為に
三里に灸を据えたと言います。
それだけでなく、灸療法は幅広く活躍しています。
関節・神経痛や内臓の調子が悪かったりする時、
灸の熱療法は、非常に有効です。
最初の灸は熱いだけかもしれませんが、
何度も繰り返していく内に、
熱さが和らいでいき、
体内に熱が浸透していきます。
多くの疾患は気が巡らず、
そこに熱が行きにくくなっています。
熱が溜まっていない為、血流状態も悪い。
故に、熱を与える事で気の巡りが回復し、
その環境が改善されるのです。
痛み止めなどとは違い、
体内環境を整備する事で、
痛み自体が治まっていくという治療。
体と自然の調律があった考えなのです。
前回のブログはコチラから
「鍼灸治療で治す!!:内臓の養生には灸がオススメpart3」