体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院
こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。
秋も深まり、晴天が続いております。
運動するには良い気候になりました。
時間がある時は軽い運動をすると気持ちの良いものです。
術後の違和感の針治療
今回の患者様ケースをご紹介致します。
55歳 女性
<依頼内容>
大腿骨頭部置換手術後の違和感の改善。
手術後に生じる臀部の違和感が残る。
リハビリ終了後も違和感に悩まされている。
考えられる原因としては、
手術後の周囲筋バランスの変化によるもの。
既に股関節の問題は解決済みである。
物理的な問題もあると考えられるが、
手術をしたという事で、
関節など患部への不安や痛みが少しでも残存している事の不安など
言動からも感じられる。
その様な経験が、
心因的な問題が更に痛みを生じさせている可能性は考えられる。
<施術内容>
触診の結果、
臀部及び腰部に緊張が診られた。
筋緊張がある部位に刺針及び通電。
手術後という事もあり、
なるべく、本人の様々な不安を考慮して、
最初は、患部から遠ざけての刺針に努めた。
刺激も調節しながら行った。
<結果>
これまで11回治療に及び、
徐々にではあるが、
以前と比較すると痛みの不安が無くなったという。
あくまでも、
本人の感覚ではあるが、
歩行は以前よりも楽になっているとの事。
以前のカクカクとしたぎこちなさが大分解消している。
触診しても問題であった患部の緊張は薄れている。
このまま治療が継続し、
心因的な部分との折り合いがついていけば、
改善していくであろうと考える。
次回は、もう少し掘り下げて考えていこうと思います。
今回はこの辺にて・・・
前回のブログはコチラから
「変形性股関節症 骨頭置換術後後遺症緩和例:55歳 K様 part1」