体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院
こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。
今日は暖かな日でした。
昨日の雨が春の風を連れてきたようです。
東京の桜の開花ももうすぐです。
皮膚や筋肉の変化は内臓の変化
「内臓の状態は皮膚の鏡である」
という言葉を聞いた事はありませんか?
心臓や肺臓など、
色々な臓器は全て皮膚の状態をあらわしています。
普段の問診でよく使うのですが、
例えば、
皮膚が白薄なら肺の力が弱い・・・
吹き出物が異常に出るなら脾と胃の力が弱まっている・・・
肌の色がくすみ、思う様に力が発揮できずに疲労が目立つなら、
肝の力が弱まっている・・・
などなど、
皮膚や筋肉の状態で、
内臓の健康度もある程度わかるという指標の様なものです。
腰の要は腎にあり
特に今回はストレスと腰痛のテーマですのでその辺を強調します。
腰というのは、
腎臓の辺りにあります。
腎という文字を見て頂くと、
大臣の臣が使用されています。
この事からも、
臓器の中では位が高い臓器だとされています。
話はそれますが、
人の死因で、よく腎不全という事がありますが、
腎臓が機能しなくなると、
体内に毒素が滞留し各器官に大ダメージを与え、
結果的に諸機能がダウンしてしまいます。
話は戻りますが、
腰という文字は肉月に要なので、
筋肉の重要な拠点であり、強力な筋肉です。
腎臓を守る重要な筋肉であるのです。
腰はとても強力な筋肉です。
人体の中心にあり、全ての体重を集める部分です。
ここに集まるエネルギーはすさまじく、
そのエネルギーを管理するのが腎臓であると考えられています。
即ち、ストレス、冷え、過労、房事、加齢で、
腎気が弱くなると途端にグダグダになってしまうのです。
感情は内臓でも反応する
内臓はストレスに非常に敏感です。
ストレスで胃が・・・
という事を感じた方は多いのではありませんか?
でも、ストレスって胃だけで感じるのか?
と考えた事はありませんか?
実は色々な臓器で感じているのです。
ストレスも様々です。
そのストレスがその後何処へ行き、
何処で処理されるのか?
ストレスの内容によって、色々症状も変化してきます。
これからのお話は、西洋医学では見かけない話です。
ストレスの負担がどこにかかりやすいかを述べています。
中国医学では、
「五臓と七情(感情)の及ぼす影響」
という概念があります。
七情とは、人の7つの感情。
怒り・思い込み・悩みなど・・・
いわゆる人間が抱く感情です。
感情は、
季節・気候変化や物や人と接したりする事で大いに変化します。
例えば、
肝臓=怒り
心臓=喜び
脾臓=思い込み
肺臓=悲しみ・憂い
腎臓=驚き・恐怖
そして、
季節では、
肝←春・木・風
心←夏・火・熱
脾←土用・土・湿
肺←秋・金・燥
腎←冬・水・寒
という様に属性に応じて臓器に影響を与えるものが異なるのです。
特に秋から冬、冬から春など、
季節変化で腰が冷えたり、水分代謝が悪い状態が続くと、
それ自体が大きなストレスとなり、腎に影響を及ぼし、
腰痛になるのです。
季節などタイプ別に見てみると、
その時期特有の腰痛というのが分かってくるのです。
今回はこの辺で・・・・
前回のブログはコチラから
「ストレスと腰痛の関係 part1」
完全個室空間でのじっくり治療。
冷え体質の改善!!びわ葉温熱と鍼のプロフェッショナル!!
本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。
押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。