びわの葉治療院は痛みや症状の改善といった効果の特化した鍼灸院です

2020/11/11

「ガン患者が東洋医学を求める時によくある話 part1」

体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院

こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。


空気が乾燥してきました。

気が付けば、11月の半ばに差し掛かろうとしています。

そりゃあ乾燥しているはずですね。

世の中では、コロナの第3波とか・・・

インフル、コロナ、感冒・・・

これからが本格期です。

注意しましょう。


施術側と患者の認識の違い


東洋医学治療をするものにとって当たり前の事が、

受け手にとっては初めての事もある。

分かっちゃいるけど、ここが肝。

これは、実際この仕事を始めてから幾度も感じてきた事です。

「東洋医学ってこの様なものなんだという考え方を、

患者さんが持って治療を受けられるお互い一番楽なのですがねぇ。」

と勝手に思うこの頃・・・

たまに、そういう感覚をもった患者さんに会う事もあるので、

以前よりも東洋医学の感覚も変化してきたのかと思う機会も増えてきたようです。

まあ、自分側の一方的な考えで恐縮ですが、

私自身もその様な感覚をもたれる方に来て頂きたいという念も強いのかもしれません。

でも、病は気からなんて言葉もそれがないと成立しませんし。

自分が知っているからと言って、その感覚で相手も知っているとは限らない。

というのは、肝に銘じて会話をしなければなりません。

 


東洋医学は生体反応を利用する技術


「結果や効果が重要である」

というのは、当然の理であります。

治療には結果がつきもの。

以前はそれを求めていました。

しかし、

とても変な言い方ですが・・・

治療を重ねていくと、

東洋医学という物は効くという事は十分重要なのですが、

あまり問題に感じなくなってしまった様な気がするのです。

 

あくまでも、効くとか治ったというものは、

身体が導き出した結果に過ぎない・・・

治療者側の独り言ですが、

どう身体が回復に向かうかに対して、きっかけのつけ方に気を付ける

という事。

後は、体自体が勝手に修復に導いてくれる。

結局、病気から回復するのは体の力がなければどうしようもない・・・

診れるのは途中までしかないのだから。

何だか哲学的で偉そうですが・・・

身体が治る方向に近づいているから、

身体の中では色々と変化が起こる。

それは、

時に悪く感じたり、

凄く良い兆候を得たりします。

そこに東洋医学的治療を加えれば、

好転反応という変化も加わる可能性もあります。


東洋医学を西洋医学的感覚で捉えてはいけない


好転反応・・・

これを西洋医学的感覚で捉えてしまうと、途方もない事になる。

ちょっとでも異変があれば、

それが「悪い」という感覚で捉えられかねない。

この感覚は厄介な物です。

結構、これが不安になり過ぎて、

回復傾向にあった治療を断念される方もいるので注意が必要です。

こればかりは、

いくら説明しても理解されない場合があるので、

言い過ぎても仕方無いのですが、

以前患者が話された言葉に、

「東洋医学=体にイイ事・無害・悪い事は起こらない」

というのがあったのを思い出しました。

過度な思い込みや認識は危険です。

東洋医学も治療ですので、色々な事が起こります。

温熱療法一つとってもバカにはできません。

ほとんどが、穏やかな変化を辿るものですが、

稀に起こりうる事象です。

注射するわけではないので、

薬の副作用とは全く異なり、

回復の途中に起こる生体反応であります。

治療は生体反応の変化を促すものだから、

変化が起こっている証拠であると言えます。

好転反応は、回復に至るプロセスの一部。

一端落ち込んで、そこから回復していきます。

丁度、晴天になる前の急な雨みたいな・・・

 

この様な事に慣れていないと不安もありますが、

回復している証拠だと前向きに捉える必要があります。


前回のブログはコチラから

「何故灸は慢性関節痛に有効か?part2」

完全個室空間でのじっくり治療。

冷え体質の改善!!びわ葉温熱と鍼のプロフェッショナル!!

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本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。
押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。

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