びわの葉治療院は痛みや症状の改善といった効果の特化した鍼灸院です

2022/02/15

「熱が体を作るpart3」

体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院

こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。


久しぶりの更新となりましたm(__)m

それにしても、

コロナはしつこい。

色々と変化する。

デルタの恐怖とは違い、

風邪の様な症状故か、

つい油断する人もいるかもしれません。

この寒暖の差が付け入る隙なのかもしれません。


健康に良い事=病気にならないではない


予防というとどの様な事が思いつかれますか?

免疫を上げる!!

腸活をする!!

どれも正解に近いかもしれませんが、

東洋医学的に診ると、ちょっと違います。

言ってみればこれらは企業的な販促に使われるフレーズです。

一つ一つに意味は当然あるのですが、

どれも、物質の一部しか見ていない!!

個人的には、これやればOKというフレーズはあまり好きではありません。

全ては連続性の結果

全て上手く噛み合う事で治療は動く

というのが頭にありますので、

本当に病気の方だと、

これだけでは足りなさすぎます。

当院に相談に来れれる方の中には、

この様な話を時折伺う事があります。

「○○に良いというので、○○サプリを飲んでいます。」

とか、

「○○の運動をやっている」

など。

○○の健康法をやっていたのにガンになってしまった・・・

という話をよく伺います。

確かに健康に対する行動力はとても素晴らしく、

健康にすごく気をつけていらっしゃいます。

とてもキッチリされておられる。

でも、

健康に良い事をやっているつもりなのに何故病気になるのでしょうか?


根本的な部分を見ていない


病気になるという事は、

何か原因があるはずです。

大抵は、自身の中身が問題になっているという事です。

病気になるというのは自身の何かが間違っていたという事。

この問題点をしっかり把握されておられない方が多い。

それを知らずして良いモノを摂っても自身に合うかは分かりません。

実は、体の根本を見たら必要な事が分かるかもしれませんよ。

意外に自分の事というのは見えないものです。

いきなり、勝手に病気になる事はありえません。

そこに気づかなければいけないと思うのです。


自分の体をよく理解する事


病気とは自分の中で作るモノ。

気は水穀を吸収し自身で育み、熱を作り、生きる糧となる。

故に、生活、環境などで気の精製が不十分となり、

熱が不足し、冷えた体になり、

気が病む事とある。

それ即ち「病気」也。

実際には、上述の如く単純なモノではありませんが、

私なりに病気の考えを綴ってみました。

 

病気とは、言わば自身の生き方の表れ。

意外に簡単なようで簡単ではない。

だから、回復したいなら自分の体を理解する事は重要です。

人から指摘されたりしないと、

意外に気づかない。

もしくは、

指摘されても、受け入れがたい事もあります。

当方も実際にそうです。

頑固で、上っ面の所を見ていたい、守りたいのが人間というもの。

でも、病気になったらそうは言ってられません。

解決しなければ命に関わるなら尚更です。

だから、自分自身をよく知る事が重要なのです。

例えば、

自身の体質、癖、性格など、

自分の特徴をよく知らないと、

仮に治っても又同じ事をするし、以前よりも酷くなる。

その様な事が実際起こりうるのです。


熱を届けられなかった残念な話


以前の話ですが、

とあるガンを患っていた方がおりました。

当初は当院の治療の趣旨をよく理解されておられたようで、

抗ガン剤もよく効いたおかげで、

半年後にはガンが消え、病気も改善。

非常に良い結果にお互い喜び合ったのを覚えています。

しかし、

安心したのも束の間、だんだんと来院が途絶えていきました。

当時の私としては、

病気とはそれ程甘いものではない。

奥に潜む事もある。

だから、十分すぎる程にきっちり叩く必要がある

そういった思いはよぎりましたが、

ご本人が来られない以上、仕方ありません。

それから一年ほど経って、

残念ながら一年とたたずに亡くなってしまいましたとの話を聞きました。

何が起こったのかは詳しくは聞きませんでしたが、

何となく予想がつきました。

思い返してみれば、

患者さん自身のポリシーがあったのかもしれません。

特に体を温める事に関しては抵抗感があったのは覚えています。

確かに、この治療は退屈かもしれません。

でも、とても必要な治療です。

この方には、もっと熱が必要であり、

それを作れる体にするには時期尚早でした。

熱が体を作る=熱が体を整える

その基本的考えに対しもっと理解を深めて欲しかったという願いはあったかもしれません。

治療は、目に見える部分の解決だけではない。

収まったと言えども気を抜くなかれ

という事を痛感した出来事でした。


体の根本をしつこく治療する


人によって、基本的な部分はそれぞれ異なります。

それをきちんと知った上でその人が必要な事を徹底すべきです。

治療を受ける側は特にそれを理解するべきです。

特にガン等の病気の根本には、

見えざる冷え

が大きく関与しています。

冷え自体は西洋医学で病名がつくわけではありません。

しかし、

東洋医学では、

「冷え」を「寒邪」と規定し、

「寒邪」の特性が心身にどの様な影響を及ぼすかを説いており、

完全なる病気

であるのです。

そして、もう一つ。

東洋医学(当院の治療)では、

ガンは治療しません。

ガンは結果でしかないという考えです。

寧ろ、重要なのは、

体の根本の問題を治療する。

という事です。

即ち、

見えざる冷え

の治療が重要なのです。

何故かと申しますと、

この見えざる冷えはあらゆる部分に影響を及ぼします。

体に表れる症状としてでしか感じる事はできない厄介者です。

例えば、

心に作用すれば、気力を削ぎ、憤怒、無気力、倦怠感を産む。

血流に作用すれば、流れを停滞させ、寒が四肢末端まで行き、気力を削ぐ。

内臓に作用すれば、あらゆる消化吸収を邪魔し、ついには食欲を減退せしめる。

病巣に作用すれば、病勢の拡大に寄与する。

という様に、とにかくロクな事しかない。

生命活動の基本的重要な部分を攻撃するのです。

実際のガンの患者さんはこの苦しみに悩んでいるのです。

ここを解決したいという声は数多あるのに答えが用意されていないのです。

これに対する具体的な方法を西洋医学では提示できないのです。

仮に提示しても、具体的にどうこうするわけではないので、

服用薬を処方されるだけという事になります。

別にこれは批判ではありません。

そもそもその様な考えが存在していないというだけの事なのです。

それ故、

東洋医学は足りない部分を治療します。

当院は隙間産業的な役割で一向に構わないと思っています。

現在の日本では、

東西医療の統合は存在しないので、

この様な治療を望むのであれば、

ここの治療は患者さんが頑張らなければなりません。

東洋医学がこの冷え部分の解決に力を注ぎ、体調を整える。

後の病巣の事は西洋医学にお任せすればよいのです。

そして、病中病後のケアを観察しつつ、

東洋医学を上手く利用し回復していく事が大切です。

無論、簡単な事ばかりではありません。

それ程にこの病気は重いものなのですから。

ある程度、改善プランがなければ誰もが不安になるだけです。

故に、当院の掲げる一案も必要があるのではないかと考えております。

この様な道筋を作る為にも見えざる冷えを解決していく事が、

病気からの改善に役立つ事はおわかりになるでしょう。


前回のブログはコチラから

「熱が体を整える part2」

完全個室空間でのじっくり治療。

熱療法を駆使し、

冷え体質を根本改善していく専門家

びわ葉温熱治療と鍼の専門院

真剣に根本の問題に向き合う方の為の治療院です。

当院の治療に関するご質問やお問い合わせはコチラ


本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。
押上 錦糸町 ガン悪性腫瘍に対する温熱専門鍼灸院 

びわの葉治療院です。

 

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