びわの葉ってご存知ですか?
公園や道端に見かける濃い緑色をした大き目の葉っぱです。
やはり、びわといえば果実が有名ですね。6月ごろにスーパーや八百屋で見かける薄オレンジ色の果実です。
子供の頃、6月になると友達と公園の枇杷の木に登って、枇杷の実をとって食べた思い出があります。
当時は、葉っぱなんて目にもくれませんでしたが、実は葉っぱこそ物凄い力を秘めていたのです。
その効果たるや、美容(美肌)・咳止め・去痰・胃腸改善・利尿とまだまだ色々あるのです。
本日は、びわの葉についてお話ししたいと思います。
びわの葉はバラ科の植物で、漢方の本には鎮咳・平喘作用としか書かれておりませんが、実は、民間療法としての地位が高く、昔は非常に重宝されていたそうです。
近年この葉のもつ効能をアメリカで調査したところ、ビタミンB17という成分が多分に含まれているという事でした。
ビタミンB17?ちょっと聞きなれない番号です。別名を「アミグダリン」といいますが、この成分はとにかく抗酸化・抗炎症作用が非常に強い。
人は弱アルカリ性なので、酸化する事で様々な疾病にかかりやすくなります。
「酸化」については別の機会に触れてみようと思いますが、ここでは酸化は体に良くないという事で理解してください。
「酸化」は身体のあらゆる場所で起こります。細胞も血管も血液も全てです。酸化により頭痛・肩こりを含め様々な疾患の原因ともなりえます。
ビタミンB17はこの酸性血液を、弱アルカリ性の血液に浄化する働きがあることが、すでに証明されています。
昔の人は、成分は知らずとも経験的に効能を理解していたようです。
次回はびわの葉のお役立ち情報をお伝えします。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
東京都墨田区横川4-10-5 びわの葉治療院 院長 諏訪
電話 07069788351