こんばんは、墨田区の鍼灸びわの葉治療院の諏訪です。
だんだん寒くなってきました。体も硬くなりやすいので、何をするにも準備運動が必要です。体が硬いと怪我をし易くなります。
重いものを持った時、ドーンと突然腰にくる衝撃。真っすぐ体を起こせない、曲げている体勢でしか安心していられない。
その様な経験ございませんか?
今回は何故腰痛が起こるのかについてお話ししたいと思います。
腰痛の起こる主な3つの原因
年齢問わず、多くの人が患う腰痛。腰椎間板ヘルニア、股関節痛腰、椎間関節痛などにまつわる病名は色々ございます。しかも、年齢層により原因は様々です。
1 骨による問題
腰は腰椎と椎間板により構成されさらに股関節の構成にも大いに関わっております。
故に、股関節が悪かったり、柔軟性がなかったりする場合でも、腰痛の原因にもなりますし、股関節痛にもなるので注意が必要
です。
20代~40代多いのが腰椎間板ヘルニア、椎間関節痛。
50代以降は骨の老化現象による骨変化。骨に棘ができて神経を圧迫したり、圧迫骨折による腰痛。
いずれも、神経を障害して起こる痛みが原因となります。
2 筋肉による問題
筋疲労による腰痛。ギックリ腰の急性腰痛。これは再発性が高いので、日々ケアをしなければなりません。
3 神経による問題
坐骨神経痛などによる腰痛。お尻が痺れる様な感じや張った様な感じがしたら要注意です。
まだまだありますが、日常起こりやすいのはこれらの症状です。
1・2・3共様々な活動で起こりますが、特にデスクワークでの長時間の中腰体勢、過度な運動や腰を冷やしてしまう、このよう
な事で股関節・腰椎の筋肉に負担をかけてしまうために血流障害を起こしてしまう為です。
直立になる事で腰に重力をもろに受け、上半身の体重を全て股関節で支えなければならなくなり、結果的に筋疲労が起きてしま
い、硬くなった筋肉は柔軟性を失い、骨、神経にダメージを与えてしまいます。
だから、日々、腰の血流環境を良くして、筋肉に十分血液を満たし、神経、腰椎の負担を軽減してあげれば、自ずと腰痛の
可能性を軽減する事につながります。
具体的にどうすれば良いのか?
痛くてどうしようもないなら今すぐ治療を受けるのが良いのですが、その程度ではない状態なら、日々腰に良い環境を与えてあげ
る事をお勧めします。
腹筋強化、腰痛体操、腰痛ベルトなど腰に良いことは多々あります。
でも、毎日続けるのは根気がいる作業です。
一番お勧めなのは、腰を冷やさない事だと思います。簡単なのは、腰を温める事。
お風呂で十分温める。自宅のお風呂が温かくないのなら、銭湯にゆっくり浸かる。
これは、精神的にもリラックス可能ですし、腰も十分温まる。
時折、腰が悪くなりそうな感じがしたら、早めに腰を保温する事。
特に、冬は冷えやすいので温めて腰痛対策を十分しましょう。
本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。
押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。