びわの葉治療院は痛みや症状の改善といった効果の特化した鍼灸院です

2016/11/18

腰痛体操(ストレッチ)part3 腰編 「マッケンジーエクササイズ」

腰痛予防対策について_押上・錦糸町の鍼灸院

こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。

前回、前々回と各種の腰痛体操についてご紹介してまいりましたが、少しでもお役に立てる情報提供ができたら幸いです。できる事からやっていきましょう。

さて今回は、腰痛体操といえばやはり、マッケンジー氏です。今では有名な「マッケンジーエクササイズ」です。

この体操ですが、実は失敗から発見された腰痛体操だそうで、その名も「エビ反りストレッチ」。

腰痛患者にベッドの上部がリクライニングしていたのを気付かずにそのままうつ伏せに寝かせてしまった所、患者の腰痛が改善したのがきっかけで発見されたそうです。

その時まで、腰痛患者にはうつ伏せ、ましてやエビ反りなんていう姿勢は禁忌とされていたのですが、これを機に学会で発表するや一代センセーションを巻き起こし、今や常識となってしまった療法なのです。

前置きが長くなりましたが、確かにこの運動をすると、腰の重だるい感じから解放されます。

一見すると腕立て伏せとエビ反りが合体したような運動です。

では、注意点を踏まえてご紹介してきます。

図を見ながらいきましょう。

1 まず、ベッドではなく、マットや絨毯の上にうつ伏せになります。
  

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2 おへそより上の部分を反ります。この時、両肘を胸の脇の所に置きます。イメージは寝ながらTVを見るときの姿勢に近い感じです。
  

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3 この時点でお腹を浮かせないで地面にフィットさてておくよう心がけて下さい。

4 お腹を浮かせず徐々に、両肘をのばしていきます。無理をせずにできる範囲で結構です。あなたの伸ばせる範囲が現在の限界です。(図2)
  

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5 その位置で固定し、そのままの体勢で1~2秒維持します。又、肘を立てたポジションに戻り、すぐに上体を先程と同じく起こします。

6 これを一日10分程度繰り返します。腰の調子が気になる方は2~3時間おきに行うと良いでしょう。目安は大体1週間程度の継続がお勧めです。

 いかがでしょうか?

勿論、すぐに良くなるわけではありませんが、これを反復する事で、椎間板などの状態が修復されやすくなり、ヘルニアの予防や腰周辺の筋力強化が可能になります。

腰痛になってしまうと思うようにトレーニングをする事もできないので、こういった方法から始めてみると良いのではないでしょうか。

最後に。妊娠中の人は、個人の判断では危険ですので避けましょう。又、既に腰部に強い痛みを持つ方はストレッチは避けましょう。専門家の支持を受けてから行う事をお勧めいたします。

次回は自宅でできる腰痛体操(股関節編・番外編)についてご紹介していきます。

本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。

押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。

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