体調不良予防対策について_墨田区鍼灸院
こんばんは、墨田区の鍼灸びわの葉治療院の諏訪です。
いよいよ、あと2週間弱で今年も終わりですね。
先週、自分は胃疲れで、土日は自分に鍼灸治療をし、静養していたので調子も戻ってきました。
かといって焦らずに、今週も気楽にやっていきましょう!!
さて、今週は胃腸を整えるという事です。
その前に、簡単に胃腸が悪くなりそうな前兆を紹介してみようと思います。
不調の症状もいきなり不調になるわけではありません。
不調に陥るには、それなりの原因があります。
「生冷肥甘厚味の過食」といった、いわゆる暴飲暴食を何度も繰り返してしまう。
その為に徐々に脾胃が痛めつけられて、やがて、不快感を感じるようになる。
こういった事がよくあります。
因みに、生冷肥甘厚味とは(生もの・冷たい物・油・甘・味が濃い物)の事です。
食生活は人により様々ですし、適量も体格や体力によって全く異なります。
でも、どんな人でも過度な食事を続ければ、必ず不調に陥るわけです。
「不調のサインはどこに出やすいの?」
口の両端にひび割れや吹き出物が生じた経験はございませんか?
ちょっと気になって、痛いですよね。
これは単なる肌アレ・乾燥だけではないのです。
実は胃の状態を表しているのです。
東洋医学では、「胃の開竅は口」という言葉があります。
まあ、口から胃は続いていると言えばその通りなのですが(;^_^A
それはさておき、口と胃は密接に関係しています。
口の状態で胃の状態が分かるという事です。
勿論、完全ではありませんが、ひとつの指標とはなります。
「だって、ついこの間まではそんな事気づかなかったのに、今日起きたら、口の角がピリピリ痛い。」
これって、やはり体に何らかの変化が起きている証拠なんです。
ひび割れだけではなく、口周辺の吹き出物もサインの一つです。
口角の周囲には胃のツボがあります。
「そもそも、ツボって何?」
簡単に言えば、ツボとはエネルギーが集まるところ。
いわゆる、人体のパワースポットと言いましょうか。。。
ツボにパワーが送られて満ちていればその部分に異変は起こらないのです。
そのエネルギーは「気」といいます。
大体、ツボは関節やエネルギーが必要な駆動部分に存在します。
そして、そのエネルギー生み出している場所は内臓なのです。
という事は、内臓のパワーが弱いと気はツボに集まってこない。
となると、そこに何らかの異変が起こっているという事になるのです。
「表面は内部を移す鏡」
内臓は外部とのコンタクトの為に必ず開竅部があります。
「胃は口」「耳は腎」などといった様に。。。
その内臓の支配範囲で何かトラブルがあるとダイレクトに反応してしまうのです。
つまりは、外部感覚器官は内臓の様子を表しているわけです。
だから、先程の口角が痛い場所に軟膏を塗っても症状は改善されない。
なぜなら、
「元が改善されていないから」です。
つまり、こういった症状は胃の調子が改善されるまでなかなか治りづらいのです。
こういった症状は前兆ですので、気づいたら、早めに対応しましょう!!
次回は「あなたの舌はどんな色? 色でわかるあなたの健康状態!!」です。
本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。
押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。