体調不良予防対策について_墨田区鍼灸院
こんばんは、墨田区の鍼灸びわの葉治療院の諏訪です。
クリスマスもあっけなく終わってしまいましたね。
皆さんは、ゆっくり過ごせましたでしょうか?
飲み過ぎた方もいらっしゃるかも(⌒∇⌒)。
前回、食事・健胃法など様々ご紹介して参りましたが、今回は「筋トレ」。
それも「胃に良い筋トレ」です。
特に、胃下垂などでのもたれ感が気になる方は是非参考にしてみて下さい。
その前に少しだけ胃下垂についてご説明していこうと思います。
胃下垂とは西洋医学では「胃の位置の異常」という状態を指します。
症状はあるがそれ自体は病気でないのです。
東洋医学では中気下陥証と表現します。
中気(脾気)が弱くなる事で胃を含む内臓全体のパワーが落ちてしまう。
(中気とは内臓を正常な位置に固定し、消化吸収を正常に行うエネルギーの事)
その為、内臓の機能が落ち、位置が下がってしまう。
特に水分が停滞する為、胃部が冷え、消化不良になってしまいます。
症状は、上記の症状に加え、胃の不快感・もたれ・膨満感・ゲップ・吐き気・食欲不振などがみられます。
体型も、冷え性・やせ形・お腹ぽっこり・姿勢が悪い(前傾姿勢)の方が多い。
長くなってしまいましたが本題に入りたいと思います。
やはり、胃が下がった状態ですので胃を元の位置に戻すためのトレーニングが重要!!
腹筋で胃の位置を改善していこういうのです。
でも、ただの腹筋運動ではありません。
重要なのは表面の筋だけではなく、その奥の筋肉も鍛えなければいけないのです。
今回のトレーニングは少ない回数でもかなり効果があるのでオススメです。
では、いってみましょう!!
「足上げ腹筋法」
皆さん「バタフライナイフ」という腹筋法をご存知でしょうか?
あの形に似ています。
そんなにキツイ方法でないので参考にして頂ければと思います。
イメージはこんな感じです。
1 仰向けに寝ましょう。
2 両手を頭の後ろに組みます。
3 両足を70~90度程度に上げましょう。
できない人は、壁に足をかけても良いです。
4 その位置で固定して、息を吐きながら、上半身をゆっくりと上げていきます。
5 5カウント我慢して留めましょう。数えたらゆっくり下ろしていきましょう。
6 10回を目安に休憩しましょう。それを3~5セット行います。
ポイントは、「息を吐きながらゆっくりあげ、ゆっくり下ろす事。」
初めの10回位は楽勝って思うのですが、だんだんにしんどくなってきます。(^_^;)
これをしっかりやるとかなり良いですよ。
ウエストもかなり絞れて一石二鳥!!
ツラいのは最初の一週間!!
でも、改善したい方はやってみよう!!
食生活も見直しつつ、是非、お試しあれ!!
次回は「胃下垂によい薬膳スープ」です。
本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。
押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。