体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院
こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。
今日は風が冷たいですね(´・ω・)。
節分付近はいつもこんな感じだという事を思い出します。
春までもう少し。
寒さに負けず、今週も張り切っていこうと思います。
では、前回の続きをお話致します。
「悪い姿勢が引き起こす痛みのメカニズム」
以前紹介したPCでの姿勢でも述べたのですが、バランスの崩れが痛みを引き起こすのです。
これが自転車だとこうなってしまう・・・

Jpeg
・腰を曲げた状態を続ける事により、脊柱起立筋・多裂筋の緊張が続いてしまう。
・特に腰を支える為、腹筋や肘に無理な状態で固定しなければならない。
・肘の固定により肩の関節が圧迫され、肩が押し上げられる。
その結果、肩~頚椎に繋がる筋肉に持続的に緊張が走る。
・腰を曲げた状態で漕ぐ事で、骨盤を引き上げて靭帯や腸腰筋に負荷がかかる。
・腸腰筋の連結する股関節(梨状筋)や太もも(大腿四頭筋)に負荷がかかる。
・お腹が圧迫されるので横隔膜や内臓にも負荷がかかる。
・ペダルを踏みこむ際に力が分散されてしまう為、膝への負荷も相当かかってしまう。
首・肩・背中・腰・股関節・膝と全身に影響が出てしまうのです。
大げさに見えますが、自転車に限らず普段の姿勢は、生活全般に及びます。
私は仕事上、高齢者を診る事が多く、姿勢の良い方は健康な方が多いです。
そしてもう一つ。
このコラムをお読みの方ならもう、お気づきの方もいるでしょう。
そうです。
以前ご紹介したインナーマッスルにも関連しているという事。
どんな運動でもそうですが、変な姿勢は骨構造をも変えてしまう。
大いにインナーマッスルがダメージを受けてしまう。
内部の筋肉のダメージは骨構造にも悪影響を与えてしまう。
以前のコラムでインナーマッスルは姿勢軸を作るのに重要だとお話ししました。
だから、痛めると面倒!!
しかも、回復に時間がかかる。
きちんと治療を施さないと中々回復しないのが特徴です。
「まとめ」
多くの筋骨の疾患の始まりは、筋>軟骨>骨という順番をたどります。
骨を支える多くは体の内部の小さい筋肉ばかり。。。
バランスを欠く事で被害にあうのはいつも小さい筋肉達。
負荷のかかり過ぎた筋肉は弾力性を失う為、靭帯・軟骨・骨にまで負荷をかけてしまう。
年齢を重ねるごとに、疲労は蓄積するのできちんとした対策をとっていきたいものです。
バランスの重要性が体に与える影響はご理解頂けたかと思います。
ちょっと難しい事を言ってしまいました(^^;)。
でもご安心ください。
簡単に矯正する方法がありますから。
「背筋矯正ベルトでも使うのかしら?」
いえいえ、勿論便利ですが、自転車だと結構背中が蒸れますよ。
しかも、外したら元に戻ってしまいますから。
「ではどうするの?」
「筋トレでもするのかしら?」
それも重要。
でも、もっと簡単で良い方法があるんです。
そもそも、自転車を乗るだけでも良いトレーニングですから(⌒∇⌒)。
ちょっといじくるだけでかなり楽になる。
次回は、「自転車で肩こり腰痛で悩む方。コレをちょっと変えてみよう!!part3」です。
本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。
押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。