体調不良予防対策について_墨田区鍼灸院
こんばんは、墨田区の鍼灸びわの葉治療院の諏訪です。
本日も晴天ですが風が強かったですね。
寒さは完全防寒で良いのですが、強風は堪えます(;´・ω・)。
本日は、自転車での首肩腰痛対策の続きです。
日常のちょっとした事で肩こり腰痛が起こってしまう。
ポイントはこの2つ!!
1 乗る姿勢
2 ハンドルとサドルのバランス
「姿勢」
よく、地面に対し垂直に乗るのが良いと言われます。
ただし、気をつけなければいけないのが手足の位置。
ポイントは3つ。
1 サドルにまたがった時、両足でつま先で立てる程度。
2 サドルに深く座らない事。
3 ハンドルに手を置いた時、肘が肩より離れすぎない事。
「ハンドルとサドルのバランス」
先程地面に対して垂直にと言っていました。
実は、ハンドルとサドルの位置が合わないと垂直姿勢は保てないのです。
「ちょっと位合わなくっても乗っていれば慣れてくる」なんて思っていたり・・・
でも、それがバランスを崩しているなんて思いもしません。
以前、腰痛で来院された方がいました。
ハンドルの高さで体のバランスが崩れていたんですね。
サドルだけ変えてしまうと腕腰の角度で姿勢をとろうとします。
腕で支えようとするあまり、肩腰もそれに合わせて前のめりになっていく。
丁度、図の様に肘が肩と直角かそれより下がっていく。

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こうなると、完全に前傾姿勢ですね(;´・ω・)。
更にバランスが悪いせいでシートの定位置にお尻が収まらない。
いつの間にかお尻も痛くなる・・・
骨盤だけで支え切れないので、手の置く位置が前過ぎたりするとそれに合わせて姿勢が変化してしまうんです。
だから、自転車を乗ると首肩・腰が痛くなる・・・
実はハンドルとサドルバランスの原因。
それを放っておくと、更に悪化する事もあります。
実際、私も経験をしているので断言できます。
「どう調整するのか?」
ハンドルが低くなれば前傾になります。
その分、背中が丸くなるので、肘が下がり、首肩腰に体重負荷がかかります。
だから、肘の位置を前過ぎないようにすべきです。
即ち、ハンドルの位置を変える。
ハンドル高さ調節
サドルにまたがって、ハンドルを握ってみましょう。
この状態で、肘が肩より前に出すぎているかをチェック。
肩二つ分位肘が出ていれば、ハンドルの位置を上げていきます。
ハンドル上げの目安は1.5~2㎝程度です。

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個人差がありますので、以下の方法を参考にしてみて下さい。
1 サドルに座り、握りこぶしをハンドルの上に置きます。
2 ハンドルを握る状態より肩に力が入らなければそこが適正位置です。
3 上げる高さは、握りこぶしの半分位の高さで良いでしょう。
スポーツ自転車などに慣れてしまうとハンドル位置が異なるので肘を伸ばしがちです。
ママチャリは後方に曲がっているので、肘を前に出し過ぎない様にすべきです。
自分で調節が難しい場合は自転車屋さんで高さを上げてもらいましょう。
週末はハンドルとサドルを調節してサイクリングに出かけてみるのも良いのでは。
本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。
押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。