体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院
こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。
普段当たり前のように飲んでいるコーヒー。
私はコーヒー通ではないので、豆や産地のうんちくは語れませんが、
ちょっとの工夫で意外な栄養素を得られるのです。
・「コーヒーに含まれる2つの抗酸化物質とは?」
前回ご紹介しました
「クロロゲン酸」「メラノイジン」。
この2つには抗酸化作用があるのです。
その前に。
「抗酸化作用とは何か?」
突然ですが「酸化」をご存知でしょうか?
「鉄が錆びるアレでしょ」
そうですアレ。
ボロボロになる状態ですよね。
もう少しいうと、
「ある物質から電子が奪われ、酸素とくっついた状態」を指します。
体内でも、同じ現象が毎日繰り返されます。
人の場合、細胞。
いわゆるDNAの損壊。
それを防がないとどんどん劣化してしまう。
老化現象の促進です。
注目のアンチエイジングですよね。
これはよく美容として注目されがちですが・・それだけではない。
体調不良・コリ・糖尿・ガンなども酸化が絡む。
体内では同じ酸化が引き起こされているのです。
それを防ぐには抗酸化物質が必要。
抗酸化物質を取り入れる事で酸化状態を還元する。
それを抗酸化作用と言うのです。
話を元に戻しましょう。
・「クロロゲン酸」
コーヒーにはクロロゲン酸という抗酸化物質を有している。
この抗酸化物質(クロロゲン酸・メラノイジン)が活性酸素を除去する。
(※活性酸素とはDNAを損傷させ体内を酸化させる物質の事。)
このクロロゲン酸、実はある方法で多く抽出する事ができるそうなのです。
それが・・・
「低温焙煎(浅煎り豆)」という方法
80℃位でゆっくり行う低温焙煎により多くのクロロゲン酸を得られるといいます。
あの薄い色のアメリカンコーヒーがオススメだとされております。
そして、もう一つの抗酸化物質。
・「メラノイジン」
コーヒーを煎る過程で起こるメイラード反応により生じる褐色色素。
加熱するとコーヒー豆は褐色に変色します。
この褐色成分こそ「メラノイジン」。
その中には、抗酸化作用・活性酸素除去・ガン抑制作用を有しています。
特に、コーヒーは肝癌抑制効果もあるといわれています。
「メラノイジン」はメイラード反応同様重要です。
今後、別のブログにて深く語りたいと思います。
次回は、「第三回 コーヒーの飲み過ぎは危険?東洋医学視点からのコーヒー」です。
本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。
押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。