びわの葉治療院は痛みや症状の改善といった効果の特化した鍼灸院です

2017/03/19

「自律神経の乱れが大きな問題を起こす。後編②-2 自律神経失調潜む様々な疾患と3つの養生法」

体調不良予防対策について_墨田区鍼灸院

こんにちは、墨田区の鍼灸びわの葉治療院の諏訪です。


 

さて、前回から自律神経と筋肉についてご紹介しております。

今回は、自律神経失調における疾患と対策ついてお伝えしていきたいと思います。

 


自律神経の失調に潜む様々な疾患


自律神経失調に至る原因とは何でしょうか?

過度なストレス・夜更かしなど色々思いつきます。

最初は、ちょっとイライラしたり落ち着かなかったり・・・

気が付くと様々な弊害が生じてしまうのが自律神経失調の症状。

そして中々回復できないのがこの疾患の特徴です。

 


筋肉や内臓にも大きな変化が起こる。


脊柱は神経の通り道。

脊柱周辺に変化が現れます。

頭部・頸・肩・背中など、これらの周囲が硬く緊張します。

押すと強い張りがあり、途切れが無い張りが特徴。

刺激には敏感であるので刺激には特に注意が必要です。

そして、内臓にも異変が・・・

多いのが、便秘や冷え性。

消化吸収が阻害されるため、便秘・便が硬い・臭いが強い・色が茶色なども。

さらに、栄養が吸収しにくくなり、内臓機能が弱くなり、熱を生み出せない体を作ってしまいます。

それが、全体に及び状態が進行すると、睡眠障害・疲労困憊・うつ状態・内臓疾患が出現してしまいます。

 


日常での対策はあるのか?


薬も改善には必要ですが、それ以外に自分自身で気をつけなければいけない事もあります。

回復につながる3つの対策をご紹介します。

 


1 自分にとって何がストレスかを良く知る。


自分が何にストレスを感じているのかを良く知る事が大切。

体が拒否反応を起こしているのを無理する事自体もストレスです。

ストレスが交感神経を興奮させてしまう為、今はストレスから逃れるべきです。


2 食生活や生活習慣を正し、バイオリズムを正常にする。


自律神経を乱すと基本的生活習慣も乱れてしまいます。

寝る時間を見直し、夜更かしはしない。

バランスよい食生活をする。

生活から自律神経を調整していく。

因みに、副交感神経の働きに重要な神経伝達物質があります。

代表的なものに、アセチルコリンセロトニンがあります。

これらを高める方法に関しましては以前紹介したココをお読み下さい。


3 手技・物理療法の有効活用。


「脳に安心感を与える」

これがまず大事。

脳が安定すれば、自律神経も自ずと変わっていく。

ではどうするのか?

外部刺激を利用する

脳は外部刺激に対して敏感。

「心地よい」感覚刺激は脳にとって良い刺激となります。

外部からの感覚刺激は脳を安心させ、自律神経の乱れを正常にします。

具体的には温熱療法鍼灸マッサージ・アロマテラピー

自律神経失調の方は、脳をリラックスする為の方法を忘れてしまっています

だから、落ち着きや安らぎがどんなものだったかを脳に教える必要があります。

それには物理的手段により、体から脳へと伝えていく方法が重要です。

程よい温かさゆっくりとした刺激は脳にとっては「心地よい」刺激です

脳が安心すれば、体に安心しろという指令が行き渡ります。

それにより、体の緊張がほぐれ各内臓の動きも整っていくのです。

 

次回は「後編③ 筋肉の異常緊張!!それは内臓の異常サイン」です。

 


本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。

 

押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。

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