体調不良予防対策について_墨田区鍼灸院
こんばんは、墨田区の鍼灸びわの葉治療院の諏訪です。
昨日まで晴れて気持ち良い天気でしたが今日は一日雨・・・
寒さも戻ってきてしまいました。
こうやって春に近づいていくのでしょうね。
さて、今回は筋肉の緊張、第三弾!!
内臓による筋肉の緊張です。
筋肉の異常緊張や痛み!?
お腹の調子が悪い時、腹筋が張った様な感じを経験された事はありませんか?
実は、内臓から発せられた救難信号なのです。
腹痛などでは、分かりやすい場合が多いのです。
胃・肝臓・心臓などでもこの様な場合があります。
どの様なメカニズムなのか?
簡単には、内臓が調子悪いと内臓を支配している自律神経が興奮して筋肉を緊張させるというものです。
例えば胃痛。
飲みすぎやストレスで胃が荒れるなんて経験がございませんか?
胃が痛かったり、疲れ気味だと胃の周辺が気になります。
つい胃を押したりしますよね。
意外に気が付かないのですが、筋肉も緊張をしています。
特に、胃の後ろ側。
背中の胃に位置する筋肉群です。
その辺りを軽く押しただけでも内臓に響くような感じがします。
症状によりますが、押されると「イタ気持ちいい」感じが残る。
正常な場合と異なり、胃にダイレクトに反応するような感じがするのです。
「これはどういう訳か?」
内臓が直接触れるからでしょうか?
それだとちょっと怖いですね(;^_^A。
実は、異変がある内臓付近の筋肉が関係しているのです。
筋肉が緊張しているのは内臓が命令を発している。
内臓が調子悪いと神経を介して付近の筋肉を緊張させて体に不調サインを発信する。
専門用語では「内臓体性反射による筋性防御」と言われるものです。
弱っている周辺を緊張させる事で守ろうと反応しているのです。

Jpeg
そして、もう一つ内臓の異変に反応する部分があるのです。
次回は、「後編③-2 筋肉の異常緊張!!内臓の異常サインと反応点 東洋医学的にどうなの?」です。
本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。
押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。