体調不良予防対策について_墨田区鍼灸院
こんばんは、墨田区の鍼灸びわの葉治療院の諏訪です。
やはり、晴れは良いです。
春の始まり頃が一番過ごしやすいです。
前回、内臓の異常サインがあると筋肉に変化が生じる事をご紹介致しました。
さて、今回は筋肉の異常緊張が東洋医学ではどのように見られているのか?
東洋医学的視点から筋緊張をご紹介していきたいと思います。
ツボと内臓との関係
皆さん、ツボのイメージは何でしょうか?
「ココを押すと○○に効果がある!!」
というイメージがあるかと思います。
確かにそれは正しい事ですが、もう少し意味があります。
「ツボは内臓の鏡」だという事。
それは、全てのツボエネルギーは内臓から発せられる。
内臓に異変があるとツボに反応が起こる。
「なぜか?」
気がカギを握っている!!
内臓からの筋緊張を語る上で「気」は外せません。
体の中には、気・血・水液が流れています。
特に「気」が大きな役割を果たします。
「気」とはエネルギーの源。
体を暖め、脳・内臓や血や水液を動かす力を持ちます。
やる気・気力・元気など言葉として良く使いますね。
当然ですが、生きている状態でしか「気」は働きません。

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ツボの役割
気・血・水液が経絡(ツボのルート)を通り、ツボに集まります。
ツボは筋肉や関節に多く存在します。

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ツボはエネルギーの集積所。
言ってみれば、体のパワースポット。
そして、
「ツボは筋肉や関節にダイレクトに反応する!!」
各内臓へ行き内臓を潤します。
元気になった内臓から気は作られ、又体内を巡る。
このサイクルが順調であれば、ツボも体も順調。
もし、
「内臓が悪いと・・・」
「気が十分作れない・・・」
「流れが悪くなり、気がツボにも集まらない・・・」
そうなると・・・
「肌の艶・色・ハリも悪くなり、筋肉も硬くなってしまう・・・」
これが内臓障害からの筋緊張の正体!!。
だから、
もし、弱った内臓を治すならば・・・
その内臓が支配しているツボに刺激をすれば良い!!
そうすれば、内臓が改善され、筋肉の異常緊張も改善する。
ツボに鍼や灸をするという行為は必要なエネルギー集める為!!
ツボで気を充填して、弱った内臓に送る為だったのです。

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漢方でも理屈は同じ。
補中益気湯や四君子湯とか・・・
これらは補気薬といい、足りなくなった「気」を補う方剤なのです。
次回は、「知っておくと便利な健康ツボ :筋肉の異常緊張 番外編」です。
本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。
押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。