びわの葉治療院は痛みや症状の改善といった効果の特化した鍼灸院です

2017/04/07

「季節は体の陰陽に大きな影響を与える」

体調不良予防対策について_墨田区鍼灸院

こんばんは、墨田区の鍼灸びわの葉治療院の諏訪です。

 


体にとって季節は大いに関わりがある。


世は春・・・。

季節は春爛漫。

出張帰りに、桜の香りに導かれ、いつの間にか九段下へ・・・。

千鳥ヶ淵の桜も見事に咲いておりました。

 

でも、こういう時が一番危ない!!

風邪や病気になる人が多い。

慣れた温度が急に変化して、体調が目まぐるしく変わるこの季節。

昨日まで、12℃程度だった気温が、次の日は気圧変化で一気に20℃なんて事も・・・。

そうなると、体も大変な事に。

 


実は体はまだ冬の状態


季節ものの服も片づけるこの季節。

体も準備段階なのです。

からへの動乱期。

春は冬の陰気と春の陽気が押し合い問答しているので、気温の変化が激しい。

体も体質のまま。

陽気が体内から出かかっている最中。

気温変化に踊らされ、体内の気も動き、「にわか陽気体質」になりがち。

だから、妙にウキウキしたり、変な精神状態や体調不良になってしまう事も・・・。

陰陽のバランスがとれて落ち着くのはやはり5月ごろでしょうか。

でも、ちょうど大きな休みを挟むので、ナーバスになりがちな人はそのまま引きずってしまう。

いわゆる五月病などもこの時期の影響が強く残ります。

 


陰陽から見た季節変化と体のバイオリズム


人も自然の法則と同調しています。

季節の変わり目は慎重に行動しなければいけません。

今回は、「季節とバイオリズムの関係」という事をまとめてみました。

 


陰の季節は秋~冬。


・乾燥して寒く、皮膚の汗孔は閉じる。

・気の巡りが落ち着き、臓器も動きが制限されます。

・代謝も控えめ。

・体表の陽気は内臓に帰着する。

・体表の陽気は弱く、体外の風に弱い

風は冷気を伴い、外から体内に侵入してきます。

体表の陽気が手薄な為、風邪をひきやすいのも秋から初春の特徴。

基本的に冬眠時期なので、トレーニングも陽気を消耗し過ぎないようにすべき。

足腰など陽気を養う、基礎固めのトレーニングが重要!!


陽の季節は春~夏。


・春温かく、皮膚の汗孔は緩む。

・気がよく巡り、臓器の動きが盛んになる。

・体表に陽気が溢れ、体内で風が生じる

おさらいになってしまいますが・・・。

春では温風となるので、外からの風の影響を受けにくい。

反面気の動きが内部で盛んになり、内臓運動が活発になる。

動き過ぎた気は内臓に負担をかけてしまいます。

特に気の運動を統括する熱を持ち体内で風(内風を起こしてしまう。

内風は上昇して気血を乱し頭部を襲いやすいので注意が必要!!

この時期、中風(脳血管障害)や高血圧・癲癇、頭痛、目まい、睡眠障害なども要注意です。

水分代謝に注意して、心身のリラックスを心がけましょう(⌒∇⌒)!!


本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。
押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。

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