びわの葉治療院は痛みや症状の改善といった効果の特化した鍼灸院です

2017/04/28

「抗酸化力を身につける体作り。part3 ついでに綺麗な腸を作る。腸の働き①」

体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院

こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。

 


今やどのメディアでも「腸」。

ヨーグルトや乳酸菌など腸に関する製品がたくさん溢れています。

でも、何故「腸」が注目されるのでしょうか?

腸って一体何をする場所なのか?

基本的な事なのですが案外知らない事も多い。

今回は「腸の働き」ついてご紹介します。


一番原始的。でも、優れた器官


 

 

腸の長さは、約9m

何とも、人体の中では一番長い器官です。

腸は大きく分けて3つ。

「十二指腸」・「小腸」・「大腸」

それぞれの大きさは、

 

「十二指腸」は大体25㎝。

「小腸」は全体で6m前後。

「大腸」は1.5m前後。

 

ここで、取り入れた食物や水分を消化・吸収していく事になります。

その他に、

解毒浄血合成免疫にも関与している優れた器官なのです。

因みに、

日本人の腸は欧米人に比べ長いと言われていますが・・・。

実はそんなに変わらない

実は、

消化酵素にある。

日本人はそもそも農耕民族なので、肉類消化酵素が少なかった。

現代は食事も欧米化が進み、多少は体質の変化もあります。

しかし、ミクロ的には農耕民族の気質を受け継いでいます。


食物の多くは小腸で吸収されている


食物は胃の強烈な酸で溶解されます。

胃液で分解された食物は十二指腸に運ばれます。

強酸状態の食物をここで膵液胆汁により薄め、更に細かく分解されます。

食物の吸収は小腸。

ここでの吸収が一番重要!!

小腸には絨毛組織があり、その中の微絨毛により、食物は吸収されていきます。

もし、この絨毛組織がダメージを受けてしまうと・・・、

どんな素晴らしい栄養もきちんと吸収されない。

 

そのダメージとはっ!!

ストレス・乱れた食生活・睡眠不足など・・・。

体内酸化を招く原因が腸内粘膜を破壊してしまいます・・・。

 

因みに、この絨毛組織の大きさですが、広げるとテニスコート一面分程の広さとなります。

そんな広さの物を収納できる人体とはまさに小宇宙と言えます。


大腸の働き


 

食物のほとんでは小腸で吸収されます。

大腸では、食物繊維の発酵と水分・塩分の吸収が主となります。

 

便の内、

大半は水分(60%)!!

腸壁細胞の死骸(15%〜20%)

細菌類の死骸(10%〜15%)

実は多いと思っていた食物は5%ほど・・・

だから、たらふく食べたりして、翌朝トイレで出したとしても、

実は、食物の残滓はほとんどない・・・。

だから、食べたら食べた分だけ吸収されてしまう・・・。

勿論、食べ過ぎれば、消化不良として排出されますが。

でも、それは不健康。

だから、

その人に合った適量摂取が必要!!

逆に、

便秘が長く続けば、

便中の水分が腸により吸収されてしまいます。

便がカラカラになってしまうのです。

だから、便も出づらいのです。


次回は「抗酸化力を身につける体作り。part3 腸を知る事が病気を改善する。腸の働き②」です。


本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。
押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。

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