びわの葉治療院は痛みや症状の改善といった効果の特化した鍼灸院です

2017/05/10

「抗酸化力を身につける体作り。part3 腸を知る事が病気を改善する。腸の働き②-1」

体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院

こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。


 

腸は非常に多彩な機能を有しています。

今回は、腸の機能。

特に7つの機能をご紹介していこうと思います。

 


腸は体の基礎をつくる


腸は、非常に長い器官ですが、

注目すべきは小腸。

「消化・吸収・合成・解毒・浄血・免疫・排泄」

ここでは非常に多くの役割を果たします。

きちんと処理されないと大腸に大きな負担になってしまう。

 

 


消化・吸収・解毒


食べ物はここで糖・アミノ酸・タンパク質と分解され、ここから血管に入って肝臓に行く。

必要な物とそうでない物を分別し肝臓で処理する為の関門とも言えます。

そして、

小腸の機能が弱いとせっかくの栄養素が上手く吸収できない。

冷え性寝不足ストレスイライラうつなどを抱えている方は注意!!

この様な事が重なると・・・

小腸の絨毛組織はデリケートなので、組織自体がボロボロになってしまう・・・。

この状態で、いくら良いサプリや栄養ドリンクを摂っても効果はどうでしょうか?

原因を取り除き、健康な絨毛組織を作る事が重要です。

 

 


「免疫」


体の健康を保つには免疫は非常に重要。

小腸内では体の6割のリンパ球が存在しています。

つまり、病気になりにくい体になるには腸の機能如何にかかっています。

腸の状態が悪いと、免疫機能が働かない為に疾患になりやすくなってしまう。

「免疫」についてはもっと語る必要があるので、別の回に詳しくご紹介したいと思います。


「合成」


体に必要なビタミンやホルモンを作る。

特に、腸ではセロトニンというホルモンを作ります。

このセロトニン。

以前、「幸せホルモン」という事でご紹介致しました。

脳内3大ホルモンの一つ。

「安定のホルモン」とも言いますが、

あがり症や不眠などストレスを抱えやすい状態を安定にして落ち着かせるホルモン。

だから、きちんと分泌されていないといけない。

しかし、これは脳内での働き

 

腸でのセロトニンの働きはちょっと違う。

それは、

蠕動運動亢進」・「血管収縮」・「痛みの調節

特に「蠕動運動」。

「蠕動運動」は腸を良く動かし、便をスムーズに出す運動。

便秘がちの方は「蠕動運動」が上手くいかない。

つまり腸のセロトニンが上手く合成できない

 

逆に、セロトニンは合成され過ぎてもいけない。

試験などで極度の緊張状態で便が緩かったり、下痢になってしまう事がありませんか?

私も以前コレで悩んだものです。

受験会場に行く電車の中で、腹痛で何度も途中下車・・・。

会場には遅刻寸前、ホント最悪でした・・・。

これぞ「過敏性腸症候群」という症状。

過度な精神的緊張が招くものなのですが、

脳での緊張状態により、交感神経が興奮してその指令が腸へいってしまう。

その結果、腸ではセロトニンが過剰分泌され、消化吸収できずに蠕動運動だけが活発になってしまう事が原因なのです。

これを防ぐには、

 

1 セロトニン合成を促す栄養(トリプトファン等)を摂る。

2 過度な精神緊張環境を作らない事!!

3 栄養をきちんと吸収できる小腸(絨毛組織)を鍛える。

 

特に3を鍛えるにはどうすれば良いのか?

それは・・・

次回にお伝えします(⌒∇⌒)。

 

 


本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。
押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。

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