びわの葉治療院は痛みや症状の改善といった効果の特化した鍼灸院です

2021/12/31

「回復に東洋医学(鍼灸・温熱)を上手く導入するにはpart6」


体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院

こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。

 


いよいよ大晦日。

まあ、西暦ですが。

何だかんだ言って、

今年一年を振り返ってみると、

色々名方々との出会いがありました。

色々な事もあれど、

その状況の中でまあまあやれたのではないかと思います。

「感謝」です。

引き続き、

「感謝」を胸に、

来年も、気楽に楽しめればと思っております。


体熱の循環を活発にする


前回の続きです。

では、具体的に「冷え」をどうするかという事ですが、

その前に、

東洋医学の治療の究極な所は、

「出入り」

の治療。

この「出入」をきちんとできる体にする事が東洋医学だ。

という事を認識して頂きたい。

つまり、

出すもの出して、

吸収できるものをきちんと吸収する。

その様な、

当たり前の体に戻す

という事。

呼吸然り大小便、発汗、吸収然り

とても基本的な事に重きをおいています。

常に、そのサイクルができていれば健康であり、

それができなければ、

即ち病気になっていくのです。

当然、

年をとればそれが上手くできない人は冷えになりやすく、

若くても、それができない人は冷えになりやすいのです。

それ故

当院での治療は、

根本的に共通する事。

冷え

であれば、

を与えればよい。

という単純発想で考えています。

詳しい治療内容は割愛させて頂きますが、

勿論、

体に熱が根づかない体の弱い方に、

いきなりを与えたからといって、

いきなり良くなるわけではありません。

でも、

これはトレーニングみたいなもので、

繰り返し単純な治療を繰り返す事で、

その弱まった蓄熱力や産熱力を復活させる事はできるのです。

無論、

これは手に施し様のない病状には難しいですが、

どんな状況でも、

関わり方次第では何らかしら得るものはあると、

今まで経験させて頂きました。

とにかく、

熱を以て、体熱循環を改善する

これが大前提です。

とても簡単な考えです。

具体的な病気をどうこうするわけではないのです。

実際、当院でやれる事はこれ位のものです。

しかし、

実際はこれが一番難解な作業なのですが (;^_^A)。

焦る人や目先の結果を見ている方は、

ここで反感を持つかもしれません。

しかし、考えて頂きたい。

基本的な部分ができていないのに、

いきなり強敵に戦いを挑むのは無謀ではありませんか?

まずは、体の基礎作りです。

それすらないのに、

強烈な抗ガン剤を喰らったらどうなるでしょうか?。

結果はどうなるかは分かります。

どんどんガレてきます。

その様な強烈な治療を受けるのは患者本人です。

今までその様なケースは何度も診てきました。

だから、

いい加減それはやめましょう。

その単純すぎる理屈に気が付いた方とそうでない方とでは、

回復にかなりの差が生じます。

ハッキリ言ってしまえば、後者の方は上手くいきません。

言うなれば、

少しづつでも良いから、

こちらの理屈を理解して受けられているのか?

それとも

そうでないのか?

また、自分流を持ち込みますか?

まだ、自我を主張されますか?

結果は歴然です。

病気とは、その人そのものです。

その生き方や考え方がきっかけとなって作り出すのです。

だから、

今、考え方を変え、生き方を変えなければ、

まず、回復は無理です。

くどくなりますが、

当院が考える東洋医学的温熱治療の目的は、

その弱った体熱循環を改善させる事にあります。

これが上手く改善するという事は、

西洋医学の投薬や通常治療の効果にも十分影響してくるというわけです。


早い段階での東西併用治療を望む


先日、いらした患者家族の方が、

もっと早くにこれらの治療を上手くかみ合わす事ができていたら・・・

この可能性にもっと早く気づきたかった・・・

と涙ながらに仰っておられました。

今年は、その様な現実を何度も目にしました。

非常に残念でなりません。

「末期でも良くなった!!」

という本などを見かけます。

本音を言えばそうありたいです。

嘘ではないですが、

しかし、そうなる方は稀です。

奇跡や棚ぼたというのは、

タイミングや今までの取り組みがある程度揃って起こるものだと思います。

そのチャンスを受け取れる一番近い位置にいる人が受け取れるのです。

奇跡というのはある意味、必然なのかもしれません。

 

ガンなどの末期症状では、

治療がきちんと受け入れられない体の段階に達しています。

病気の好む「冷え」支配され器が脆く駄々洩れになってしまっているのです。

もはや、

体循環を巡らす器を整える時間がないのです。

しかしながら、

患者にとってみれば、西洋医学での選択肢が無くなった状態で、

純粋にこの温熱の暖かさは、

治癒を超えて安らぎに近い物を与えるかも知れません。

この温熱の恩恵は余りあるものがあると言えます。

しかしやはり、

こうなる前に手を打ちたいのが本音です。

もっと前に気が付いて欲しかった。

回復の可能性がある時に、

西洋医学治療に加えて、東洋医学治療という選択肢を気がづいたなら、

早い段階で相談するのも手だと思います。


西洋医学治療を上手く生かす為に東洋医学の治療を導入する。


西洋と東洋医学のコラボ

この考えはもはや当たり前になってきています。

まだまだ、日本では漢方がコラボしている程度ですが・・・

鍼灸は古代から人々を救ってきました。

古代からずっと身近にあった医学です。

この力は今の現代医学の足りない部分を補完するだけでなく、

この医学単独でももっと役立つものである。

そう信じています。

好きなくとも私は必要だと考えています。

西洋と東洋ではその病気の状況で関わる部分が異なります。

お互い治療の邪魔をしない方法があるはずです。

それで、患者にとってより良い方法があるはずです。

その事で、色々と相談を受ける事があります。

全ては自分の体です。

自分がお金を払って行う治療です。

誰が決めるものでもありません。

理論的に無理がないなら、

そこに遠慮は要りません。

医学的根拠があって、危険性や不要であるならやめるべきですが、

自分にとって有効である可能性があるなら、

積極的に考えてみる事も必要ではないかと思います。


今年もありがとうございました。

良いお年を。

m(__)m


前回のブログはコチラから

「回復に東洋医学(鍼灸・温熱)を上手く導入するにはpart5」

完全個室空間でのじっくり治療。

熱療法を駆使し、

冷え体質を根本改善していく専門家

びわ葉温熱治療と鍼の専門院

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本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。
押上 錦糸町 ガン悪性腫瘍に対する温熱専門鍼灸院 

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