びわの葉治療院は痛みや症状の改善といった効果の特化した鍼灸院です
「ガン緩解後に東洋医学を導入する方に・・・part2」
体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 新年まであと5日・・・ おかげさまで、年末は忙しくさせて頂き、 31日まで仕事をさせて頂けるのはありがたい事です。 自分の限界値を超えてはいけない ほんのちょっとした事の積み重ねが、 病気を招くという意識を持つ事が重要です。 これは、自分の経験に基づくものであります。 常に体のテコ入れをしていく事が重要だと思うのです。 体も疲弊していきます。 それは、どの様な外的なストレスや内的ストレスという事も関連していきます。 当院に来院される方の最近の傾向では、 遺伝性のガンがなくても、 ガンになってしまったという事を話される方が多いのです。 それどころか、 全く病気という病気をしてこなかった方や、 風邪すら数年ひいた事がないという方もいらっしゃいます。 何故でしょう? お話を聞いてみると、 意外にも外見からは想像もつかない程、 心的肉体的ストレスを受けけている傾向がある様です。 生き方にストレスを抱える傾向にあり、 それが、ストレスと認識できていない程多忙である。 日々に追われ、雪崩れ込むように次の日次の日と過ぎてしまう。 それが解消されずに持ち越してしまう。 これは、現代を生きる人々の課題でもあります。 心や体を整える事がない。 もしくは、 それを忘れてしまっている。 体にサインが出ていても、 とりあえず、 薬など対症療法で抑え込んでしまう。 これが危険な第一歩となります。 勿論、 持病など、色々な病気がありますから、 飲むべき必要な薬はあります。 そういうものは除き、 体の日々の心身に蓄積された問題、 病的に思考が傾くと、 こういった問題を軽視してやり過ごしてしまいます。 ですから、 薬や自分の体の状態に対する関心を傾け、 自分自身の治療ポイントや治療タイミングを見つめなおす必要があります。 何でも薬で対処すれば良いという安全神話に頼り過ぎると、 自分の限界を超えても、やれるという変な自信が自らを駆り立て、 結果的には、身体、精神に大きなストレスを宿し、 内なる病を育てる事になります。 それが、「ガン」だけでなく、 色々な病気の温床ともなっているのです。 前回のブログはコチラから http://bwnh.jp/risk/2320/#detail 完全個室空間でのじっくり治療。 冷え体質の改善!!びわ葉温熱と鍼のプロフェッショナル!! 当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。
「ガン緩解後に東洋医学を導入する方に・・・part1」
体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 気が付けば、もう12月も後半・・・ やる事が満載で、 ブログの更新が遅れてしまいましたm(__)m 重病を経験し乗り越えるというのは・・・ ガンやそれに相応する重病を経験された方にとって、 回復という言葉の重さは計り知れません。 一端は、「死」がよぎる、 自分の人生を考える貴重な経験をされたわけですから。 私も幼少の頃より20代前半にかけて、 国立がんセンターに入院し4度の手術を経験しました。 同い年の子が脚を失った方や、 無菌室から出られない状態の方など・・・ 色々な方を見てきました。 ある時、外泊から病院に戻ると、 同部屋の仲間が亡くなっていたという事もありました。 自分の世界では考えられない非日常がそこでは起こっているわけです。 その時の経験は、色々な意味で、 誰もが経験できない貴重な物となっています。 あの時の光景は、 とても暗く、恐ろしいイメージとして記憶しています。 それ故か、 無意識的の所で「体を守る」という感覚がある様な感じがします。 病気は治ったらそれで終わりか? 「ガンが治ればそれで後は関係ない」 「もう、治ったんだからもう治療もいい・・・」 と、 昔、とある患者が言った事を思い出します。 目の前の脅威を前にして、 運よくその脅威を払拭できたわけです。 もう、忘れて日常を楽しみたい。 確かに、だれでも思う所ではあります。 悪化しない方もいるので、 その様な考えも否定はできません。 しかし、 今後の人生を考え、 この状態をきちんと生かす機会を与えられたと考えるなら、 その後の生き方をちょっと変えてみる機会でもあると思う事もあります。 どう生きるか? その経験を又味わないようにするにはどうするか? それは、大きなテーマです。 ガンは治ったけど・・・実際の患者の現状とは 西洋医学は病巣の駆逐・排除の技術にはとても優れております。 実際、日進月歩で、 光免疫療法、化学療法、最新の抗ガン剤、免疫チェック阻害剤など ラインナップがかなりあります。 治ってしまうのだから東洋医学なんかの出る幕はないと。 私もそう思っていた時期もあります。 しかし、それに応じてガンの方が増加しているという事実もあります。 何故だか分かりませんが、 当院でもガン緩解後の治療に訪れる方が後を絶ちません。 以前よりむしろ増えている・・・ どうしてでしょう? ガンに対する患者の捉え方が変化している ガンになるの要因は何か? 大抵の方は、 遺伝?生活習慣?環境因子? といった回答をされます。 どれも正しい。 では、これらを完全になくせば、 ガンにはならないのでしょうか? 恐らくそうではないと思います。 どんなに上手くやっても、なる人はなってしまう。 実際その様な話はよくあります。 東洋医学では、 「気が病む事」 精神でも肉体でも気はどこにも存在します。 気を自身でコントロールしているわけです。 病気は自分で作るものと言われています。 だから、 病気というモノは出るのを前提として捉えていく。 一番重要なのは、 自分の体の特性をよく知る事 だと思うのです。 この考えは、 病気になったら医者に行けば良いという考えとは異なります。 自分で少しの変化にも敏感になる。 東洋医学って体の冷えだとか、 ストレスに弱いとか、 そういうちょっとした変化を扱い、 整えていく医学ですから、 この変化の後にストレスとかが繋がり、 ガンなどの大病に至るなどと考える医学です。 だから、 そのちょっとした事に敏感になる必要がある。 それにお気づきの方が、東洋医学に興味を持たれているのかもしれません。 次回に続く・・・・ 前回のブログはコチラから http://bwnh.jp/risk/2311/#detail 完全個室空間でのじっくり治療。 冷え体質の改善!!びわ葉温熱と鍼のプロフェッショナル!! 当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。
「ガン患者が東洋医学を求める時によくある話part4」
体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 おはようございます、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 毎年恒例の食品開発展(ビッグサイト)がやっています。 私も取引先が出店しているので行きたいところですが・・・ あの場所には万単位の人が来ますので、 リスクが高すぎます。 残念ですが、コロナで断念する事にしました( ノД`)シクシク… いつぞやかコロナは大丈夫だと言った人がいましたが、 この病気をなめてかかると本当に危険です。 免疫力が極めて低い方がかかれば、命に関わります。 いつまで、この状況が続くのやら・・・ 収束を祈るのみです。 東洋医学は西洋医学と何が違うのか? 前回の続きです 東洋医学も現代医学と同じ医学だから同じなのではないか? と思う方が多いでしょう。 では、 東洋医学ってどんなものって質問したら答えられる方は少ないと思います。 幾度もブログでは触れているのですが、 東洋医学と西洋医学は全く異なる治療です。 注射も打ちませんし (中国の中医大学では、例外的に中薬の血液注射は存在しますが・・・) 切ったりも大規模には行いません。 東洋医学的治療を受ける際には、 西洋医学とは何が違うか?という事は押さえておきたい。 特に難病で東洋医学をとお考えならば、 東洋医学は東洋医学的な考え方や感覚で受けないと、 大きな誤解が生じてしまいますので要注意です。 本題ですが、 西洋医学の最大の利点は、 直接的な手法による直接的効果にあります。 それは、 物理的な問題点を可視化、数値化し、 病気の個所を抑え、 状態を投薬でコントロールし、 病巣を破壊し、 可能なら取り除く。 薬の威力や外科的な技術で対応するという事です。 これは、問題の部分を即時に排除駆逐するには強力な利点であり、 故に誰に対しても、排除した結果が目に見えて分かる。 勿論、予後に対しては全く別ですが、 それを除けば、すごく明確です。 一方、 東洋医学はどうでしょうか? 数値化はできません。 診て、治療する部分が根本にあるので、 目に見える部分としての結果はあまり存在しません。 治療した事で結果的に脈が変化し血色が良くなったとかありますが・・・ その場においては、受け手の感覚の変化もまちまちです。 分かってくるのは、 日常でいつの間にか体がだんだん変化してきたという現象としてです。 いつの間にか生活がしやすくなっている。 という事があるのです。 前回のブログはコチラから http://bwnh.jp/risk/2277/#detail 完全個室空間でのじっくり治療。 冷え体質の改善!!びわ葉温熱と鍼のプロフェッショナル!! 当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。
「ガン患者が東洋医学を求める時によくある話 part3」
体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 毎日、天気が安定していて助かります。 掃除、洗濯もしやすいので、 今の時期からコツコツと掃除をして、 大掃除をしないようにしたいものです。 間違った認識で質問をしても期待通りの答えは得られない 先日の当院の電話にこの様な質問がありました。 「○○ガンですけれど、びわ葉は効きますか?」 と・・・(;^_^A。 よくある質問なのですが、 やはり言葉に詰まります。 というか、答えられないのです。 批判ではありませんが、 東洋医学でこれを対処する為には、 質問の観点が異なると言いましょうか・・・ 当方としましては、ご期待に添えそうにはなかったので、 再度ご検討頂きました・・・ 正直、この手の質問では、 東洋医学を真剣にやられている他の鍼灸院でも、 その質問に対して答える事は困難だと思います。 肩こり、腰痛など整形的要素での相談であれば、 さほど問題ではないのですが、 ガンや難病など長期的な治療を要する疾患に対して東洋医学を利用する場合、 この考えは非常に危険なのです。 よく、ありがちなケースが、 ガンの方や西洋医学では対処できない他の病気の方が、 この認識のまま、 東洋医学に答えを求めてくるという事実。 この様なケース、 仮に「できますよ」と答えたとして、 来て頂き実際治療をされたとしても、 東洋医学の立場からの治療アプローチを説明した所で、 患者側が理解できなければ、 「これ本当に効くのか?」 となってしまいます。 継続的な治療が望めないケースが多くあります。 本当に良い物でも効果として実感できる前に とりあえずお試しで終わってしまう。 当方としも、真剣に立ち会う以上、 お試しで終えるつもりで関わりたくはないのです。 頼みの綱として、 「奇跡」や「淡い期待」としての神頼み要素や、 「西洋医学的治療を受けたくはない」 といった思いで、 東洋医学を求めてもそれに応える事はできないのは当方としても残念な事です。 所謂、患者側の東洋医学に対する勘違いが招く結果となっているのです。 この誤解はどうして生じてしまうのか? これには、東洋医学の特性を理解できていないまま、 東洋医学でガンに関連する治療を望もうとするからなのです。 次回に続く・・・ 前回のブログはコチラから http://bwnh.jp/risk/2285/#detail 完全個室空間でのじっくり治療。 冷え体質の改善!!びわ葉温熱と鍼のプロフェッショナル!! 当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。
「ガン患者が東洋医学を求める時によくある話 part2」
体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんにちは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 11月ともなると朝は冷えています。 起き立ては、体が固まって、 いきなり動くとどこかを痛めそうで・・・ 私自身もいきなり動かないようにしています。 ガンや重病の方が東洋医学を受ける前に是非知ってほしい事 東洋医学でガンの対策を考えるなら、 西洋医学的な感覚でもって東洋医学を見てはいけない。 まあこんな偉そうな事を言っても、 「効くか効かないかだけを聞いているのだから、 そんな事はどーでもいいんだよ!!」 と思う方はいるかもしれません。 実際、私も何度もお目にかかりましたが・・・(;^_^A 以前は、それをわざわざご丁寧に説明してました。 でもその労力は無駄だと分かって、 今は止めにしましたけれど・・・(笑) でも、 この考えを理解せずして、 ガンの方や東洋医学に答えを求めにやってくる方が、 びわ葉や温熱や針とかを受けたいというのはやめておいた方が良い。 と断言できます。 何故なら、 全く無意味であるからです。 この意味の裏には、 東洋医学の世界に、 西洋医学的な観点での結果や効果を持ち込んで欲しくない、 患者自身が東洋医学的な感覚で治療に望んで欲しい という強い意図があるからです。 東洋医学はバランスの治療 東洋医学は体内のパワーバランスを高め、調節する医学です。 体調バランスの調整に治療の焦点を当てており、 この改善に集中する事で、 今で言う所の免疫機能改善や体温上昇などに繋がっていく。 それに伴い、修復メカニズムが正常化し、 結果として、疾患の治癒に繋がっていく という理論体系が確立しています。 だから、病気を直接治療するわけではないのです。 結果的に病気の状態が良くなるかどうかは、 患者自身の体調バランスの推移次第という事になるのです。 こう言ってしまうと、 何だか無責任な感じかもしれませんが、 結局の所、 治療者というのは、患者の回復力に委ねた治療しかできないのです。 そのキッカケをどれだけ高められるかが治療者の資質でもあるのです。 前回のブログはコチラから http://bwnh.jp/risk/2279/#detail 完全個室空間でのじっくり治療。 冷え体質の改善!!びわ葉温熱と鍼のプロフェッショナル!! 当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です
「ガン患者が東洋医学を求める時によくある話 part1」
体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 空気が乾燥してきました。 気が付けば、11月の半ばに差し掛かろうとしています。 そりゃあ乾燥しているはずですね。 世の中では、コロナの第3波とか・・・ インフル、コロナ、感冒・・・ これからが本格期です。 注意しましょう。 施術側と患者の認識の違い 東洋医学治療をするものにとって当たり前の事が、 受け手にとっては初めての事もある。 分かっちゃいるけど、ここが肝。 これは、実際この仕事を始めてから幾度も感じてきた事です。 「東洋医学ってこの様なものなんだという考え方を、 患者さんが持って治療を受けられるお互い一番楽なのですがねぇ。」 と勝手に思うこの頃・・・ たまに、そういう感覚をもった患者さんに会う事もあるので、 以前よりも東洋医学の感覚も変化してきたのかと思う機会も増えてきたようです。 まあ、自分側の一方的な考えで恐縮ですが、 私自身もその様な感覚をもたれる方に来て頂きたいという念も強いのかもしれません。 でも、病は気からなんて言葉もそれがないと成立しませんし。 自分が知っているからと言って、その感覚で相手も知っているとは限らない。 というのは、肝に銘じて会話をしなければなりません。 東洋医学は生体反応を利用する技術 「結果や効果が重要である」 というのは、当然の理であります。 治療には結果がつきもの。 以前はそれを求めていました。 しかし、 とても変な言い方ですが・・・ 治療を重ねていくと、 東洋医学という物は効くという事は十分重要なのですが、 あまり問題に感じなくなってしまった様な気がするのです。 あくまでも、効くとか治ったというものは、 身体が導き出した結果に過ぎない・・・ 治療者側の独り言ですが、 どう身体が回復に向かうかに対して、きっかけのつけ方に気を付ける という事。 後は、体自体が勝手に修復に導いてくれる。 結局、病気から回復するのは体の力がなければどうしようもない・・・ 診れるのは途中までしかないのだから。 何だか哲学的で偉そうですが・・・ 身体が治る方向に近づいているから、 身体の中では色々と変化が起こる。 それは、 時に悪く感じたり、 凄く良い兆候を得たりします。 そこに東洋医学的治療を加えれば、 好転反応という変化も加わる可能性もあります。 東洋医学を西洋医学的感覚で捉えてはいけない 好転反応・・・ これを西洋医学的感覚で捉えてしまうと、途方もない事になる。 ちょっとでも異変があれば、 それが「悪い」という感覚で捉えられかねない。 この感覚は厄介な物です。 結構、これが不安になり過ぎて、 回復傾向にあった治療を断念される方もいるので注意が必要です。 こればかりは、 いくら説明しても理解されない場合があるので、 言い過ぎても仕方無いのですが、 以前患者が話された言葉に、 「東洋医学=体にイイ事・無害・悪い事は起こらない」 というのがあったのを思い出しました。 過度な思い込みや認識は危険です。 東洋医学も治療ですので、色々な事が起こります。 温熱療法一つとってもバカにはできません。 ほとんどが、穏やかな変化を辿るものですが、 稀に起こりうる事象です。 注射するわけではないので、 薬の副作用とは全く異なり、 回復の途中に起こる生体反応であります。 治療は生体反応の変化を促すものだから、 変化が起こっている証拠であると言えます。 好転反応は、回復に至るプロセスの一部。 一端落ち込んで、そこから回復していきます。 丁度、晴天になる前の急な雨みたいな・・・ この様な事に慣れていないと不安もありますが、 回復している証拠だと前向きに捉える必要があります。 前回のブログはコチラから http://bwnh.jp/risk/2263/#detail 完全個室空間でのじっくり治療。 冷え体質の改善!!びわ葉温熱と鍼のプロフェッショナル!! 当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。
「何故灸は慢性関節痛に有効か?part2」
体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんにちは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 温かい物は気持ちを穏やかにする 寒くなってくると、温かい物が恋しくなります。 温かい物質は、それ自体が精神的にも安定感をもたらします。 温熱が何故慢性痛と相性が良いか? ここで少しばかり、 この時期のありそうな慢性痛のからくりをご説明します。 寒くなれば、身体の古傷も痛み出したりしますが、 これは、環境の変化により、体温が下がり、 全体の血流が落ち込み、患部周辺の血流が落ちる事になります。 その結果、 神経・筋も柔軟性が減少し、緊張状態が起こります。 それにつれ関節内圧も変化し、 関節間や組織が擦れて発痛物質が放出される。 これが痛みの本体です。 この時点で、摩耗や組織の肥厚が起こり慢性化が加速。 同時に、交感神経が優位になり、全体が緊張状態に陥る。 すると又余計に関節に負荷がかかり、症状が悪化してしまう。 「動かすと痛い、でも動かさないわけにはいかない・・・」 当に悪循環の塊。 この様なメカニズムが患部に影響を及ぼしているからであると思います。 故に、 患部を温める事で、血流を改善していく必要があるのです。 温かい血流は患部を温めるだけなく、 筋・神経の緊張を緩和に役立ちます。 その為、関節内部の急激な圧力が減少し、 関節・組織間に間隙が生じ、 擦れたりする事が少なくなるのです。 慢性痛は冷やしてはいけない 上述の一連の状態を解決するには、 「温める」事が一番であると考えます。 よく、ず~っと慢性痛を抱えておられ、 常に冷湿布を使っている方がおります。 整形に行くと沢山貰って来るようで・・・ 痛みを通り越して、気休めだとご本人も仰っていられますが・・・(;^_^A 冷やしてしまうと患部組織や血流に悪影響を与えてしまうので、 良いとは言えません。 どうしても使うのであれば、 温湿布や鎮痛剤の方が有効だと思います。 しかし、それも一時的に痛みを取るだけで根本解決ではありません。 痛みを取りつつ内部の環境を修復していく事が重要です。 それは、鎮痛だけではできないのです。 当コラムでは、度々ガンの話をしますが、 「ガンだけを取れば治るわけではない」 のと同じ理屈です。 確かに究極の脅威は去ります。 でも、この時期の体内環境は非常に不安定です。 しかも、体力が急速に戻るわけでもありません。 この回復期をどの様に過ごすかも重要なポイントです。 本当に治るというのは、体の環境が整う事です。 ガンだけ排除されても、体環境はガンの時と同じ。 ここからが、感染・再発防止も含め本当に重要な治療というわけです。 話はそれましたが、 根本的回復を目指すなら、 やはり、「灸」などの温熱療法を治療に応用していくのがお勧め。 これを積極的に導入していくのが宜しいと思います。 昔からやっている簡単な事ですが、 シンプルなのに効果が見込める。 しかも、灸を受けた後って本当にボワ~とした心地よさが残ります。 おそらくは心身共にリラックスしたいるからであろうと思います。 でも、 いきなり薬局で千年灸を買ってどこに置いたら効率的か分かりませんよね。 初めての方は、鍼灸治療院で自宅ケアの方法を教わると良いでしょう。 聞けば、多分教えてくれます。 これから、関節痛などに悩みがありそうな方は、 冬の本格化の前に、マイルドな温灸療法を試してみては如何でしょうか? 前回のブログはコチラから http://bwnh.jp/risk/2255/#detail 完全個室空間でのじっくり治療。 冷え体質の改善!!びわ葉温熱と鍼のプロフェッショナル!! 当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。
「何故灸が関節痛には有効か?part1」
体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 関節痛って、本当に辛い・・・ 神経痛と共に厄介な痛みですよ・・・ 何といっても痛みが奥にあり、どこにあるんだか・・・ 運動時に鋭い痛みを発する。 しかも、治療の為にこの痛みを再現してみようものなら、 一瞬息が吸えなくなる位、痛い・・・(>_<) 関節が抜けたんではないかという位ショックな痛み・・・(>_<) 筆者である私は、今この状態にハマっています・・・( ノД`) この症状は、 塗り薬や湿布では、その場しのぎ程度にしか効かない・・・ 少なくとも自分は実体験でそう感じました。 どんな痛みにも言える事ですが、 痛みって、とにかく色々な気持ちを削ぎます。 やる気・・・ 気合・・・ 元気・・・ 全て奪い去ってしまう。 最終的には、 痛みに対して怒りを抱く程、精神的には辛いものです。 痛みがある時は、イライラします。 「温かい」ものはありがたい そんな関節痛ですが、 皆様はどの様な対策を施していますか? 電気療法・・・ 湿布・・・ マッサージ・・・ どれも、瞬間的には良いのですが・・・ 結局は決め手にかける。 これらは補助として機能回復にうまく用いるべき。 では、何が良いかって? 私の体験からは、 やはり 「灸」 原始的な「熱療法」 これ、自分が鍼灸治療家だからという理由だけではありません。 国から効果を標榜してはいけない言われようが、 これは紛れもなく、 本当に良い!! 特に痛みが慢性化して、時折痛みが強く出てしまう時、 季節や疲れにより痛みが起こる症状になってしまう状態ではとても有効的です。 灸というと「熱い」「苦痛」といった古いイメージがありますが、 今はそんな事はありません。 勿論、火を使うのだから根本的に近づければ熱いに決まっています。 でも、メーカーも色々と工夫を凝らし、 「灸」は、既に熱いという物ではなくなっています。 寧ろ、 「温かい」 という形に変化しています。 そして、「温かい」状態になると、 心が楽になります。 マジメに風呂に浸かると心が落ち着くのと同じように・・・ 痛みが発する部分というのは、 冷えているのが実感できます。 だから、十分納得いくまで温める。 そうすると、痛みが動きが戻ってきます。 これを日々繰り返す。 この繰り返しが肝であります。 これができないとすぐ悪くなります。 私なら、この痛みが解決できるならやります。 現在進行中です。 そのおかげか、以前より少しずつ回復しています。 私の場合は、あえて熱い灸を使っていますが、 やはり、元祖「灸」は良いですね。 温める・・・単純な理屈ですが、 単純故に意外に分からないものです。 次回に続く・・・ 前回のブログはコチラから http://bwnh.jp/risk/2214/#detail 完全個室空間でのじっくり治療。 冷え体質の改善!!びわ葉温熱と鍼のプロフェッショナル!! 当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。
「ガンになった患者さんからの回復体験談」
体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんばんは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 寒い雨を抜けて、 ようやく、 穏やかな秋がやってきたという季節になりました。 中医学では、 秋は2種類あり、 夏の余気を含む秋 と 冬の余気を含む秋 今の季節を、 涼秋というそうです。 「庇(ひさし)を貸して母屋を取られる」 という諺があります。 ほんの少し、間借りした人間がいつの間にか家全体を乗っ取ってしまう。 という意味の言葉ですが。 ガンも同様と言えるかもしれません。 最初はほんの少しのガンがあった。 それは、日々打ち消されていたはずなのに。 日々のストレス・・・ 体調変化・・・ 色々なモノが少しずつ蓄積し、 いつの間にか体環境が変化し、病気になっていた。 はっきりとした症状が出るまで気づかなかった。 とよくお話を聞きます。 でも、前兆を詳しく思い出していくと、 「今思えば・・・」 「そういえばこんな事があった・・・」 「こういう生活をしていた・・・」 「何か違和感があった・・・」 とか色々あります。 その経験は非常に意味深いものです。 しかし、 その時期に「それら=ガン」という様に直結するわけではありません。 中々気づかないし、考えつかないものです。 結果としてこの様な状態になってしまったという事の方が現実には多いのです。 東洋医学の分野では、 病気となる前段階での治療や調整を得意とします。 でも、実際はその段階での治療できるのは非常に少ないのが現実。 治療中に偶然発見する事もあったりしました。 必要な事や重要な事は患者さんが教えてくださる 患者さんの持っている情報や発する言葉に凄い重要な言葉が隠されています。 臨床をやっていれば当たり前のことなのですが、 つい、逃してしまう事もあります。 失敗やしくじりが治療者を育てるといいますが・・・ 治療者はそれを糧にしなければなりません。 それは、治療が上手い下手以上に重要な事です。 以前、患者さんが仰っていた事で、 「旅行後に急に下痢続きでおかしい・・・」 という事がありました。 旅行で、慣れない水や食が当たったかも・・・ 疲れが出てしまったのかも・・・ 色々な状況が考えられます。 この方は、社長さんで日々多忙な毎日を送られ、 年末は休む暇もない方でした。 仕事柄、ストレスは常に受けている立場でもあるでしょう。 いつも、せわしなく行動されているようで、 性格もせっかちな方です。 ウチにはちょくちょく治療に来られた方でした。 顔貌も冴えず、顔色も幾ばくか悪い・・・ あまりに気になって、脈をとった所、 いわゆる流れのおかしい脈を感じました。 正常人とはいかにも違う脈・・・ ストレスによくある脈状でもなく、 流れがゴツゴツと鈍い脈を感じました。 嫌な予感を覚えたのを覚えております。 痛みの有無や出血など色々質問し、 血便は無いみたいだが・・・ 便の出が悪いみたいだという事でした。 すぐさま病院での診察を勧めました。 すぐに、病院にも行かれたようで やはり、大腸ガンだったようです。 幸いにも切除できる状態だったのは良かった。 私は、達人ではないので、 患者の顔色を見ただけで判断できる程の技量は持ってはおりません。 いわゆる普通の治療家の範疇でしょう。 しかし、 たまたま、自身が幼少より大病を何度も経験し、 入院先ががんセンターで多くの重病者と接する事があった事など、 初めての修行先がガンの患者が集まりやすい治療施設であった経験から、 相手の発する情報や何気ない会話や状態を推察して提案する機会には恵まれているようです。 その様な経験が、 その人の真の問題を得るきっかけとなるという事は常に思い知らされます。 経験されてからの治療は全く意味が変わる 大病を経験されない方が未病治療をしようなんて非常に稀です。 でも、 一度死の淵に立つ程の病気を体験され、 そこから這い上がれた方はこう言います。 「体質を変える重要さが身に染みた・・・」 「未病の意味が分かったような気がする・・・」 「東洋医学の治療の意味が何となく理解できた・・・」 と、経験者の声は重い言葉です。 その状況を経験しなければ決して発する事が出来ない声です。 体質を変える治療の真意を理解された上で、 受ける治療にはその方の決意も感じられます。 前回のブログはコチラから http://bwnh.jp/risk/2230/#detail 完全個室空間でのじっくり治療。 冷え体質の改善!!びわ葉温熱と鍼のプロフェッショナル!! 当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。
「ガン患者が望む当院の治療part6」
体調不良対策について_押上・錦糸町の鍼灸院 こんにちは、押上・錦糸町の鍼灸。びわの葉治療院の諏訪です。 久々の晴れ。 晴れだと気分も良くなります。 今日も気楽に過ごしましょう。 今悩み、何か行動を起こそうとしている方へ 病態の体の環境をひっくり返す・・・ 大袈裟ですが、「体の大変革」 革命を起こす程の気概が必要となります。 とは言え、今何をすべきか悩む事があるとは思います。 運動・サプリなど・・・ 巷には健康情報は色々ありますが、 人って色々な情報を持っています。 私の所にも、 治療に関する色々な情報を持って来られる業者さんが沢山いらっしゃます。 信憑性が高い物からそうでない物まで色々あります。 「今、こんな物があるんだ」 と目から鱗が落ちる様な情報も結構入ってきます。 そして、値段もピンキリです。 高いから良いわけではなく、手ごろでも有用な物もあります。 本当に凄いです。 でも、全部使えるわけではありません。 それを取捨するのは臨床で患者さんを診ていなければできません。 やはり、その患者さんを直に見て話し合った上で決めていきたいものです。 注意したいのは、ネットの口コミなど・・・ どこまでが真実か分かりかねません。 「これ良さそう」で通用するのは、 電化製品や害のない物にしたいものです。 健康な方が使用するのとは全く違います。 特に健康食品などは、数値上でしか判断されていない物もある程です。 本当の部分では何があるか想定不能ではないかと思っています。 一つ間違えば、薬に匹敵する程効果が出てしまう物もあるのです。 良い方に出ればよいですが、そうでない場合は極めて危険です。 個人の置かれている状況も異なりますので、 全て上手くいくとは限りません。 全部自己責任の人体実験になりかねません。 色々、相談されます。 「○○は良いのか?」 「○○を使っている」 とか・・・ この期に及んで小手先の手は却って事態を悪化させるだけだと考えます。 それよりも、もっと基本に立ち返る事。 心身相当参っているのだから、 もっとシンプルでいる事が重要だと考えます。 自分の中の力を見つめなおすべきです。 精神論みたいで嫌悪感を抱くかもしれませんが、 身体が今本当に必要としている事を知る事。 即ち「体の声を聞く」という事を今やるべきです。 実際、深部の体温ともなると中々成果が上がりません。 でも、それが回復には必要です。 どんな治療にも必要です。 深部は生命力を突き動かす、 気血を本当に必要とする場所であります。 時に温熱、時に針療法など、ケースバイケース。 それが分かっていないと方剤(漢方)なども使えません。 その人その人にあった治療が必要になるのです。 もし、東洋医学治療に希望を見出すのであれば、 自分でどうにかしようと、 あれこれ考えても仕方ありません。 それを専門とし、それができる所に相談するのが良いかと思います。 そして、そこで心を開き、真剣に必死で取り組んでみる。 心が前進すれば、何かが変わる。 「病は気から」を体現している医学。 東洋医学は心に作用する治療であるのです。 心の深層に作用して、その結果が体に出現する。 その様な医学なのです。 前回のブログはコチラから http://bwnh.jp/risk/2217/#detail 完全個室空間でのじっくり治療。 冷え体質の改善!!びわ葉温熱と鍼のプロフェッショナル!! 当院の治療メニューはコチラ 本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。押上 錦糸町 鍼灸院 びわの葉治療院です。
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